趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

雑なつぶやき

2008-10-14 23:57:17 | Weblog
10月もいよいよ後半。背景をハロウィン・バージョンに替えてみました。

トウコちゃんが退団発表。来年の演目を見た時から、そうだろうなぁとは思ってました。てことは、あすかちゃんも・・・でしょうね、たぶん。
次はやっぱり、れおん君になるんでしょうか。あの武者修行ぶりを思えば、それ以外に選択肢はなさそうですけど。ただ、学年的にはキリヤンとユミコさんがまだいるのに、れおん君は若いなぁと思わずにはいられない・・・。

退団発表に先立って、星組全国ツアーのベルばら、配役発表がありましたが、しゅん君は名なしの近衛兵役。やっぱり(笑)。
しーちゃんとすずみんがいるので、メインはそれで埋まるはず、と思ってましたが、それにしてもアンドレとアランの2役をしーちゃんにさせるってのは??
アンドレはともかくとして、アランはバスティーユしか出番がないのでは(爆)。下手をすれば、アンドレがバスティーユのシーンに居るように見えちゃいそうですね(苦笑)。
まぁ、全ツのベルばらシリーズは、スカイステージの放映を気長に待つことにします。

スカイステージといえば、先日「飛鳥夕映え」を放映してたのを、ものすごく久しぶりに、ちらっと最後の方だけ観てしまいました(苦笑)。
久々に観ると・・・あ~やっぱりサエコさんの鞍作様は、サイコーに素敵でした♪
武人であり、政治家であり、骨太さと鋭さにしっかりと重みがある。よくできた完璧な脚本に、細かく計算された演出。何度観ても飽きなくて、27回も通ったのが懐かしい・・・(爆)。
宝塚なのに宝塚らしからぬ、歴史小説なみの内容に当時は感動したものでした。事前に調べた最新研究や学説がちゃんと挿入されてて、嬉しくてたまらなかった。さすが柴田先生。
今月の放映はアサコさん鎌足バージョン。やっぱりこれが一番いい。鞍作と親友のゆうひさん石川麻呂、皇子であり保身のための狡さを感じさせるかしげさん軽皇子、鞍作を倒すことでようやく自分の道へ踏み出していくアサコさん鎌足。
役替わり版もそれぞれ面白かったけど、この脚本内容ではどうしてもバランスが悪いんですよね。やっぱりこの基本バージョンこそが当て書きだった、と明らかにわかる。
鞍作様・・・蘇我入鹿にどっぷりとハマった当時のことを、トキメキとともに思い出しちゃいました(苦笑)。もちろん今も大好きよ~入鹿様♪

なんとか今月中に、藤原京のコスモス畑と棚田の案山子ロード散策に行きたいと思ってるのですけど、お天気もあるので日付はまだ検討中。
今年は彼岸花シーズンに案山子を見に行けなかったのですが、まだ案山子が残っているうちに何が何でも見に行かなくっちゃ。
11月には談山神社からのウォーキングもありますけど、その時は首塚参りはできないでしょうから、その前にお参りもしたいですし。

もうひとつ、年内の心残りが四条畷(爆)。毎年のように今年こそ~と言っては行けずに終わってるので、せめて11月に行けないものかと・・・。
この夏は九州南北朝にどっぷり浸かったので、楠木に頭を戻さなきゃいけないですが(笑)。
四条畷へ行けたら、いずれ次は河内の観心寺、千早赤阪は・・・遠いなぁ。もちろん、吉野は必須。
ほんとは明日香のお隣、高取だって南北朝ポイントなのに。越智氏の史跡めぐりと、高取城ウォークだってやりたいし。
なんとか中世の明日香をもっと調べる方法ってないものでしょうかねぇ。お城というか、砦跡みたいなものは点在してるんですけど、具体的に調べるには、どこから探したらいいものやら。特に南北朝の資料って、ただでさえなかなか見つからないんですよね~。

南北朝といえば、来月のスカイステージでは、大野先生特集で「更に狂はじ」と「睡れる月」の放映もあり。
大野先生にはぜひとも、もう1作南北朝で作っていただきたい。観世元雅、嘉吉の乱ときたら、あとは何があるでしょう。大野先生のマニアックな傾向だと、楠木や北畠なんてメジャー(?)な武将は脇役になるんでしょうけど。
南北朝って、ある意味で自らの欲望や野心に忠実な時代ですから、星の数ほど面白い武将がいるし、ネタはどこにでも転がってるはずなんですけどねぇ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ま、しゃーない

2008-10-12 23:52:45 | Weblog
あっさりと、2連敗しました(苦笑)。おかげで明日は家でのんびりできます(爆)。
小松投手は毎回ランナーを出しつつも、よく粘ってくれました。その足を引っ張ったのがエラーばっかりの守備陣ですから、これはもうあきらめなきゃ仕方ないですね(爆)。
低迷期の試合展開に、すっかり戻ってしまった昨日今日のオリックス。投手が我慢辛抱してるのに、ちっとも打てないという・・・。
ま、今年も最下位か~と思ってたのが、CSにまで残ったんだから、上出来でしょう。若手の選手たちには、良い経験になったでしょうし。
第2ステージは、もちろん日ハムを応援します(笑)。打倒西武!
昨年同様、贔屓チームが抜けて、気楽に見れます。勝っても負けても遺恨なし。
オリックスは、また来年を楽しみにしておきましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予想通り

