大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

丸棒の製作

2010-04-13 21:25:48 | Weblog
直径60ミリの丸棒を製作した。 厚さ35ミリの ブナ板を矧ぎ合わせて 60ミリ角の棒を作り それを削って丸棒にした。 木工旋盤が有れば 簡単だろうが無いし、 トリマーで作る方法も有るが、 騒音と埃がすごくてやる気にならない。 そこで一番原始的だが、鉋で削って作った。 まず角に鋸で引き目を入れ、鑿で欠き取る。 その後は鉋でひたすら削り取る。 内丸鉋も使ったが、主に平鉋で削った。 ある程度丸くなったら棒を回転させながら削ると 丸に近いものが出来る。
このやり方の欠点は 時間が掛かるのと、身体が疲れて何本も出来ない事だ。 しかしこうやって 手道具で作って見ると、 大型の電動機械が無くても 何とかなるものだ。 やれば出来ると言う多少の自信にはなる。 鉋も切れなく成るから何度も研ぎ直した。 研ぎの練習と鉋刃の性能を試す良い機会だ。 いや疲れた。 そう言えば 家具職人の腕を見ると、皆並みの人以上の太さだが、道具の関係か。 手作り家具とは まず身体を鍛える事
から始まるかな。  
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0365  一枚刃大鉋 銘 ?宗

2010-04-13 10:17:57 | Weblog
これは 10年以上前になると思うが、高幡不動骨董市で手に入れた。 値段は忘れてしまった。 台は欅材だと思う。 それに着色して黒く見せて居るようだ。 長さ45センチ幅14センチ 厚み5センチ 刃幅12センチで比較的薄い刃が付いている。 刃の厚みは5ミリ程度だろう。  これは実用の物では無くて 飾って置く物かも知れない。 しかし刃の頭を叩いて若干使ったらしい跡がある。 刃を研いで見たが 一応鋼と地金を鍛接した物で 使う事は出来そうだ。実用品では無いだろうし、こう言う物を使う場面は無いから、そのまま放っておいたが、刃が大分錆びてしまった。 道具の整理箪笥に入る大きさでは無いし、どうするか困っている所だ。
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自作 丸鋸盤

2010-04-13 09:59:35 | Weblog
現在自宅にはろくな電動工具は無いが、これは唯一の便利な機械だ。 21ミリの積層合板で作った。 中の鋸盤は骨董市で多分千円程度で買った物を使っている。 このモータは誘導電動機で交流モータを使っている。 多分洗濯機のモータか何かだと思う。交流モータだからある程度回転が上がらないとトルクが出ない。 しかし直流モータの様に整流子が無いので 騒音が少ないのが自宅で使うには都合よい。 これは大変なメリットで材料を切断しなければ静かに回転しており 余り騒音が気にならない。 定盤にフェンスをクリップで固定して幅決めして切断している。 横切りは 専用の冶具で切断する。 歯の高さは上下出来ないので、定盤の上に色々な厚みの板を載せて高さを調整しながら使う。 これで十分使える。 手鋸では体力的にもたないので 電動工具も必須だと思う。 しかしもう少しトルクがないと 硬い材は切り難い。 色々検討したが 日立のテーブルソー C10FEを買おうかどうしようかと迷っている所だ。
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