満月でも、軌道の問題で、地球に近づいて、大きく見える月のことを、スーパームーンと呼びます。
満月を見てみてください。
小説「帝都物語」の中には、魔人・加藤が修法を使って、月を近づけ、天の竜、北斗七星を呼び寄せ、帝都に地震を起こそうとする話が出てきます。
加藤は式鬼を良く使いますが、このときは、密教の護法を使って術を使います。
式鬼は、無表情なのに、護法はケラケラ笑うという表現があったかもしれなくて、中々面白かったです。
満月でも、軌道の問題で、地球に近づいて、大きく見える月のことを、スーパームーンと呼びます。
満月を見てみてください。
小説「帝都物語」の中には、魔人・加藤が修法を使って、月を近づけ、天の竜、北斗七星を呼び寄せ、帝都に地震を起こそうとする話が出てきます。
加藤は式鬼を良く使いますが、このときは、密教の護法を使って術を使います。
式鬼は、無表情なのに、護法はケラケラ笑うという表現があったかもしれなくて、中々面白かったです。
連休といっても、もう普通の土曜日です。
そう、こどもの日ですね。
連休中を振り返って、少しでも充実したときを過ごせましたか。
授時暦の話のほうも、そろそろ終盤です。
禁書というのがあって、一般の人が持つことも読むことも許されない本です。
奇門遁甲は有名な禁書で、持っているだけで一族皆殺しという刑があったといいます。
ところが、天文学は生活と結びつく部分が多くて、一般の人でも自力で星の監察をして、役人よりも色々と知っている人も居たと思われます。
中国の天文台の役人も色々と助手が必要でした。
そこで、禁書を時々ですが、貸し出したといわれています。
ある一定期間貸し出していて、回収するという作業を繰り返すわけですが、本を読んだ人は、家族のものや、子供に話したのではないかと思います。
巷間に多少の知識がある人を増やして、国家の天体観測の助手を確保したいということなんですね。
天体観測用の機器も、だいぶあったようです。
渾天儀なども、設置や使い方を最初から教育するのでは、時間がかかります。
天体観測の知識をある程度、一般にながして、助手になる人材を作りたいけれど、付随した占星術の知識は流したくない。
天子の寿命を知り、国家におこる事件を知る占星術師は国家で独占したいということです。
この、助手の募集ですが、何十名も採用するという記録が有ります。
なかには、天文の知識がない雑用だけの人もいたと思います。
でも、日本の国とちがって、世襲ではないのですから、人集めに苦労があるのかもしれません。
また、天文台で働く人のことですが、「陰陽」と呼ばれていました。
中国では陰陽士は天文台職員のことだったのですね。