2008-10-11 23:59:14 | Weblog
オリックス、CS初戦はやはりダルビッシュ君を打ち崩せず(苦笑)。
まぁ、想定内の結果ですから、残念ではあってもさほど悔しくはないです。近藤君は頑張って投げたと思う。経験値の差ですね。なにせ短期決戦なんて初めてのことだし(苦笑)。
母親が、第3戦までやるなら、また京セラへ行きたいと言い出した・・・。マジですか!?私たちが行くと、負けるんじゃないかと思ってしまうんですけど(爆)。
でもせめて、明日であっさり決着がつくのではなく、3戦目まで粘って欲しいものです。

セ・リーグは、まぁ関西人としては阪神に頑張って欲しかったけど、ああもあっさり負けてしまうとは・・・。
近所のジャスコやダイエーやらまで、1位決定翌日からセール!と貼り紙してあったのに、今は優勝セールじゃなくCSに向けての応援セールに変わっている(苦笑)。関西経済はメゲないですねぇ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆうひさんお茶会

2008-10-10 23:56:28 | Weblog
早くも週末。先日のお茶会の内容、楽しかった~!とは覚えてますが、すでに記憶は曖昧になりつつありますが(苦笑)。

ゆうひさんは、お仕事があって、到着されたのは予定よりもだいぶ遅め。黒いスーツでブーツ・イン、黒タイ、というお姿で、銀ちゃんの派手派手さを思えば、すっきりとシンプル。ただし、手にはキラキラと光るハエタタキを持ってのご登場~(笑)。
トークの内容は、もちろん舞台中心。オフのお話は、する時間がなかったという感じでしょうか。

スカイステージの番組で、原作者のつかこうへい先生にお目にかかった時のエピソード。ゆうひさんの第一印象を、つか先生は「イヤな女」と仰ったそうな(爆)。
ゆうひさん曰く、「つか先生の舞台を観に行った時にご挨拶をさせていただいて、その時の態度がすごくふてぶてしく見えたらしい」とのこと。もちろんゆうひさんにはそんなつもりは露ほどもなかったのですが、つか先生にとっては、態度が大きく、腰の低さとかへりくだった印象とかがまったくないように思われたらしい。
収録で何度も「イヤな女」と言われるので、ゆうひさんが「それって褒め言葉ですよね?」と訊いてみると、「ほら、ちっともメゲない女だろ」とますます言われたとのこと(苦笑)。ご一緒だった石田先生も、ひたすらフォロー役に回るしかなかったそうです。

お茶会の前にあったお仕事というのが、スカイステージ・ニュースの、舞台レポの収録だったというお話。ゆうひさんの銀ちゃんは、電飾付きの真っ赤なスーツのままでインタビューを受けられたのですが、「もちろん電飾を点けたままです!」
この電飾、初演の久世さんの時はすべて豆電球で、電源も背負う状態でものすごく重かったらしいのですが、今回のゆうひさんのお衣装はLEDなので、軽いし熱くもなく、おまけに明るいそうです。「技術も進んだんですね~」とはゆうひさんのお言葉(笑)。

初演の時、ゆうひさんはまだ下級生で大部屋俳優の役でご出演でしたが、その時は何も深く考えてはいなかったので、今回「こんな奥深い話だと初めて知りました」とのこと(笑)。「初演でご一緒した高翔さん(現・花組副組長ですもんね)が観に来て下さって、‘こんなに深い話だなんて、知らなかったよね~’って2人で話してたんです」
でも、当時の宝塚では‘異色の作品’としてかなり話題になってたことも、今回の再演で改めて驚いたそう。「特に異色だとか宝塚では珍しい作品だとか、思ったこともなかったので。普通の作品だと思ってました」と仰ってましたね。それだけ、当時のメンバーも普通のお芝居として、この作品に取り組んでたってことでしょうか。

銀ちゃんの派手派手キザキザなお姿、どの場面のどの瞬間が、自分で一番カッコいいと思いますか?という質問に、「お芝居をしている時に、どうしたらカッコいいとか、こうしたら良く見えるとか、考えるのはいやらしいと思うので、そういう意識はしていません」と仰るゆうひさんが、とっても男前!でございました。銀ちゃんとして役にはまり込んでいれば、それだけで自然と銀ちゃんがカッコよく見える。そんなゆうひさんの役者な姿勢がカッコいい♪
でも、「どの衣装も、不思議と似合って様になっちゃうんですよね~」と自信たっぷりに言い切るゆうひさんも、ステキですね~(爆)。

ほかにもいろんなお話があったはずなんですけど、とりあえず思い出せるものだけ書いてみました。
抽選会では、ゆうひさんの持ってこられたハエタタキも、当選者にプレゼントされました(笑)。ゆうひさんは「使い方を間違わないで下さいね~」と仰りながらお渡ししてましたが、使い方って??(爆)
そして、舞台上で「服をもらうくらいなら現金がいい」と断言する銀ちゃんのために、今回のゆうひさんへのプレゼントは、何でも好きなものをお買い下さい、と目録だけが手渡されました(笑)。

