斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

ニセコ町子ども議会を傍聴しました

2019-08-09 23:39:38 | 未来のニセコ
子ども議会が9日役場庁舎内の議場で開催され、10人の子ども議員が
一般質問をおこないました。今年は子ども議員の内、中学生が4人、小学生が
6人で女子が6人、男子が4人でした。20席近い傍聴席はほぼ埋まりました。
普段の定例会本会議でもこれだけの傍聴者がいるとニセコ町も大きく発展し
より良いまちに変わるのではないかと強く感じました。

一般質問内容は
①学校用のカバンについて、②ニセコ町の高齢化と介護施設の利用状態について、
③陸上グラウンドの整備について、④ちびっこ広場の整備について、⑤雪を利用
した誰でも遊べる場所づくり、⑥子どもたちがみんなで参加できるイベントや企画
について、⑦デマンドBUSの台数増車について、⑧招魂祭の屋台を増やしてほしい、
⑨自転車ロードとクロカンロードの新設について、⑩町の花、鳥、木のPRについて

普段の議会の一般質問で取り上げられる内容と重なる質問も多く、子どものたちの
視点から日常実感している現場からの体験を基によりリアリティーがあり、ニセコ町
の未来へのアイディアに富んだ質問でした。数名の子ども議員からは再質問、再々
質問も出されました。一方質問への答弁には曖昧さが残り物足りなさを感じました。
行政は子どもたちの想いにぜひ応えられるようなまちづくりを実践して頂きたいと
思います。

同時に今年6月議会定例会一般質問で「児童・生徒の議会傍聴の定期化を」
(ニセコ町議会とは限らない)提唱しましたが、子ども議会をより充実・活性化を
図り、政治への関心を高め、未来の政治家を目指す人材を育てるためにも、改めて
子どもたちの議会傍聴の必要性を実感しました。

6月議会で教育長は「『子ども議会』は本会議傍聴体験よりもさらに一歩進んだもの
と考えている。子どもが実際にまちづくりに参加しよりよい町をつくるために意見を
述べ私たちの施策に質問する場になっている。」(議会だよりNo178、p7から抜粋)
と答弁していますが、何を根拠に「さらに一歩進んだものと考えている。」のか理解
しかねます。「子ども議会」と「本会議傍聴」とは比較する基準ではないと思います。
~両者相俟ってこそ~ 更なる発展へと繋がって行くと思います。

子ども議会での町長

子ども議会の様子を紹介できないのが残念です。


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