SACのなかま

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年柱は根?

2011-05-01 09:40:13 | 日記
 年柱に祖先の因縁が入っていたら?

 もちろん矛盾が多いですし、いわゆる価値観が歴史と共に変わってきます。

 四柱推命だけで、読んでいくには、無理が有るでしょう。

 でも、若い世代には無視されやすそうな問題なのです。

 血統が同じ場合、同じような解釈や、判断をしがちで、繰り返しが起こる可能性が有ります。

 年の干支はそのようなことを意識させるところが有ります。

 最近、「七政四余」という本が国書刊行会から出版されています。

 星平会海の本ですが、よく出来ていています。

 その昔、四柱推命の日主が年の柱が使われていた時代が有ったようで、「七政四余」にもその名残が有ります。

 四柱推命のように、この占術が流行して、年の干支と天文の支と神殺の問題など、実例と本筋を完成してもらいたいものです。

 なお、四柱推命にはハンディがあります。

 組織が八字に集約しているので、十二宮が基になっているものと比べると、どうしても変わった見方をします。

 でも、逆に実・虚と分けると、実の部分が際立ち、他の占術の虚の部分がハッキリして良い事もあります。

 再入門です。色々と昔にはきずかなったことに注意を向けましょう。

日柱の話

2011-05-01 07:50:35 | 日記
 四柱推命の月令から、元命を割り出して、人のタイプを割り出す方法で、10種類のタイプが出てきます。

 これが、天干に同質の五行が有ればたいていの場合、合っているのですが、天干に頭だししていない場合はいくらでも有ります。

 性格の割り出しとなると、地支にも固有の意味が有るので、淘宮術などを参考に見たりもします。

 さて、日の干支だけで観るという方法が有ります。

 京大出の占い師、三命方象氏の60タイプに分ける方法が有りました。

 この人は、増永篤彦氏で、四柱推命の時間が不明な場合の判断方法の研究などで、昔からマニアの中で話題になっていました。

 四柱推命の本ばかりでなく、心理学の分野の本も存在します。

 さて、日の干支は60種類あります。

 日の干支だけで、どれだけの材料が有るか、考えてみてください。

 日の十干の性質、十二支の性質、補運の性質、日の支の蔵干と日の天干との関係。

 日の十干から日支をみての神殺。

 魁罡は、四干支です。

 日に天乙貴人が重なれば、日貴になるはずです。

 日に禄馬同群が重なる干支は二支です。

 他にも、鬼限日とか、有ったと思います。

 天剋律というのも算命派はいっていて、地支が天干を剋す時期が続くことを表していました。

 まじめに一干支を見ると、その関係だけでも色々判るはずです。

 魁罡が外観と本性が違うということと、身の旺弱によっての違いがあります。

 さて、昔の四柱推命は、年の柱の干支を先祖とか、ルーツとして、その人や家の根としていました。

 月の干支はその人の家、環境、親などとしてみていました。

 そして、月の干支は人生であって、木の幹にあたります。

 日の干支はその人自身と、配偶者、妻、妾、夫などを見ていました。

 日の干支は木の花の部分にあたります。

 時の干支は子どもとか、晩年の時代を表しました。

 でも、初心者や自己中心主義者には認められがたい考えだったはずです。

 先祖の影響によって、人生が左右するという考えは。