相変わらず、切れ味鋭くぽんぽん突っ込み、理路整然とお話しして下さるゆうひさんは、とってもステキでしたね。
先日の誰かさんの天然っぷりとは好対照(笑)なのが、すごく面白いな~と思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノーベル賞

2008-10-09 23:55:32 | Weblog
日本人の受賞で世間を賑わしてますが、学生時代に理科をかじった身としては、まったく興味がないわけでもない。
一応、受験のために物理もかじったことはありますし、英語をやるくらいなら数学のほうが面白い!と思ってたので、理論的な話は嫌いじゃない。
・・・にしても、物理学賞を取った3人の先生方の理論は、考え方はわからないでもないけど、理解できるかというと???
テレビのニュースで説明しなきゃならない、アナウンサーやコメンテイター泣かせな研究ですよね(苦笑)。
「対称性の破れ」という概念は、まぁわからないでもない。まったく左右対称なら、安定して変化は起きないけど、ほんのちょっとでも対称性が崩れれば、安定は破れて変化が起きる、とそういうことですね。
大阪の市立科学館に、この「対称性の破れ」を説明するための、磁石を使った展示があるそうな。かなり昔に行ったことはあるけど、そんな展示があったかどうかさえ、記憶にない(苦笑)。
そこから発展させた研究のクオークとなると、完全に???な世界。陽子や中性子や電子、なんてのは習った覚えがあるけど、それよりさらに小さく~なんて言われると??
要は数学の証明問題みたいなもので、結果から逆算していくんでしょうね。変化が起こる→「対称性の破れ」が起きている→対称ではない→別々のものが存在する→・・・みたいな感じ?
理論話はつながっていけば面白いとは思うから、そういった延長で結論が導き出されていくんだろうなぁということは、新聞記事を読んでいてわかりました。
むしろ、化学賞を取った研究のほうが、一般には理解しやすいでしょうね。クラゲがなぜ光るかというメカニズムを研究して、発光するたんぱく質を発見した、と言えば、具体的にはわからずとも、イメージはつかめますから。
この研究対象になったオワンクラゲ、冬にならないと日本近海には姿を見せないそうで、現在展示飼育しているのは山形県の水族館だけらしい。ほかの水族館では、以前飼ってたけど死んじゃったとか、1匹だけ生き残ってるけど小さくてまだ光らないとか、いろいろ新聞に載ってました(笑)。
すごいね~、ノーベル賞を取ると、それだけであちこちからそんな情報まで出てくるんだ・・・。
受賞した先生方も、珍獣扱いで追い掛け回されて、ちょっと気の毒ですね。忙しくて、肝心の研究に没頭できなくなっちゃう。
でも、こういう科学の話題が出ると、今は歴史だ観劇だと文系の話ばっかりしてる私でさえ、昔取った杵柄、研究室で必死に実験してた頃が懐かしかったりします(苦笑)。
でも私は結局、研究には向いてないな~と思って院へは行かなかったのですけど。
もし行ってたら、人生がらりと違ってたでしょうね~(笑)。もしかしたら、篠山で発見された丹波竜の発掘を手伝ってかもしれないし(発掘を手がけた三田の博物館へは、実習で行ってたこともあったりする)。
あ~でもやっぱり、英語が苦手だから研究職は厳しいですね(爆)。論文って大抵は英語だし・・・(汗)。
何にせよ、自分の好きなことを勉強さえしていれば良かった学生時代は、やっぱり楽しかったんだなぁと今さらのように思います・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歴史が動いた

2008-10-08 23:59:50 | Weblog
今日のNHKの番組で、「三国志」を取り上げてました。
来月公開予定の「レッド・クリフ」(赤壁)を想定しての企画だったんでしょうけど、番組内の映像でも、映画の映像や、中国が以前に作った大河ドラマの映像が使われてましたね。・・・トニー・レオンの周瑜も、ちらっと映りました(笑)。
中国大河の「三国志演義」、また再放送しないかなぁ。随分前にBSで放映したのを見ましたけど、ビジュアルイメージは中国の制作だからともかく(苦笑)、人海戦術の迫力と、エピソードを丁寧になぞった内容は、なかなか面白かった覚えがあります。
そういえば私が「楊家将」を初めて知ったのも、その中国大河シリーズでしたね。あれももう一度見たいです。北方謙三さんの小説とは、内容がだいぶ違ったはずですけど(・・・てか、北方さんがかなり原作をアレンジしてますから/笑)。本来の「楊家将」は、かなり悲惨・悲運な物語だったと思う。

・・・とりあえず「三国志」にちなんで、夏にハーバーランドの懸賞で当たったキーホルダーの写真を付けてみました(笑)。とりあえず孔明です。
あとの11個は、劉備・関羽・張飛、曹操・袁紹・呂布・司馬懿、孫堅・孫策・孫権・周瑜。
私は司馬懿も好きですね~。どうも私は、したたかな人物が好きみたい(笑)。孔明でだって、晩年の悲壮感が増してからよりも、若い頃の不遜なほうが好きだし。
3主の中では曹操がいい。その懐刀だった郭嘉が好きなのもそういう系統。呉で陸遜が好きなのも、関羽でさえ欺くしたたかさが気に入ってたりする(爆)。

