きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

物忘れ

2013-08-14 | 日記
今月に入ってからあちこちでお祭りだ、花火だ、とやっている。
車の中からぼんやりと、私は行き交う人をながめてる。

そう言えば、夏のイベントがすぐ手の届くそこにあった時期があった。
子供が小さかったり小学生だったり、野球をしてたり、そんな頃だ。
スーパーボールすくいでぷよぷよのボールを喜んで取っていた頃だ。

気がついたら、kekeはそんなことが関係ないようになって、自分もそんなことがまったく関係なくなって、それでも気持のもちようで、あの人ごみの中に存在してみればそれなりに紛れる事もできなくはなさそうだけど、やっぱりあの「家族してます」「恋人してます」みたいなイカサマムード(こんな表現でごめんなさい)にパックリ飲み込まれてひれ伏しそうなので、車の中で唯一ホッとしながら、行き交う人を眺めながら、まるで違う世界を見ているような眺め方をする。


それでも今年は町内のお祭りに行ってみようと思っていた。
妹がいろんな世話役をしていたからだ。くじ券を持って出かけてみようと思ってた。
勇気を出して。1人で。

なのに、すっかり忘れていた。
気がついたらもう終ってしまっていた。何てことだろう。
ほんとに行くつもりだったのに。

まったく物忘れがひどくて、笑い話になるのか何だか分からないのが携帯電話だ。
私は忘れるのが心配なので、携帯電話に幾つかのパスワードを貼ってある。その中の一つがどうしても思い出せない。
それが何のパスワードなのかを忘れてしまったのだ。

携帯電話に貼ってあるぐらいなのだから、「覚えておかないとまずい」ものなのだろう。貼った時期も覚えてる。割と最近である。

kekeに「この何だっけ?」と訊いてみた。分かるわけが無い。教えていないのだから。
kekeは怒る。

(まぁいいさ、そのうち思い出すだろう)と思って1ヶ月も1ヶ月半も過ぎた。やはり思い出せない。その上、思い出せなくても生活に支障が無い。ますます気分悪い。

こんな時、父を思い出して「やばいかも」と思う。
誰にも言えないけど、私、片足突っ込んでいるかもと思う。

でも、叔母さんの葬儀の何かの時で妹も言っていた。
「最近物忘れがホントひどくて、父を思い出して心配になる。」と。

その言葉で自分だけじゃないとちょっと安心した。
これから携帯電話に何か貼る時は必ずkekeに断わっておこう。