とりあえず読み始めた(ベストセラー本?)「日本国紀」。
ベリー来航の後の不平等条約のゴタゴタ、攘夷だの尊王だのが飛び回る中、佐賀県、鹿児島県、宇和島藩(愛媛県?)等はお殿様の命令で、苦労に苦労を重ね、外国と同じ蒸気船を作りあげる。(外国人が親切に教えてくれる訳ではなく、自分達での試行錯誤)
日本人って粘り強くて、手先も器用だったんだなぁ~~と思ったところで、明治時代へ。
明治時代以降は後でとっておくことにして、意外に面白いのでもっと昔から遡って読むことにした。
私はこれでも小学生の頃に日本史が大好きで、家にある図鑑の中で「日本の歴史」だけは何度も何度も読んでいたのである。しかしこの本には「今まで知らなかった!」という話が結構あって、面白い。当時から40年の間に、新しい定説や発見があったのだろうか。
天智天皇と天武天皇が兄弟ではないかもという説もあるとか、当時(韓国の)百済を助けるために日本からもたくさん兵力を出して助けようとするのだが、「こんなに兵力を出すなんてもしかしたら当時は植民地だったのでは?」という百田さんの「大胆な仮説」も紹介している。
(事実の証拠がないものは、あくまで仮説ですという前置きは忘れない。)
そしてカッコいいのは、「元寇」である。
当時ものすごい領土を持った強い国、蒙古のフビライが、日本も服属させようと使いを出したそうだ。
それを受けて立つは鎌倉幕府の若いエース。16歳の北条時宗。
最初は「こんな屈辱は相手にしない」と無視しているが、(これを外交に無知だったからとする学者もいるが、百田さんは無礼なヤツに返事をする必要は無いと思ったのだろう、としている。)やがて(2度目の弘安の役では)そいつが内情を調べるスパイだと分かると斬首にする。
フビライの兵が大量に攻めてくるが、日本の御家人も一致団結して守って守って守り抜く。そして上陸できないところに台風だかが来てひっくり返ってしまうのだ。ガハハ。(^o^)
それから、足利義満が自分の息子を天皇にしようと画策していたのも知らなかったなぁ~。自分も上皇と同じタタミを使ったり、息子の元服は天皇家と同じようにしたりして、あと一歩で息子が天皇になり自分も上皇になるところで、急に病に倒れて亡くなってしまったそうだ。(この絶妙なタイミングであることから暗殺説もあるらしい。百田さんも暗殺ではないかとしている。)
そういう所も日本人ぽいと言えるかもしれない。
もっと殺気立った国だったら、「こいつは独裁者だから殺してやろう」とか「殺した俺は英雄だ!」となるところを、「殿は流行り病に掛かり急に亡くなってしまいました。」とするあたりも、日本の歴史っぽい。。。。(ちなみに義満さん、それまではとても健康な方だったのだとか)
はー、アニメ一休さんに出てくる時は普通のお殿様だったのに、そんな欲張りだったとは。(言われてみると金閣寺もキンキラキン)
欲張りと言えば、今日の朝のニュースで、あのゴーンさんが、作業着を着てマスクとして、ラメラメの警備員のたすきみたいなのを着て歩いている姿はちょっとウケた。
あの変装は誰が提案したのだろうか。
ゴーンさん自らアレを希望したのなら良いのだが、あれを日本側から提案したとしたら可愛そうだよね~、変装がバレた上にあの格好の姿が全世界に流れてしまったなんて。。。。
ニュースでは矢印でゴーンさんのあちこちを指差し、「作業着」「マスク」「帽子」とか書かれてさらに強調されていた。
TV局ではその後で、あの作業着のマークを見て作業着店で値段を調べていた。4000円だったそうだ。
副タイトルが「日産車ではなくスズキの軽で・・・」というテロップ。
まだ無実かもしれないから上から布という訳にも行かずああなったのだろうか。
でもあれだったら普通の洋服で良かったのではなかろうか。。。。ナゼ??