歴史話ついで(?)。
俳優の緒方拳さんが先日亡くなりました。NHK大河の「太平記」で、尊氏のパパ貞氏役ですごく好きになった俳優さんでもあったので、残念です。
これで大河常連の重鎮俳優さんが、また一人、減ってしまいました・・・。

太平記といえば、数日前の新聞に、足利家の菩提寺である等持院で、尊氏像の手が盗まれたという記事が載ってました。バチ当たりな人が世の中にいるもんです(汗)。
この尊氏像、二代義詮や三代義満と一緒に、幕末にも三条河原に首をさらされてる。なんとも災難続きの木像なのです。しょっちゅう痛めつけられて修理されてるせいか、文化財にもしてもらえてないし。逆賊なんてひどいこと言われて気の毒な足利だけど、私はファンだ。尊氏はやはり偉大な人物だし、足利がなければ室町時代はなかったんだし、もっとちゃんと評価してあげてちょーだい!と言いたい。
等持院の木像は、ほかにも手首を取られたり刀の柄が盗られてたりしてるそうな。そんなものを盗っていってどーするんだ・・・。
足利といえば、もうすぐ10月の京都の時代祭なのに、休みを取り損ねて今年もまた行きそびれました。んん~尊氏じゃないにしても、せっかくの昨年からの足利将軍参加、いつかは絶対観に行きたいです。

ゆうひさんのお茶会感想を書こうと思ってたんですが、今日は書けなかった・・・。また改めて。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポーニョポーニョポニョ

2008-10-07 23:59:27 | Weblog
今日は休みを取って朝からマッサージに行き、昼からは近所の映画館で「ポニョ」を観てきました。
ん~、宮崎駿監督作品に、理屈を求めちゃいけないのね(笑)。でも、ファンタジーとしてはちゃんと筋が通ってる。純粋に、可愛かったです。
私は、ポニョのパパのフジモトさんが気に入りました(笑)。ヘンな人(?)だけど、魔法使いとしては有能だよね。それに、実はあの映画の中で、一番マトモなんじゃないかとも思う(笑)。だって、宗介のママのほうが、行動的にはオイオイと思うもん(爆)。いかにも現代の、常識すっ飛ばした母親像みたい(苦笑)。
ポニョが、「足が欲しいぃぃ~!」と駄々こねるのが超可愛い♪
出てくるラーメンやサンドイッチがすごく美味しそう・・・。なんか、チキンラーメン食べたくなりました(笑)。やっぱり子供のファンタジーって、美味しそうなものが出てきてこそ!って思うのは、私だけなんでしょうか。
宮崎監督作品って、‘空を飛ぶ’が重要ポイントですが、「ポニョ」では海を飛んでましたね。魚が水の中を飛んでる、という感じ。
老人ホームのお年寄りが、みんなおばあちゃんってのが、リアルといえばリアル(苦笑)。うん、世の中を反映してます・・・。
先週はテレビで「ハウル」も放映してましたが、あの作品も私はわりと気に入ってます。公開当時の周囲の人の感想は、「?」というのが多かったですが。・・・でも、ファンタジーってああいうものでしょ?
「ハウル」の原作はもっとぶっ飛んでると聞きましたが、一度読んでみたいと思いつつ、まだ読めてません・・・。

ポニョの愛玩系可愛らしさにキュンとしてたら、同系列の可愛さでタニちゃんを思い出した私って・・・(爆)。
てなことで、ついでに宙組感想。

お芝居の「Paradise Prince」は、まぁ深くは突っ込まずに観てちょうど、というところ(苦笑)。ちょっとロマンチックなメルヘン、という角度で、何も考えずに観れば楽しいです。物語レベルとしては、「シニョール・ドンファン」くらいかなぁ?(爆)
タニちゃんのメルヘンな王子様ルックと、陽月ちゃんの現代の可愛い女の子なスタイルが、ちょうどよいバランスですね。
やっぱり、タニちゃんのあの常人離れしたスタイルとスターオーラの隣に、並んで遜色ない陽月ちゃんは、タニちゃんのお嫁さんなんですよね。すごくお似合いで、しっくりきてて、コンビなんだなぁと納得。
タニちゃんには、天才芸術家の役がよく似合います(笑)。これで何度目?観世元雅、詩人ミュッセ、今回の天才アーティスト、そういや星組に出演したときはモディリアーニでしたっけ?
着せ替え人形のようにこれでもか!と現代ファッションをとっかえひっかえ着こなしてるのも、タニちゃんならでは。
真っ直ぐで一生懸命で、悩んだり迷ったりはしてるけど、根本的に純粋で素直なタニちゃんのスチュワートが可愛いなぁと思います。
今回の私のタニちゃんツボは、ラストシーンでソファの上に座り込み、「才能の限界だぁ~!」とポスポスぬいぐるみを叩いてるところ(大爆)。一番素直でそのまんまな、等身大のタニちゃんが、すんごく可愛い♪今日のポニョに匹敵する(大笑)。
陽月ちゃんのキャサリンは、これまた陽月ちゃんそのまんまでしょう。タニちゃんみたいな天才型ではなく、真面目で努力家。でもちゃんとタニちゃんと対等に相対できるキラキラを持った現代の女の子。
ラストシーンで、タニちゃんがポスポスやってる横で、現実的な電話してるところが、いかにもって感じ(笑)。うん、やっぱりお似合いなカップルです。

