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蔵干の話

2011-04-30 12:20:35 | 日記
 四柱推命再入門の2は蔵干の話です。

 いろんな種類の四柱推命があって、とりわけ威力が有るのが月令です。

 天干と地支の組織をみて、天干vs天干のばあい、意味とか変通がハッキリします。

 十干の特殊な話は、別の回でしますが、月の支のなかのものを干に換えて、日干との関係を見ます。

 阿部泰山全集の1巻目か2巻目には、一年をとおしての月令の干が載っています。

 泰山流は、年、日の蔵干を1つに絞ります。

 年の場合、月の蔵干の割合を見て、日にちによって、蔵干の干をとって、色々と判断します。

 日の蔵干は、だいたい固定していると思います。

 泰山より古い、桜田虎門の方は、年、日の蔵干は固定していました。

 これにたいして、節変わりより蔵干の深さをみて、割り出す方法が有ります。

 年も月も日も生まれ月の地支と節変わり日から、何日目かで変わってくるやり方が有ります。

 鬼谷算命のほうも、このやり方だったと思います。

 この方法は便利で、色々と使うのですが、注意事項を知って使わないと、中らなくなった時に、迷うことになり、正しい法則も信じられなくなります。

 その1は、地理的要因が関係している可能性が有ります。

 日照時間等の割合で、蔵干の割合に微妙な変化があって、北に行くほど蔵干は本気に偏り、南に寄るほど、余気、中気が強く、ハッキリするという説です。

 その2は、五行の強弱を見るとき、透干すると、他の干の根がはっきり見えないということが有ります。

 蔵干の問題は、それ自体が秘伝とされていたわけですから、まだ色々と話が出てくるでしょう。

 でも、月令の強さを重視しているのと、陰干支と陽干支により、影響の出方が違います。

 

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