小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

ゆうきと春奈 ふだんの1コマ

2012年03月18日 23時35分57秒 | 日記
2008年9月3日(水)(0歳5か月)


 ゆうきが、古くなったパンツを、

 「これ春奈のお下がりにする」

と、言った。

 本人は妹思いのつもりなのだろうだけど、穿き古してもう使えない
パンツなんかもらったって春奈も喜ばないと思う・・・。

↓ 普段から仲良し。お昼寝も手をつないで・・・



2008年9月4日(木)(0歳5か月)


 近頃の春奈はすぐにいろんな物を口に入れようとする。

 ま、赤ん坊や幼児なら誰もがすることだけど、周囲の人間が注意してお
かなければ危険きままりない。

 でも、何でも口に入れてみる、というのも悪いものでもないようだ。

 昔イギリスにひとりのもったいない婆さんがいた。

 そのお婆さんは料理の時に出る野菜の切れ端なんかも「もったいない、
もったいない」と言って、専用の箱に入れていたそうな。それがある日、自
然発酵して汁が出ていた。

 それを試しに舐めてみたら、「これは味付けに使える!」と。

 それがウスターソースの始まりだとか。たまたま見たテレビでやってた。

 日本の醤油だって、中国から味噌を運んでいる最中に自然発酵が進んで汁
が出てきたのでそれを舐めてみたらおしかった、というのが始まりだという。

 子供の頃、学研の本で読んだ。

 どうせなら春奈も何か新しい味を発見してもらいたいものだ。

 できれば特許とれるようなものを。

 ↓ 最近すぐ何かを口に入れるし、持ちたがる。そんな時はだいたいがアヒル口。




2008年9月5日(金)(0歳5か月)


 風呂の中で、ゆうきが春奈の体に自分の顔を押し付けて、

 「春奈やらわかーい」

と、言っていた。

 「やわらかい、やろ」
と、つっこみたかったけど、さすがにそれはせなんだ。

 ゆうきもりえも、今でもまだ体を「かだら」と言ったり、言葉が
入れ替わる時があるけど、それはゆうきりえ共通の間違いだった。

 ゆうきが言えるのにりえが言えない、ということはないし、その逆
パターンもまたない。

 今日の場合、りえがそこにいなかったからわからないけど、どう
だろ?りえもやっぱり「柔らかい」を「やらわかい」と言うのかな?

↓ 「やらわかーい」



2008年9月6日(土)(0歳5か月)


 春奈の目が奥二重まぶたになった。顔もどんどん変わっていくなあ。

みんな方言かもね

2012年03月18日 11時49分09秒 | 日記
2008年9月1日(月)(0歳5か月)


 今日はヒッポの関西本部にてフェロウミーティング。

 例によって春奈をつれてみんたは本部へと出かけて行った。

 本部の体制が変わって大事な話がされている中、春奈がいっぱい喋って
困ったと、みんたから聞かされた。

 隣で他の幼児の子が春奈に話しかけるから共鳴したようだ。

 歳が近い子に話しかけられると春奈も敏感に反応するみたいだ、と
は前から思っていたけど、相手の年齢を認識しているのか?だとすれば
赤ん坊の認識する能力もすごいものだと思う。

 
2008年9月2日(火)(0歳5か月)


 春奈は僕の赤ん坊の頃に似ていると思う。それは僕の赤ん坊の頃の
写真を見たみんたも認めているところだ。

 だいたい、女の子というものは子供の時分は父親に似ているものだ。

 なのに、大人に近づくにつれ、だんだんと母親に似てくる。不思議だ。
 父親と母親では顔が違うのに。

 だけど、考えてみれば、人間の顔なんてみんな目が2つに鼻と口が
1つずつだ。
 美醜の違いはあれど、人間なんてひと皮むけばみんな骨だ。美人って
ものも骨を隠す皮の仕業よ、と、かの有名な一休禅師も言っている。

 言葉も、スペイン語とイタリア語は似ているか似ていないか、と問え
ば、似ているっちゃあ似ているし、違う言葉だと言えば違うことになる。
 英語とドイツ語とオランダ語だってよく似ている。

人間の顔もみな違うっちゃあ違うし、みな同じっちゃあ同じなのかも。

もし、宇宙人が僕たちを見たなら「地球人の顔はみな同じに見える」と
言うかもしれない。

 言葉だって宇宙人が聞けば、「地球の言葉はみな同じに聞こえる」と言
うかもしれない。

 いや、広い意味で言うと、人間の言葉なんて全部方言みたいなものだ。

 だから、人間はいつくもの言葉の習得が可能なのだと言えるね。