小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

ほんのジョークですが

2014年11月27日 01時53分28秒 | 日記
2012年4月1日(日)(4歳0か月)


 「自転車の練習したい」

と、春奈が言った。

 どうして今から出かけようとする時にそれを言う?

 「今からみんなでお出かけやから今日はムリ」

と、みんたが諭すけど「自転車に乗りたい」と駄々をこねる。

 ゆうきも春奈くらいの歳の頃に同じように駄々をこねて
たっけなあ。

 そんなことを思い出しながら、

 「はる、明日から保育所やから、保育所の行き帰りに
乗れるやん」

と、言って、それからすぐに、真に受けてはいけない、と
思い直して、

 「いや、冗談やけど」


と、ごまかすと、りえが言った。
 「なんで冗談なん?保育園に行く時に乗れるからええん
ちゃうん?」

 「ふつう保育園はお母さんの自転車に乗せられて行くもん
やろ。自分で自転車こいで登園する園児はおらんやろ」

と、答えると、

 「あ、そうか」

 天然かよ。

 いやいや、りえには園児が登園する光景がイメージできん
かっただけか。(自分もかつては園児やったのにね)

 人間の言葉というものは、相手の言ったことを、その風景な
りをイメージできるかどうかで「相手の言うことがわかった」
になる。

 とりわけ、外国語の場合だとそうだ。何を言っているのか、
その内容をイメージできるかどうかで「わかった」、「わから
ない」ということになる。

 日本語の場合でも、今みたいにイメージが弱いとジョークも
ジョークとして通じないものなのだ。