酒好き文化風俗研究者

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サイコパス・レポート

2018-12-18 | 日記
12月18日 火曜日

 おはようございます。 サイコパス調査員です。


報告致します。

私の古い友人で仕事仲間でもあるサイコパス・レポートです。

しばらくご報告が遅くなりましたことをお許しください。


以前、ご報告した通り

悪いことを行う者がサイコパスであり、

同じ能力を持ちながら悪事を行わない者を超人類。

一緒に考えては混乱するだけでサイコパスには永遠に勝てません。

そこで先日、

私が直接サイコパスに聞いてみました。

その時の会話です。


「お前、サイコパスだろ?」

「そうや。なんで分かった?」

「嘘が上手いからだよ。」

「嘘もバレへんかったらウソにならへん。」

「お前、悪いこと大好きだろ?いつも悪い事しか考えてないだろう?」

「正直、真面目に仕事なんて出来ん。悪い事以外したない。」

「それでもよく、悪い事をせずに頑張ってんじゃない?」

「悪い事してるって。毎日。分からんだけや。」

「そうだろうな。悪い事なしでは生きていけないだろう?」

「そうや。べつに死ぬのも怖ないしな。」

「そう言えば以前、付き合っていたあの彼女。お前、殺したろ?」

「そうや。」(もちろん冗談ですが、何も動じずに即答。さすがサイコパス)

「警察には疑われたけどな。」

「今の嫁さんとはいつも一緒で仲いいじゃない。」

「一緒におらんと仕事にならんのやわ。」

「お前、悪い事以外は一人で何も出来ないだろう?」

「ホンマは一人が好きやけど、めんどくさいんや。」

「人を脅して命令するのが滅茶苦茶上手いよな。」

「逃げんのも上手いで。」

「あっそうか! 妙に憎めないのも計算なのか。」

「サイコパスの口癖って、だるい・殺ったろか・まあええわ。だろ?」

「そんなことは、みんな言うとるやろ。」

「それが、パラノイアは言わないのさ。分かるだろ。」
(サイコパスはパラノイアの親分)

「お前さっきから、タバコをよく吸うね。」

「癌になってからでも一日に二箱吸うな。」

「さすが不死身のサイコパス。欲は無いの?」

「昔は見栄あったけど、大分まるくなったんやで。」

「年取ると、サイコパスもまるくなるのか。」

「それはそうと、桑名から離れたことないの?」

「ムショ以外ない。慣れた所が一番落ち着く。」

「悪い事がしやすくて、めんどくさいのか。」

「悪い事以外、何もしたない。」

「お前、中学生の時から悪知恵の天才だったよな。」

「今でも悪い事しとるで。」

「度胸あるし男らしくて人に好かれるからな。怖いもの知らずだろ?」

「アホか! いっぱいあるわ。」

「何が怖いの? 奥さん? 警察か? 悪事がバレることか?」

「やかましいわ。ほっとけ。」



結局、一日中、色々と質問してみた結果、

どうやら、本物のサイコパスとは

自身がサイコパスであることに自信を持っているようであり、

本人は楽しんでサイコパスをやっているのです。

したがって、サイコパスに伝えなければならないことは、

「あなたは悪事を考えればサイコパスだが、正義を考えれば超人類だ。」

そのことを教える必要があると感じ、友人に伝えたことろ、

何やら考え耽っていました。

心配いりません。私たちは善い関係を築けています。


また他のサイコパスの知人は、

二重結婚をしたり、ヤクザから数千万のお金を持ち逃げしたり、

覚せい剤の売人でパーティーを開催したり、バンコクで行方不明になったり。


ちなみに私ですが、

このサイコパスの人たち、まったく怖くない。

もしも、怖いと感じたのなら

一度、自分がパラノイアではないか、疑ってください。

パラノイア(超心配性)とは、サイコパスの真逆に当たる人のことです。

恐れたらサイコパスには勝てません。なぜなら、

危険なのは、サイコパスはパラノイアの扱いが滅茶苦茶上手いからです。

そして何より驚いたのは、

このパラノイアたちはサイコパスに心惹かれることなのです。

これがサイコパスとパラノイアとの関係性です。

サイコパスはパラノイアを必要とし、

パラノイアたちはサイコパスを必要としているのです。

これが一つの社会現象となるのです。

サイコパスに憧れてはサイコパスの餌食です。

出来ることなら、

このパラノイアたちを超人類にチェンジすることで解決するのですが、

現時点ではその方法が分かりません。

しかし、気になることもあります。

サイコパスが突然パラノイアに変わったり、

パラノイアが急にサイコパスになることもあるのです。


この調査は今後も続けて行きますが、

この友人であるサイコパスとはお別れです。

なぜなら、

私自身、このサイコパスを飽きてしまいました。

どうやらサイコパスは最初だけで飽きるようです。

だから、仁義なき戦いが始まるのです。

逆にパラノイアは飽きません。面倒見の良い大親分は超人類です。

私も、さらに強くて大きなサイコパスを探し求めて、

本日のサイコパス・レポートを終了致します。



  バーイ・ホォナー。




     つづく。