蘭トムさんのアンソニーが、かなり笑えます(爆)。ゆうひさんがハエタタキ持ってるのと同じくらい、蘭トムさんがバラ一輪持ってるのが笑える、とゆうひさんのお茶会でご一緒した人に話すと、「逆なら当たり前になっちゃうしね」と突っ込まれましたが・・・(コラコラ/大爆)。おかげで、蘭トムさんがハエタタキ持ってるところを想像しちゃいましたよ・・・(大笑)。
でも、後半のシリアスな悪どさをメインにするなら、前半での机を叩いて「痛い・・・」は要らないんじゃないかなぁ?「痛い・・・」というキャラを通すんだったら、後半ももっとアニメチックでいいと思うんだけど。敗北を認めて「勝手にしろ!」と去っていくより、いじけて両秘書になぐさめられる、くらいのシチュエーションでもいいと思います(笑)。
ほっくんの存在が、いまひとつよくわからないですけど。物語にどう絡む、というよりは、キャラの印象のほうが強烈で(苦笑)。それが計算なのか、意図せずにそうなったのか、それがビミョー・・・。
なまじほっくんってアニメ声だけに、キャラ的にもいかにも・・・(爆)。あ~そういえば、「シンデレラ・ロック」でもるいるいちゃんが、あのお声でそういう役割を振られてたっけ・・・。
若手下級生まで、役が付いていくつかにグループ分けされてるので、捜しやすく個々の認識はしやすい代わりに、個々を全部チェックするのが大変という状態でもありますね。1回の観劇では、到底目が届きませんでした・・・(苦笑)。

ショーは、中村先生らしいオーソドックスさと、宙組に合わせて若さを強調したシーン構成と、そして久々に濃厚なジャズシーンが加わり、安心して観ていられました。
ちょっと物足りなかったのは、宙組の現代カラーのせいか、クラシカルなパリ・レビューが意外と地味だったこと。んん~せっかく蘭トムさんメインのシーンなのに、バックからの派手さというか、押してくる華やかさが薄い気がする。宙組生って、そういう意味では正統派レビューってあんまりやったことなかったっけ。
一方でジャズは、かつての雪組の黒のジャズ、花組の白のジャズに匹敵する、カッコいい群舞シーンになってたと思います。蛍光カラーの枠組みピアノのセットが効いてますね。あれがシンプルかつすごくお洒落。
タニちゃんの腕の袖のまくり方が、タニちゃんらしくて好き。あれって、マミさんもよくあんな風にやってた気がする。

とりあえず、ざっとした感想を書いてみました。後半に、もう1回観に行きたいとは思ってます。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

盛りだくさんな1日

2008-10-05 23:56:08 | Weblog
今日は、ゆうひさんのお茶会へ行く前に、宙組を観劇。
そかもその宙組を観る前に、お店で洋服のお買い物。カード決済で5%割引のキャンペーン中だったもので・・・(笑)。
思わぬ(?)買物をしちゃったので、宙組は一番安い席で観劇(苦笑)。まあ、たぶん後半にもう1回観るだろうと思うので、お試し観劇にはちょうどよかったかも。ただ、サバキではやたら良い席がゴロゴロ出てたので、勿体ないというか、サバいてる人には気の毒だな~とは思いましたが(爆)。
タニちゃんがタニちゃんらしく可愛かったのと、陽月ちゃんとのお似合いカップルぶりにホッとしました。やっぱりタニちゃんのお嫁さんは陽月ちゃんなんだなぁ。
詳しい感想は、また後日。
ゆうひさんのお茶会も、楽しかったです♪相変わらずの、ズバズバ鋭い突っ込みと、打てば響くような受け答えで、とってもステキなゆうひさんでした☆
こちらも詳細はまた・・・。

帰宅してパソコンを開けると、俳優の加勢大周さんの逮捕というニュースが飛び込んできました。
・・・ガーン。植本姫がご出演だった昼ドラの「キッパリ!」が、おかげで放映中止に。いよいよ今週から、姫のご登場だったのに~(嘆)。
物語の続きも気になるのに・・・せっせと見ていたので、ガックリです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀ちゃんカッコよすぎる~!

