我家の庭の左隅にこぶしの木が有る。 この住宅を購入した時に 記念に植えた物だ。 少し葉が茂り過ぎたので、植木屋に剪定してもらった。 その後樹勢が衰えて 少し枯れてきた。 見ると木の又に鳥が巣を作っている。 これが尾長の巣だ。 時々尾長が来て巣つくりに専念している様だ。 廻りはコケの様な物で作り、中には羽毛を敷き詰めて作るらしい。 これを二階から双眼鏡で見るのが面白い。 けなげな鳥の巣作りを毎日楽しみに見ている。
この鉋は大和骨董市で手に入れた。 確か500円だったと思う。 台に仕上げ鉋と書いた紙が貼って有ったが、みっとも無いので剥がしてしまった。 木工をやっている人なら例え同じ鉋が二丁有っても 仕上げとそれ以外の鉋を間違える事は無いはずだ。 それでも書かないといけないとすると、鉋の種類を間違える可能性のある人達 例えば学校の生徒が使った物か。 少し研いで見たが余り良い物では無いと思う。 それに刃は砥石の上で滑るようで 上手く研げない。 せっかく入手したから出来れば 少し使って見たいがまだ十分整備できていない。 ニッポンとカタカナで表示されており、左端には東京とも表示がある。 刃はまだ殆ど使われて無いようだが、その割りに台は消耗しており、古い台の様にも見える。
これは お盆の底の平たい部分を削る為に作った 一枚刃の豆平鉋です。 全長78ミリ有るから 豆と言う程でもないが 調子よく削れた。 こうなると更に作りたくなるので その後も 四方反り台鉋も作った。 台を掘る時に大きな板に掘り 後から切り抜く方が上手く行くようだ。 しかしこの刃は余り良い物では無いらしく、すぐ切れなくなる。
これは以前 お盆を作る時に 必要になり自作した豆反り鉋です。 刃は馬の飼料にする稲藁を細かく切る押し切りの刃を短冊に切って代用した。 この押し切りの刃は時々骨董市で見掛けるが、結構高い。 聞いて見ると これを蕎麦切の包丁に改作するそうだ。 従って結構需要が有るらしい。 鉋は余り上手く出来なかったが、それでもこれで十分使えた。刃幅は18ミリ 台全長は50ミリ弱と言う事で、これでは豆と言う程ではないかも知れない。 その後これに気を良くして 何個か自作して、中には人にあげて物も有る。 ただこの押し切りの刃は 余り良い物では無いらしく切れないのが残念だ。