斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

お盆のお寺参り

2018-08-16 16:43:34 | 宗教
終戦日の8月15日(水)昆布町にある日蓮宗明興山大本寺で
「盂蘭盆会施餓鬼法要・塔婆供養」の法要が営まれました。
ニセコ町に移住して以来12年間、そのお寺の檀家ではありませんが、
私たち双方の実家が日蓮宗ということもあり、ご縁あって、ご案内を
いただいた折りにはお参りさせて頂いています。

実家は日蓮宗でしたが、父の死後、母が生前「この家は代々浄土真宗であり、
私の代までは日蓮宗でいるが、次の代からは宗派を元に戻すように」と言い
残したことにあります。

そもそも江戸末期に北海道へ移り住んだ曾祖父の代に浄土真宗だったのが、
先妻の死後、後妻に入った曾祖母が日蓮宗に改宗させたのがことの発端の
ようです。先妻には子どもが無く私たちは日蓮宗に改宗させた後妻の子孫に
なります。

宗教はなかなかデリケートな問題です。私は婚姻により姓を変えたので、
関係が無いと言えばそれまでですが、せめて、父母を始め先祖代々の供養
だけはしたいと思っています。

肝心の扇の要が亡くなると、後に残された家族はどこにどうしたら良いのか
迷います。今せめて出来ることは母の遺言に従い日蓮宗で供養することです。

今はもう親類一族が1か所に住んでいた時代ではなく全国・海外にまで家族が
離散してしまった現在、この先祖からの宗教の問題とどのように向き合って
行くのか、思案を巡らしますが、解決には至っていません。
 
住職の娘さんとその友人(まだ17歳の高校生)の二人が打つ太鼓がお寺を
なんとも清々しい気分にさせてくれます。(下に少しだけ頭が写っています)





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