ベリー来航の後の不平等条約のゴタゴタ、攘夷だの尊王だのが飛び回る中、佐賀県、鹿児島県、宇和島藩(愛媛県?)等はお殿様の命令で、苦労に苦労を重ね、外国と同じ蒸気船を作りあげる。(外国人が親切に教えてくれる訳ではなく、自分達での試行錯誤)
日本人って粘り強くて、手先も器用だったんだなぁ~~と思ったところで、明治時代へ。
明治時代以降は後でとっておくことにして、意外に面白いのでもっと昔から遡って読むことにした。
私はこれでも小学生の頃に日本史が大好きで、家にある図鑑の中で「日本の歴史」だけは何度も何度も読んでいたのである。しかしこの本には「今まで知らなかった!」という話が結構あって、面白い。当時から40年の間に、新しい定説や発見があったのだろうか。
天智天皇と天武天皇が兄弟ではないかもという説もあるとか、当時(韓国の)百済を助けるために日本からもたくさん兵力を出して助けようとするのだが、「こんなに兵力を出すなんてもしかしたら当時は植民地だったのでは?」という百田さんの「大胆な仮説」も紹介している。
(事実の証拠がないものは、あくまで仮説ですという前置きは忘れない。)
そしてカッコいいのは、「元寇」である。
当時ものすごい領土を持った強い国、蒙古のフビライが、日本も服属させようと使いを出したそうだ。
それを受けて立つは鎌倉幕府の若いエース。16歳の北条時宗。
最初は「こんな屈辱は相手にしない」と無視しているが、(これを外交に無知だったからとする学者もいるが、百田さんは無礼なヤツに返事をする必要は無いと思ったのだろう、としている。)やがて(2度目の弘安の役では)そいつが内情を調べるスパイだと分かると斬首にする。
フビライの兵が大量に攻めてくるが、日本の御家人も一致団結して守って守って守り抜く。そして上陸できないところに台風だかが来てひっくり返ってしまうのだ。ガハハ。(^o^)
それから、足利義満が自分の息子を天皇にしようと画策していたのも知らなかったなぁ~。自分も上皇と同じタタミを使ったり、息子の元服は天皇家と同じようにしたりして、あと一歩で息子が天皇になり自分も上皇になるところで、急に病に倒れて亡くなってしまったそうだ。(この絶妙なタイミングであることから暗殺説もあるらしい。百田さんも暗殺ではないかとしている。)
そういう所も日本人ぽいと言えるかもしれない。
もっと殺気立った国だったら、「こいつは独裁者だから殺してやろう」とか「殺した俺は英雄だ!」となるところを、「殿は流行り病に掛かり急に亡くなってしまいました。」とするあたりも、日本の歴史っぽい。。。。(ちなみに義満さん、それまではとても健康な方だったのだとか)
はー、アニメ一休さんに出てくる時は普通のお殿様だったのに、そんな欲張りだったとは。(言われてみると金閣寺もキンキラキン)
欲張りと言えば、今日の朝のニュースで、あのゴーンさんが、作業着を着てマスクとして、ラメラメの警備員のたすきみたいなのを着て歩いている姿はちょっとウケた。
あの変装は誰が提案したのだろうか。
ゴーンさん自らアレを希望したのなら良いのだが、あれを日本側から提案したとしたら可愛そうだよね~、変装がバレた上にあの格好の姿が全世界に流れてしまったなんて。。。。
ニュースでは矢印でゴーンさんのあちこちを指差し、「作業着」「マスク」「帽子」とか書かれてさらに強調されていた。
TV局ではその後で、あの作業着のマークを見て作業着店で値段を調べていた。4000円だったそうだ。
副タイトルが「日産車ではなくスズキの軽で・・・」というテロップ。
まだ無実かもしれないから上から布という訳にも行かずああなったのだろうか。
でもあれだったら普通の洋服で良かったのではなかろうか。。。。ナゼ??