さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

足取り軽く。

2011年03月28日 11時58分11秒 | ほろ酔い日記
談幸の弟子、松幸。
この四月より二つ目昇進である。
彼は本当にみっちり働いた。
他の前座をよくまとめた、
楽屋にゆったりとした空気をつくりだした。
見事に勤め上げた。
お~~い、褒めすぎだろ、俺。
・・・・・ただし、酒癖は悪い、
俺はこれを突っ込めない。

ここで有頂天、浮かれすぎてはいけない、
それを意識して押さえてる・・・、
が、嬉しさがにじみ出る足取り。
自然と笑みがこぼれる。
「近づいたね、秒読み段階だね、来るね来るね」
えへへへ、と、だらしない顔になる。

とっても良い感じなのだ、
一番嬉しい時期なのだ。
肩をぽーんと叩いて「おめでとう」
照れも無く言える気分になっている俺が居る。
って、やっぱり照れるわ。


銀座の街にラッパの・・・・。

2011年03月28日 10時45分49秒 | ほろ酔い日記
打ち上げで川柳師のラッパを久々に聞く。
節電で薄暗い銀座の街をラッパの音が高らかに響きわたる。
しゅ、シュールだ。

衰え知らず、
高座もみっちり30分、
ったく、元気な80歳。
濃い焼酎をグビグビ飲む。
肴もバクバク喰う。
芸論から人生論人物論、
・・・・人の悪口が秀逸、
って、褒めてんのか俺。

いや~、オラの心をすっきりさせてくれたラッパであった。