2008-10-04 23:59:44 | Weblog
今日はゆうひさんの「銀ちゃんの恋」を観てきました。
ひと言で言って、銀ちゃん、カッコよすぎ~っ!(笑)
ゆうひさんの、すっかり洗練され、熟成された大人の男役だと、銀ちゃんを演じるにはあまりにカッコよすぎてしまうんですね~。
たとえ、ハエ叩きを持っていようが、焼肉屋の紙エプロンを付けていようが、楽屋弁当かっくらって湯飲みでお茶をすすってようが、背中に‘弧’の字を背負っていようが、とにかくキメキメでカッコよすぎちゃう(苦笑)。
ゆうひさん自身、まだ殻を破りきれてない部分もあるのでしょうけど、あまりにカッコいいために、銀ちゃんが銀ちゃん足り得てない・・・そんな風に見えてしまいます。
初演での久世さんの、泥臭くて、横暴でむちゃくちゃだけど本当は弱くて情けない、だけどその背中に微妙なカッコよさが漂う銀ちゃんは、まさに絶妙だったんだな~と。
2年前のゆうひさんだったら、どんな銀ちゃんだったんだろう?と、ふと思ってしまいました。今ではすっかり、御大将の貫禄と風格を身に付けたゆうひさんですけど、あのころはまだ、どこか線の細さを残してた部分もあったでしょうし。
今日はまだ初日が開けて2日目。これからどんどん殻を破ってくれるといいなぁ。・・・私の観劇は今日1回こっきりなのが残念です。だからほんとは後半で観たかったのに、チケットが取れなかったんですよね・・・(苦笑)。
今日のゆうひさんで一番カッコいい!と思ったのは、新撰組土方の姿でどっしりと腰を下ろし、階段落ちを前にしたヤスのために、ライターを出せ、と子分に命じるところ。うわ~御大将!とトキメキました♪
一方で、ゆうひさんの銀ちゃんで唯一あちゃ~と思ったのが、立ち回りでの意外なへっぴり腰(大爆)。そういやゆうひさんって、日本物で殺陣なんて、やったことないですもんね~。周りの下級生含め、全員が危なっかしくて、ハラハラしちゃいました(笑)。

小夏ちゃんを演じたすみ花ちゃん。
今日の私の涙の半分以上は、すみ花ちゃんのおかげ(笑)。すみ花ちゃんの芝居心も抜群だし、小夏ちゃんって演じるのに入り込める役だろうし、観てる側も同じ女性として共感しやすい役でもある。
一番泣けたのが、邦さんと2人の場面と、「銀ちゃん一緒にいてくれないじゃない!」のシーン。
初演の風花さんも凛とした強さのある小夏ちゃんで大好きだったけど、すみ花ちゃんの小夏ちゃんのほうが泥臭さと健気さはあるのかも。

ヤスのひかる君。
ひかる君のレベルとしては、ものすごく頑張ったと思う。二枚目を捨ててみっともなくボロボロになって体当たりでぶつかるからこその、カッコよさもちゃんとあったし。
ただ、まだ必死さのほうが先行して、ヤスの役者馬鹿っぷりや、銀ちゃんへの問答無用の崇拝までには、到れてない。ヤスって、銀ちゃんの子分というか下僕的な卑屈さがポイントだと思うんですけど、ひかる君のヤスにはまだ、ゆうひさん銀ちゃんの年の離れた弟みたいな、どことなく甘ちゃんのような印象が無きにしも非ず。
・・・まぁね~、初演のコウちゃんのヤスが素晴らしすぎただけに、比べちゃ気の毒なことはわかってるんですけど(汗)。コウちゃんのヤスって、お芝居への想いが本当に伝わってくる、見事に役者馬鹿なヤスだったから・・・。

真野君の橘は、細かなお芝居になるとやっぱり月っ子で上手いな~と思う反面、ここぞ!というところでのドンとしたパンチ力に欠ける・・・(苦笑)。お芝居の‘間’に不満なところがいくつかあったんですけど、真野君なら、これから練れていけば修正可能だと期待してます。
邦さんのお母さんは、さすがとしか言いようがなかった。わかっている台詞なのに言われると泣ける・・・。
きらりちゃんの朋子が、いかにも現代っ子らしくキュートで可愛かったですね。オジサマ受けするタイプ?(爆)スタイル抜群だし、お猿さんのリュックが超可愛い(笑)。
さあやちゃん、たしかゆうひさんのディナーショーでも面白い子だな~と思った覚えがありますけど、今回の秘書役でも強烈なキャラで印象大。
風斗君のジミーが、可愛らしくコロコロと表情が変わって、印象的でしたね。
玉美を演じた姫花ちゃんは、儲け役なんだからもっと思い切って弾けていいと思う。初演はあのダンちゃんだったんだし(笑)。
全体としてはやはり下級生も多かったですし、群衆芝居がとにかく物足りない・・・。階段落ちの直前のシーン、銀ちゃんと小夏ちゃんとヤスが唄う後ろに、映画のスタッフや役者たちが日常での撮影スタジオ風景をフラッシュバックさせてますが、全然こっちまで届いてこない(汗)。現場の喧騒、仕事への情熱、それでいて何気ない日常の風景・・・そのリアル感が欲しいですね。

まだ始まったばかりですし、これから変わっていくんだと思うので、1年後スカイステージで東京での千秋楽の舞台が放映されるのを、楽しみに待つことにします・・・。

あ、今日は月組発売日。最後の並びに参加してきました。もちろん新人公演狙い(笑)。
抽選で引いた整理番号が「銀ちゃん」の観劇時間と重なっちゃったので、母に頼んで買ってきてもらいました。立見券ですけど、一応はゲット。・・・あとはどうにかして当日、仕事を早退できるように、根回しをしとかなくちゃ。

明日はゆうひさんのお茶会に行ってきま~す!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台旅行記

2008-10-03 23:52:06 | Weblog
1泊ではありましたけど、懐かしい場所をうろうろして、満足の旅でした。トラブルはいろいろあったけど(苦笑)。

