耳を閉ざすのはいつ頃から？

2008年8月20日（水）（0歳4か月）


　春奈が手で舌を押さえるようにして声を出すことを発見したよ
うだ。そうすることで、さらに新しい音が発声できてお喋りがさ
らに楽しくなったのか、やたらと喋りまくっている。


2008年8月21日（木）（0歳4か月）


　春奈の首が据わってきたようだ。抱っこしている時に、頭に添え
ていた手を離しても、かくん、となることがなくなった。

　もっとも、まだ首は、ビミョーにフラフラする。まだ完全に据
わったわけじゃあないのか？

　でも、まあ、時間の問題だろう。


2008年8月22日（金）（0歳4か月）


　あいもかわらず春奈がビニール袋で遊んでいる。

　ビニールの形が変わるのが面白いのか？と、思っていたけど、
みんたが言うには、

　「音がするのが面白いみたい」

　うーん、こちらには不快音なのだが・・・。でも、たしかに、
これまでにも春奈は、バシャバシャと音がするものに興味を示すこ
とがあったな。

　耳に心地よいとか不快だとかは、赤ん坊のうちは曖昧なものか
もしれない。

　大人になると、言葉に対しても拒否反応がおこる。
　ヒッポや外語教室に通っている人なんかは別にして、英語を前
にすると耳を閉ざしてしまう日本人は多い。

　それまで気にならなかった音を不快だと感じるようになったり、
外国語に逃げ出したりするようになるのは、どういうキッカケな
のだろう？

またまた変化してきたよ

2008年8月16日（土）（0歳4か月）


　今日も春奈がいっぱいお喋りをしている。

　何気に春奈の口を見たら、舌を動かしていた。

　舌を使った発声法を覚えたようだ。それによって、新しい音を
出せることを知り、さらにお喋りが楽しくなったみたいだ。


2008年8月17日（日）（0歳4か月）


　春奈がビニール袋で遊ぶ。

　形が変わるのが面白いみたいだ。創造をしているのだろう。

　だけど、バシャバシャと音はうるさいわ、頭にかぶったら危ないわ、
口に入れようとするわ、常時春奈を見張っていなきゃいけないから
難儀なのである。


2008年8月18日（月）（0歳4か月）


　春奈がスナップを始めた。意味もなく手首を振り振りしている。

　今さら言うまでもないけど、赤ん坊は初め寝ているだけだ。
　それが、少しずつ体を動かすようになり、最終的には歩きだす
ようになる。

　このような体の動きの成長と、言葉の成長は、独立した別物なん
だろうか？それとも関連のあるものなのだろうか？

　僕はある、と思っている派だ。

　ただし、もう1つ加えなければいけない要素がある。
　それは「感動」。

　今までできなかった動きができるようになることで、きっと
赤ん坊は、新しい景色が見えるようになっているはずだ。
　すると、そこには感動が生まれる。

　言葉が育つ要素の1つに感動があると、僕は思っている。
　何事にも無感動なら言葉の成長も遅くなるに違いない、と
思っているけど、どうだろう？

みんな親バカ

2008年8月14日（木）（0歳4か月）


　春奈、今日も風呂でご機嫌。やっぱり鼻歌のようにお喋りをする。

　それ以外は、今日は特に目立った変化はなし。


2008年8月15日（金）（0歳4か月）


　毎年、人の多いお盆をずらしてお盆休みを取っている僕だけど、
今年はお盆のど真ん中に休みを取った。

　それで、今日は、みんたたちが以前に毎週行っていた神戸ファ
ミリーに行くことにした。

　出発の際に、子供たちに、

　「用意できたか？」

と、訊くと、りえが、

　「準備まんたん」

と、答えた。それを言うなら「準備万端」と、言いたかったけ
ど、そこはあえてつっこまなかった。そのうちに正解を見つける
だろう。

　よくよく考えてみたら、子供たちでも「満タン」という言葉は
使うことがあるだろうな。だから「満タン」という言葉は入って
いても「万端」なんて言葉は知らないと思う。

　さて、神戸ファミリーに行くと、僕たちより少し後から、や
はり以前にここのファミリーに所属して今は名古屋にいる仲間
が、赤ちゃんをつれて家族3人で「里帰り」にやって来た。

　男の子が生まれたというのは聞いて知っていたけど、実物を
見るのは初めてだ。
　見た目は外人さんの赤ちゃんみたいだ、と思っていたら、実際
に、よく「ハーフ？」と訊かれるそうだ。
　だから、パパは、この子がものごころついた時分になると、

　「お父さんはイタリア人なんだよ」

と、言おうと思って、現在イタリア語に取り組んだいるらしい。
　とにかくかわいくて仕方がない、というのが見て取れた。

　しかし・・・

　僕もいい加減みんなから親バカだと言われたりもするけど、
僕よりもずっと親バカなヤツがここにいた。