小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

スマイルの理由

2012年03月03日 00時05分21秒 | 日記
2008年6月30日(月)(0歳3か月)


 今日で春奈、生まれて満3か月。

 春奈、他の人に抱かれている時でもみんたを見つけるとそちらに顔を向けて
笑う。

 なぜ笑う?スマイルに意味があるのか?ママがいることを確認すると安心
するから?

 でも、きっと赤ん坊は、母親は必要な存在だと認識しているんだろうな。
 赤ん坊ほど生きていくために自分以外の存在が必要だと認識している人間は
いない。

 そして春奈が僕の存在に無関心なのは不必要な存在だから?

 それとも、まだ僕を必要な存在だと認識する環境がまだ来ていないだけ?
 うん、きっとそうだ。
 もう少し大きくなればお父ちゃんを必要としてくれるよ。そう思おう。

 ・・・絶対に嫌われてなどいないと思う。


2008年7月1日(火)(0歳3か月)


 ヒッポ・ファミリー・クラブのファミリーでは、SADAの時間がある。

 SADAというのは、世界のいろんな歌を集めたヒッポのオリジナルCDの
ことであり、また、このCDを使ってゲームなどをすることだ。
 ただしくは、「Sing Along Dance Along」、略して
SADA。

 今日はみんた主催の北野田ファミリー。
 ファミリーの時間、その日のSADAのメニューをホワイトボードに書くのは
うちの子供たちの役目だ。
 いつもは曲名だけを書き込んでいたけど、今日はりえが「SADA」と書いて、
それから僕に、

 「SADAってこの字で合ってる?」

と、訊いた。

 前にゆうきが「LOVE」という字を読んで僕をビックリさせたことがあった
けど、今回のりえは読むだけじゃなくて書いてみせた。

 読むことよりも書くことの方が難易度が高い。SADAという字は目にすること
が多いから知らないうちに覚えてしまったのかもしれない。

 文字も勉強しなくたっていつの間にか書けるようになるんだね。

喋ってるんです

2012年03月03日 00時00分24秒 | 日記
2008年6月28日(月)(0歳2か月)


 今日も春奈はいっぱいお喋りをする。

 まるでヨーデルのようなリズムだ。

 春奈はまるで歌うかのように音声を口から出していくけど、今日のは本当
に歌を歌っているかのようだ。

 春奈には、歌うことと話すこととの間に境界線がない。


 ヒッポのファミリーでは、みんなストーリーCDの一場面を歌う。

 家でCDを聴いているうちに、そこの場面が音の塊となって体に入ってい
る。それをファミリーで歌うのだ。

 最初はみんな音の塊でも、何度も口に出して歌っているうちに単語が
分かれていく。

 だから歌っていたって、それは言葉を言っているというより、音や
言葉の節みたいなものを歌っているのと同じだ。

 今の春奈は、僕たちがヒッポでしていることと同じことを自然にやって
いるわけだね。


 「今日も関西本部でみんなから、『いっぱい喋ってるねえ』って、言われた」

と、みんた。

 月曜日は、フェロウたちが多く集まる。みんなヒッポのフェロウだから、
赤ん坊が「あーあー」と、言っているのが立派に話しているように映る(聞
こえる)のだ。

 そやけど、今のわが家は十分に、ゆうきとりえの2人でかしましい。そこに
春奈が喋るようになって・・・騒がしい日常になりそうだ。


2008年6月29日(日)(0歳2か月)


 春奈、やたらとみんたに甘える。
 寝かせていても、すぐに抱っこを要求するし、抱かれたら抱かれたで、
みんたの胸に顔をうずめたり。ママに甘えることを覚えたようだ。

 赤ん坊にはいろんな段階がある。

 生後1週間ならこんなことするようになりますよ、生後1カ月ならこん
なこともやり始めますよ、といったように。春奈もそうだ。

 自然というものは不思議なまでに順序だっている。
 決して間のプロセスをとばしたりなどはしない。
 当たり前のようだけど、なんでこんなにも順序がキチンとあるんだ?実に
不思議だ。

 その秩序や法則を見つけてみたいものだ。

 そう思いながら春奈を抱っこしてみる。

 うっとしそうな顔をされた・・・。なんでお前はそんなにもオレを邪剣に
すんのかなあ~?

 そう言えば、先日ヒッポの仲間から、

 「サダロン、こないだ中山寺で春奈を落としたやろ。そやから、嫌われ
るねん」

と、言われたかっけ。まだ根に持たれてるのか???