乙奇昇殿とか乙奇得使とか、乙奇の吉格があります。
安心とか、求安の意味が有ります。
安心ですから、危ないことをしない事です。
のるかそるかの博打なんてダメです。
しっかりと、先が見えて、確実なことに良いと言うか、そういう感覚を作る格です。
変化を求めず安定。
と、若い人は変化を求めて、恋人を求めるのではないでしょうか。
ところが、結婚・縁談にも乙奇は使います。
安定した生活が基盤になって、良い縁談があるのであって、魅力を拡大してもてるようになるという意味ではないのです。
乙の魅力が身についている人には、魅力の引き出し方があるのですが、基本的な乙奇の使い方は安定とか、安心で無茶しないこと、無茶しないようになって、情緒を安定させて、魅力と智恵を引き出していくわけです。
覇気が足りない人に乙奇は向かないわけですが、定位の卦を利用して、別の力も使うところにも妙があります。