1日目。
東京駅で友人と待ち合わせ、新幹線で仙台へ。
到着したのがちょうどお昼前。懐かしの仙台駅!小学生の頃の2年間、父の転勤で仙台に住んでたことがあるので、旅先というよりは、第2のふるさとに里帰りした感じ。駅前の歩道橋も、駅横のショッピング街エスパルも(当時の仙台ではここの本屋でしか宝塚関連の雑誌が置いてなかった/笑)、街を走るバスも、み~んなお馴染み。
とはいえ、すべてが当時のままではなく、やはり消えてしまったビルやデパート、当時にはなかったお店やビルなども多く、時の流れを感じましたね~。

駅中のお蕎麦屋さんで昼食。白石名物のうーめんを食べてきました。お蕎麦の太さのそうめんという感じ?(笑)
オリックス対楽天の試合開始は14時。しかしすでに駅のホームには楽天ファンの集団が一杯。さすが本拠地。
球場の最寄り駅「宮城野原」は、私が昔住んでいた場所の近くでもあります。でも当時はこの駅はなく、バスで仙台駅まで行ってましたね。
試合開始まで時間もあるので、お散歩がてら懐かしの地めぐりへ。
いつも買い物に歩いた商店街、通っていた小学校、通学路、住んでいた社宅の周辺、母と一緒に行ったスーパーなどなど、懐かしいながらもがらりと姿を変えた風景に、当時を思い出しました。
一番ショックだったのは、小学校のシンボルだった、運動場のど真ん中にあったでっかい柿の木が、影も形もなくなってしまっていたこと。伝統ある古い小学校で、創設以来保存してきた大事な柿の木だったはずなので、伐ったということは、枯れちゃったんでしょうか・・・。
すっかり校舎も建て替えられ、門の傍の二宮金次郎像も消え、いかにも現代の小学校な姿に、ちょっぴり淋しい思いがしました。
住んでた社宅はなくなってましたが、周囲には当時のまま残ってる場所もあり、やはり懐かしい。通り道の門、家の庭先、道脇に立つポスト、意外と覚えてるものですね。

お散歩に思ったより時間を使ってしまい、慌てて球場へ。到着と同時にプレイボール。
Kスタ宮城、もとは県営宮城野球場。ここも、小学生当時の私が、生まれて初めて野球観戦をした場所でもあります(笑)。
父に連れられて、自転車で球場までやってきて、阪急ブレーブスのナイター戦を見た覚えがあります。相手チームがどこだったか、記憶が定かではないのですが、その時も負けゲームだったのは、よく覚えてます(爆)。
楽天球団が本拠地とし、球場もリニューアルされてすっかり様変わりしましたが、やっぱり思い出のある球場ではありますね。

試合結果は散々でしたが、それ以上に慌てたのは、延長戦に突入したため、お宿へ行く時間を大幅にオーバーしてしまったこと。
試合開始が14時だから、ちょっと延びたとしても18時には終わるだろう、という予測だったのが、終了したのが18時半近かった(汗)。
松島にお宿を取っていたのですが、順調なら宮城野原駅から松島海岸駅まで30分~40分。ところが、この時間となると電車の本数が減り、次の電車で向かうと到着が19時半を過ぎてしまう。
慌ててお宿に電話を入れ、到着が遅れることを伝えてから、イライラしながら電車待ち。その間にも、駅には楽天ファンが続々とやってくる(苦笑)。
え~い、加藤の馬鹿馬鹿~~!とぶつぶつ文句を言いつつ、松島に到着。お宿からは、わざわざ迎えに来て下さいました。遅くなったわけを話しながら、思わず運転手さんにまで、試合の愚痴(爆)。
お食事時間のタイムリミットがあるので、着いたらすぐに夕食。仙台らしく牛タン付きの大層豪勢なお食事で、大満足。デザートにはずんだもちまで付いて、お腹がパンパンになりました。
お部屋でちょっと休憩してから、温泉へ。海に面した露天風呂もあり、試合観戦で冷えた体も、すっかりあったまりましたね。
さすがにくたびれたので、早めに就寝。翌日は朝から松島観光するつもりでした・・・。

2日目。
早めに起きて、朝食前にひとっ風呂。朝風呂での露天風呂も、また格別。夜には見えなかった松島の海が綺麗に見えて、ほっこり。
朝に弱い友人を起こし、朝食へ。朝から豪勢なお膳で、名物の笹かまぼこや納豆が付いてたのはいかにもでしたが、私は納豆が大嫌い。小学校の給食で、納豆が食べれずに泣いたこともあるという・・・(大爆)。
朝食が済んで、さて出かける準備、という時に、友人が急に持病の頭痛でダウンしてしまいました。しばらく休んで様子を見てたのですが、しばらく起きられそうにないというので、チェックアウトの時間までゆっくり寝てるように言って、私だけ周辺のお散歩に。
とりあえずいつでも出られるよう、お勘定だけ先に済ませて、チェックアウトの前に部屋に声を掛けてくれるようお宿の人に頼み、一人でぶらぶらと出発。

仙台といえば、伊達政宗。その政宗の事績を展示する歴史館が近くにあったので、入ってみました。たくさんの蝋人形が並べられ、ちょっと不気味というか怖いというか。でも、政宗の足跡を丁寧に描いてあって、いかにも大河ドラマのブームで作りました、という内容(笑)。
出口にあるお土産屋さんでは、それこそ大河のビデオを放映中(笑)。確かに、あのドラマは面白かったですもんね。
歴史館の裏に、小さい竹細工のお店があって、ちょっとのぞくと、可愛いこけしが一杯。こけしにも地域によっていろんな型があるんですよね。思わず、小さいマグネットこけしを買っちゃいました。
気づけばチェックアウト時間が迫ってたので、一度友人に電話を入れてみる。どうにか起きられそうということで、いったんお宿に戻って合流し、仕切り直しで再度出発。

