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二つのウラジミール。

2018-11-14 | 文学
 11月14日 水曜日

 おはようございます。 ウィン・ウィン国王です。


未だ誰も、共産主義が失敗し資本主義が成功したかを説明できていない。

どう考えても、お金主義よりも共同産業が合理的で美しいはずなのだが、

その通り行かなかったのは偉大なマルクス・レーニンにも責任がある。

マルクス・レーニンは経済の本質を見抜いていたことには違いないが、

書き遺す言葉が少な過ぎたのである。

その為に、その後の社会が混乱した。

従って、新世界秩序に必要なのは

もう一つのウラジミール・ノート。これで完成となる。

私がプーチン大統領を贔屓するのは、そういう事である。

社会思想に足りないものを共に補いたい。

プーチン大統領も薄々気づいていることだろうが、

どうやらこの世界は楽園ではなさそうなのである。

もしかすると、我々は共に地獄に堕ちているのかもしれない。

共産主義という美しい世界観が失敗に終わる理由がここにある。

実際、そう考えれば全ての謎が理解できるように、

インテリジェンスの頭の中もこれでスッキリすることだろう。

現代社会には新しい経済理論が必要なのです。

これは宗教ではなく、イデオロギーでもない。自然法則なのである。

自由主義経済、確かに聞こえは良いのだが、

いつになればそれが実現するのだろうか。

競争社会と権利の行使が繁栄を築く最善の方法だと信じる連中をだ。

たった一つでも法則を見間違えれば、混乱を招く因果律をだ。

プーチン・ノートとは、

社会の中で果たすべき特別な役割を持ったロシア国民であることを信じるものであり、

自然法則から逆らうことの出来ない特定の権利を創造主から授かっているのだと信じるものである。

もし私たちが倫理的逆風あるいは政治的逆境に直面したのなら、

ボイス(内なる声)、ミーム(遺伝子)の声に耳を傾けるべきだ。

自由放任主義や人間至上主義の主要な戒律には、

この内なる声が侵入や迫害から身を守るよう意図されている。

これらの戒律は、一まとめに 「ウィン・ウィン主義」 で示されている。

従来のマルクス・レーニン経済理論の継続で考えるなら、

ウィン・ウィン主義を付け加えるだけで良いのだが、実際はこれだけでは不十分。

ウィン・ウィン経済理論には新たな法則が必然で必要となる。

現在までの経済学とは、

1、自由放任主義

2、死の恐怖からのお金依存

3、男性主導社会

そして何をやって良いか判らず、とりあえず科学の進歩を優先する無目的な方針に対して、

ウィン・ウィン経済学とは、

1、共存共栄

2、死の克服

3、女性の重要性社会

明確なビジョンがある社会体制だ。

自由主義的な人間至上主義は人間を神聖視するとはいえ、

これらは一神教に基づいているのだが、

各個人の神聖で崇高な信念は、ミーム(遺伝子)の伝統的で直接的な遺産なのである。

心は一つ、ミーム(遺伝子)も一つだ。

社会主義的な人間至上主義という重要な側面も備わる。

個人を尊重しつつ集合体としての使命を帯びているのだ。

個人の自由と同時に、全人類の平等を求めている。

何よりも不平等は、人間の尊厳に対する冒涜だからだ。

人間の普遍的本質よりも皮相的な特性を優遇することになるからだ。

仮に、貧しい人々よりも富める者が人間的に優遇されたら、

あらゆる人間の普遍的本質よりも資本(お金)を重んじることになる。

確かに、我々人類を退化から守り、漸次的に進化を促すことには賛同するが、

だからこそ人類の最も進んだ形態であるミーム(遺伝子)が何よりも重要になる。

大脳だけでは争いを正当化して戦争を美化するからである。

人類を超人に進化することも、人間以下に退化することもありうるからである。

自然界の法則によると、

あらゆる生命体は冷酷非道な生存競争に否応なく参加していると説明する。

生存の為の戦いは激しく非情であるが、生命を維持する為の唯一の方法である。

この闘争により、生きることに不適切な者は全て排除され、

生き延びることの出来る者はすべて選ばれる。

これらの自然法則は情け容赦がないのだが、

不名誉な「わが闘争」を引用すれば、

「自然の鉄則に逆らおうと試みる者は自らの破滅をもたらすことに等しい」と。

ここまでは過去の歴史である。

私たちは次第に、人間の行動は自由意志ではなく、

大脳やミーム(遺伝子)、体内細菌によって生かされているのだと

薄々だが気づいているのである。・・・・・・。



この続きは、プーチン大統領次第です。

これは私の意志ではなく、ミーム(遺伝子)がそう言っているのです。

「二つのウラジミール」 なかなか面白そうでしょう。

良いご返事を。



ここで最後に一曲。

♬~♬「レーニン・ブルーもう、終わったはずなのに」

♬~♬「レーニン・ブルーなぜ、問いかけるの?」

♬~♬「あなたの幻、消すように、私も今日はそっと雨。」

♬~♬「あの頃の自信に満ちた社会に、包まれてた良き思い出が」

♬~♬「今も流れてる、この街に」

♬~♬「レーニン・ブルー、レーニン・ブルー、揺れる心、二つの涙」

♬~♬「ウラジミール・不屈のソルジャー。」




   つづく。