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私たち人間の突然変異とは。

2020-02-27 | 学問
 2月27日 木曜日

 おはようございます。 ロスト・ロスト大王です。


この世では、

絶対に忘れていけないことがあるのです。

それは、この世が地獄であるという事実をです。

実際、地獄を喜んで迎い入れるなら、

森羅万象 : 総ての謎が解き明かされるように、

地獄 : あるいは人間の中間的な状態、

天国 : 神によって準備された一つの試練である。


ウィン・ウィン国王は 「適応者」 という

明確なビジョンによって自然淘汰を制したかに見えたが、

そう単純ではない。

なぜなら、ヒトの脳は欠陥によって変異したものだからだ。

人間の進化は欠陥によってもたらされたのである。

だからあなたが 「欠陥者」 だとしても問題ない。

本来、動物にとって脳の肥大は生存競争において命取りだ。

それは生存上有利な方法では決してないのである。

だから他の動物は脳を肥大させようとはしない。

脳が肥大すれば頭が重くなり重心が高くなるにつれ動きが鈍く、

見た目も悪く、捕食や攻撃に不向きとなり、

そのため、動物は遺伝子で脳の肥大を防止してきた。

しかしどうゆう理由からか、

人類だけが約300万年前に脳が何らかの原因で欠損した。

この時に突然変異が起きたのである。

私たちは欠陥によって進化した 「欠陥品」 なのだ。

「適応者」などと、カッコイイものではない。

また人類は強い顎を欠損し、同時に

完熟した果物しか食べられない弱い胃腸しか持たなかった。

そのため、火を用いた調理を憶え、鉄を生産し、世界を支配した。

脳の基礎代謝エネルギーは筋肉の16倍、

体重の約2%の脳が体全体の20%のエネルギーを消費する。

脳はまぎれもなく私たちの長所であろう。

しかしそれでも 「欠陥品」 なのである。

なぜなら、「怠け脳」 だからだ。

「怠け者、世にはびこる」

「長寿の秘訣は、怠け者であれ」

「社会の未熟さは、怠け者で測られる」

すべて地獄での黄金律の一つであるのだ。

ウィン・ウィン国王がどんなに抵抗しても無意味だ。

人間は地獄に屈するしかないのだ。




     つづく。



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