観光船乗り場のロッカーに荷物を放り込み、船には乗らず(苦笑)、まずは松島名所の五大堂へ。
海に突き出した小島に建つお堂で、伊達政宗が建立・・・と思ってましたが、実は最初に建てたのは、坂上田村麻呂!江戸時代に政宗が再建したんですね~。知らなかった・・・(爆)。
そして、五大堂から見上げて気になった、天守閣のような建物へ行ってみることに。
「松島城」と書かれてありましたが、何のことはない、天守閣の形をした展望台(笑)。でも、確かに眺めが良かった!松島の海を一望でき、目の下には五大堂。
内部も木造で、本当のお城みたいな風情もあり、意外な穴場(?)ではありました。

最後に向かったのが、有名な瑞巌寺。それこそ政宗が建立し、荘厳な寺院として、そして万一の時の軍事基地として造ったといわれる、松島一の観光名所です。
本堂に上がってぐるりと一周すると、国宝と重文のオンパレードな部屋の数々。さすが伊達家というか近世の文化というか、華やかで豪華。質実剛健な風情の鎌倉とは、がらりと違う文化ですね。
観光客も多く、団体さんも多い(笑)。いかにも観光地の瑞巌寺ですが、これも政宗のご偉功ありき。
そもそも仙台は政宗の代に造った街ですから、私の見地からするとまだ新しい(笑)。鎌倉南北朝好きの私が、今回の旅行ではそういった場所を一切回らなかったのも、そもそも関連史跡が見当たらないんですね。探せば出てくるかもしれないですけど、そんな余裕もなかったし、見つければ行きたくなるので、敢えて探しませんでした(苦笑)。
伊達家は南北朝期には南朝方として、北畠顕家に従って足利と戦ったりもしてますけど、その頃の伊達の本拠は仙台ではなかったはず。顕家が拠った多賀城は仙台市の隣ですけど、やはり行く余裕はなかったですし。

そんな感じで、松島の主な観光地を見学して、そろそろ引き上げる時間。てくてくと歩いて松島の駅へ向かったのですが、駅に着いてびっくり。なんと東北新幹線が止まっているという情報・・・。
なんですと~!?と思いましたが、とりあえずは予定通り、仙台駅へ戻ることにしました。
仙台に着くと、新幹線乗り場は人だかり。信号トラブルのため午前中一杯、新幹線は動かず、お昼を過ぎてようやく動き出したところだとか。
指定券は持っていたのですが、その列車が時間通りに来るとは思えず、とりあえずは駅中をうろついてお土産と駅弁をゲットし、さて乗るべき列車が来るか?と待ちましたが、結局は運休・・・ガーン。
どうしたらいいのか、駅員さんに訊いてみると、指定券は持っているので、大幅に遅れて運転している新幹線の、空いた席に座って構わないとのこと。
つまり、列車が動き出した時点で、急ぐ人はどんどん先の列車へ乗って行ってしまうので、あとの列車には自然に指定席でも乗ってこない人が増える。東北新幹線は、各駅停車の列車以外は、仙台の次は大宮まで止まらないので、仙台で誰も乗ってこなければその席は空席と判断できるわけですね。
何とか次に来る新幹線に乗れれば~とホームに上がってみると、意外にも列車は空いてました(苦笑)。あっさりと空席を見つけて確保。
とはいえ、動いてはいても前を走る列車が詰まっている状態で、駅ごとに臨時停車し、先行車両が前の駅を出発したら動き出す、というのろのろ運転を繰り返しつつの運行。
大宮で、ついに先行車両に追いついてしまい、隣のホームの列車が行ってから、次の発車になる、というアナウンスが入りました。つまり、隣の列車に乗り換えたほうが早いってことですね。
しゃーないな~と、隣の列車へ乗り換え。こっちも座席は空いてたので、適当に座って上野まで。
今度は上野で、東京駅のホームが満杯のため、しばらく停車~というアナウンス。上野まで来れば、もう山手線で乗っていくほうが早い!と、もはや新幹線はあきらめて下車。どうにかこうにか東京駅に着きました。結果、予定より約1時間遅れでの東京着。
とはいえ、東京住まいの友人はともかく、私はまだこれから大阪まで帰らなきゃならない(汗)。駅の中で30分ほど休憩がてらお茶を飲み、今度は東海道新幹線に乗り込んで、何とか無事に大阪まで戻ってきました。
1日で、仙台から大阪まで地上を走破してきたわけですね。思えば、すごい距離を(トラブルがあったとはいえ)こんなに早く移動できるようになったんですよね・・・。新幹線のスピードも、昔と比べると格段にアップしてるんだなぁと、しみじみ実感しました(笑)。

想定外の出来事ばかりで‘予定通りいかない’旅行ではありましたが、まぁそれも終わってみれば楽しい思い出。仙台は、機会があればまた何度でも行ってみたい場所ですね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする