1泊ではありましたけど、懐かしい場所をうろうろして、満足の旅でした。トラブルはいろいろあったけど(苦笑)。
1日目。
東京駅で友人と待ち合わせ、新幹線で仙台へ。
到着したのがちょうどお昼前。懐かしの仙台駅!小学生の頃の2年間、父の転勤で仙台に住んでたことがあるので、旅先というよりは、第2のふるさとに里帰りした感じ。駅前の歩道橋も、駅横のショッピング街エスパルも(当時の仙台ではここの本屋でしか宝塚関連の雑誌が置いてなかった/笑)、街を走るバスも、み~んなお馴染み。
とはいえ、すべてが当時のままではなく、やはり消えてしまったビルやデパート、当時にはなかったお店やビルなども多く、時の流れを感じましたね~。
駅中のお蕎麦屋さんで昼食。白石名物のうーめんを食べてきました。お蕎麦の太さのそうめんという感じ?(笑)
オリックス対楽天の試合開始は14時。しかしすでに駅のホームには楽天ファンの集団が一杯。さすが本拠地。
球場の最寄り駅「宮城野原」は、私が昔住んでいた場所の近くでもあります。でも当時はこの駅はなく、バスで仙台駅まで行ってましたね。
試合開始まで時間もあるので、お散歩がてら懐かしの地めぐりへ。
いつも買い物に歩いた商店街、通っていた小学校、通学路、住んでいた社宅の周辺、母と一緒に行ったスーパーなどなど、懐かしいながらもがらりと姿を変えた風景に、当時を思い出しました。
一番ショックだったのは、小学校のシンボルだった、運動場のど真ん中にあったでっかい柿の木が、影も形もなくなってしまっていたこと。伝統ある古い小学校で、創設以来保存してきた大事な柿の木だったはずなので、伐ったということは、枯れちゃったんでしょうか・・・。
すっかり校舎も建て替えられ、門の傍の二宮金次郎像も消え、いかにも現代の小学校な姿に、ちょっぴり淋しい思いがしました。
住んでた社宅はなくなってましたが、周囲には当時のまま残ってる場所もあり、やはり懐かしい。通り道の門、家の庭先、道脇に立つポスト、意外と覚えてるものですね。
お散歩に思ったより時間を使ってしまい、慌てて球場へ。到着と同時にプレイボール。
Kスタ宮城、もとは県営宮城野球場。ここも、小学生当時の私が、生まれて初めて野球観戦をした場所でもあります(笑)。
父に連れられて、自転車で球場までやってきて、阪急ブレーブスのナイター戦を見た覚えがあります。相手チームがどこだったか、記憶が定かではないのですが、その時も負けゲームだったのは、よく覚えてます(爆)。
楽天球団が本拠地とし、球場もリニューアルされてすっかり様変わりしましたが、やっぱり思い出のある球場ではありますね。
試合結果は散々でしたが、それ以上に慌てたのは、延長戦に突入したため、お宿へ行く時間を大幅にオーバーしてしまったこと。
試合開始が14時だから、ちょっと延びたとしても18時には終わるだろう、という予測だったのが、終了したのが18時半近かった(汗)。
松島にお宿を取っていたのですが、順調なら宮城野原駅から松島海岸駅まで30分~40分。ところが、この時間となると電車の本数が減り、次の電車で向かうと到着が19時半を過ぎてしまう。
慌ててお宿に電話を入れ、到着が遅れることを伝えてから、イライラしながら電車待ち。その間にも、駅には楽天ファンが続々とやってくる(苦笑)。
え~い、加藤の馬鹿馬鹿~~!とぶつぶつ文句を言いつつ、松島に到着。お宿からは、わざわざ迎えに来て下さいました。遅くなったわけを話しながら、思わず運転手さんにまで、試合の愚痴(爆)。
お食事時間のタイムリミットがあるので、着いたらすぐに夕食。仙台らしく牛タン付きの大層豪勢なお食事で、大満足。デザートにはずんだもちまで付いて、お腹がパンパンになりました。
お部屋でちょっと休憩してから、温泉へ。海に面した露天風呂もあり、試合観戦で冷えた体も、すっかりあったまりましたね。
さすがにくたびれたので、早めに就寝。翌日は朝から松島観光するつもりでした・・・。
2日目。
早めに起きて、朝食前にひとっ風呂。朝風呂での露天風呂も、また格別。夜には見えなかった松島の海が綺麗に見えて、ほっこり。
朝に弱い友人を起こし、朝食へ。朝から豪勢なお膳で、名物の笹かまぼこや納豆が付いてたのはいかにもでしたが、私は納豆が大嫌い。小学校の給食で、納豆が食べれずに泣いたこともあるという・・・(大爆)。
朝食が済んで、さて出かける準備、という時に、友人が急に持病の頭痛でダウンしてしまいました。しばらく休んで様子を見てたのですが、しばらく起きられそうにないというので、チェックアウトの時間までゆっくり寝てるように言って、私だけ周辺のお散歩に。
とりあえずいつでも出られるよう、お勘定だけ先に済ませて、チェックアウトの前に部屋に声を掛けてくれるようお宿の人に頼み、一人でぶらぶらと出発。
仙台といえば、伊達政宗。その政宗の事績を展示する歴史館が近くにあったので、入ってみました。たくさんの蝋人形が並べられ、ちょっと不気味というか怖いというか。でも、政宗の足跡を丁寧に描いてあって、いかにも大河ドラマのブームで作りました、という内容(笑)。
出口にあるお土産屋さんでは、それこそ大河のビデオを放映中(笑)。確かに、あのドラマは面白かったですもんね。
歴史館の裏に、小さい竹細工のお店があって、ちょっとのぞくと、可愛いこけしが一杯。こけしにも地域によっていろんな型があるんですよね。思わず、小さいマグネットこけしを買っちゃいました。
気づけばチェックアウト時間が迫ってたので、一度友人に電話を入れてみる。どうにか起きられそうということで、いったんお宿に戻って合流し、仕切り直しで再度出発。
観光船乗り場のロッカーに荷物を放り込み、船には乗らず(苦笑)、まずは松島名所の五大堂へ。
海に突き出した小島に建つお堂で、伊達政宗が建立・・・と思ってましたが、実は最初に建てたのは、坂上田村麻呂!江戸時代に政宗が再建したんですね~。知らなかった・・・(爆)。
そして、五大堂から見上げて気になった、天守閣のような建物へ行ってみることに。
「松島城」と書かれてありましたが、何のことはない、天守閣の形をした展望台(笑)。でも、確かに眺めが良かった!松島の海を一望でき、目の下には五大堂。
内部も木造で、本当のお城みたいな風情もあり、意外な穴場(?)ではありました。
最後に向かったのが、有名な瑞巌寺。それこそ政宗が建立し、荘厳な寺院として、そして万一の時の軍事基地として造ったといわれる、松島一の観光名所です。
本堂に上がってぐるりと一周すると、国宝と重文のオンパレードな部屋の数々。さすが伊達家というか近世の文化というか、華やかで豪華。質実剛健な風情の鎌倉とは、がらりと違う文化ですね。
観光客も多く、団体さんも多い(笑)。いかにも観光地の瑞巌寺ですが、これも政宗のご偉功ありき。
そもそも仙台は政宗の代に造った街ですから、私の見地からするとまだ新しい(笑)。鎌倉南北朝好きの私が、今回の旅行ではそういった場所を一切回らなかったのも、そもそも関連史跡が見当たらないんですね。探せば出てくるかもしれないですけど、そんな余裕もなかったし、見つければ行きたくなるので、敢えて探しませんでした(苦笑)。
伊達家は南北朝期には南朝方として、北畠顕家に従って足利と戦ったりもしてますけど、その頃の伊達の本拠は仙台ではなかったはず。顕家が拠った多賀城は仙台市の隣ですけど、やはり行く余裕はなかったですし。
そんな感じで、松島の主な観光地を見学して、そろそろ引き上げる時間。てくてくと歩いて松島の駅へ向かったのですが、駅に着いてびっくり。なんと東北新幹線が止まっているという情報・・・。
なんですと~!?と思いましたが、とりあえずは予定通り、仙台駅へ戻ることにしました。
仙台に着くと、新幹線乗り場は人だかり。信号トラブルのため午前中一杯、新幹線は動かず、お昼を過ぎてようやく動き出したところだとか。
指定券は持っていたのですが、その列車が時間通りに来るとは思えず、とりあえずは駅中をうろついてお土産と駅弁をゲットし、さて乗るべき列車が来るか?と待ちましたが、結局は運休・・・ガーン。
どうしたらいいのか、駅員さんに訊いてみると、指定券は持っているので、大幅に遅れて運転している新幹線の、空いた席に座って構わないとのこと。
つまり、列車が動き出した時点で、急ぐ人はどんどん先の列車へ乗って行ってしまうので、あとの列車には自然に指定席でも乗ってこない人が増える。東北新幹線は、各駅停車の列車以外は、仙台の次は大宮まで止まらないので、仙台で誰も乗ってこなければその席は空席と判断できるわけですね。
何とか次に来る新幹線に乗れれば~とホームに上がってみると、意外にも列車は空いてました(苦笑)。あっさりと空席を見つけて確保。
とはいえ、動いてはいても前を走る列車が詰まっている状態で、駅ごとに臨時停車し、先行車両が前の駅を出発したら動き出す、というのろのろ運転を繰り返しつつの運行。
大宮で、ついに先行車両に追いついてしまい、隣のホームの列車が行ってから、次の発車になる、というアナウンスが入りました。つまり、隣の列車に乗り換えたほうが早いってことですね。
しゃーないな~と、隣の列車へ乗り換え。こっちも座席は空いてたので、適当に座って上野まで。
今度は上野で、東京駅のホームが満杯のため、しばらく停車~というアナウンス。上野まで来れば、もう山手線で乗っていくほうが早い!と、もはや新幹線はあきらめて下車。どうにかこうにか東京駅に着きました。結果、予定より約1時間遅れでの東京着。
とはいえ、東京住まいの友人はともかく、私はまだこれから大阪まで帰らなきゃならない(汗)。駅の中で30分ほど休憩がてらお茶を飲み、今度は東海道新幹線に乗り込んで、何とか無事に大阪まで戻ってきました。
1日で、仙台から大阪まで地上を走破してきたわけですね。思えば、すごい距離を(トラブルがあったとはいえ)こんなに早く移動できるようになったんですよね・・・。新幹線のスピードも、昔と比べると格段にアップしてるんだなぁと、しみじみ実感しました(笑)。
想定外の出来事ばかりで‘予定通りいかない’旅行ではありましたが、まぁそれも終わってみれば楽しい思い出。仙台は、機会があればまた何度でも行ってみたい場所ですね。
1日目。
東京駅で友人と待ち合わせ、新幹線で仙台へ。
到着したのがちょうどお昼前。懐かしの仙台駅!小学生の頃の2年間、父の転勤で仙台に住んでたことがあるので、旅先というよりは、第2のふるさとに里帰りした感じ。駅前の歩道橋も、駅横のショッピング街エスパルも(当時の仙台ではここの本屋でしか宝塚関連の雑誌が置いてなかった/笑)、街を走るバスも、み~んなお馴染み。
とはいえ、すべてが当時のままではなく、やはり消えてしまったビルやデパート、当時にはなかったお店やビルなども多く、時の流れを感じましたね~。
駅中のお蕎麦屋さんで昼食。白石名物のうーめんを食べてきました。お蕎麦の太さのそうめんという感じ?(笑)
オリックス対楽天の試合開始は14時。しかしすでに駅のホームには楽天ファンの集団が一杯。さすが本拠地。
球場の最寄り駅「宮城野原」は、私が昔住んでいた場所の近くでもあります。でも当時はこの駅はなく、バスで仙台駅まで行ってましたね。
試合開始まで時間もあるので、お散歩がてら懐かしの地めぐりへ。
いつも買い物に歩いた商店街、通っていた小学校、通学路、住んでいた社宅の周辺、母と一緒に行ったスーパーなどなど、懐かしいながらもがらりと姿を変えた風景に、当時を思い出しました。
一番ショックだったのは、小学校のシンボルだった、運動場のど真ん中にあったでっかい柿の木が、影も形もなくなってしまっていたこと。伝統ある古い小学校で、創設以来保存してきた大事な柿の木だったはずなので、伐ったということは、枯れちゃったんでしょうか・・・。
すっかり校舎も建て替えられ、門の傍の二宮金次郎像も消え、いかにも現代の小学校な姿に、ちょっぴり淋しい思いがしました。
住んでた社宅はなくなってましたが、周囲には当時のまま残ってる場所もあり、やはり懐かしい。通り道の門、家の庭先、道脇に立つポスト、意外と覚えてるものですね。
お散歩に思ったより時間を使ってしまい、慌てて球場へ。到着と同時にプレイボール。
Kスタ宮城、もとは県営宮城野球場。ここも、小学生当時の私が、生まれて初めて野球観戦をした場所でもあります(笑)。
父に連れられて、自転車で球場までやってきて、阪急ブレーブスのナイター戦を見た覚えがあります。相手チームがどこだったか、記憶が定かではないのですが、その時も負けゲームだったのは、よく覚えてます(爆)。
楽天球団が本拠地とし、球場もリニューアルされてすっかり様変わりしましたが、やっぱり思い出のある球場ではありますね。
試合結果は散々でしたが、それ以上に慌てたのは、延長戦に突入したため、お宿へ行く時間を大幅にオーバーしてしまったこと。
試合開始が14時だから、ちょっと延びたとしても18時には終わるだろう、という予測だったのが、終了したのが18時半近かった(汗)。
松島にお宿を取っていたのですが、順調なら宮城野原駅から松島海岸駅まで30分~40分。ところが、この時間となると電車の本数が減り、次の電車で向かうと到着が19時半を過ぎてしまう。
慌ててお宿に電話を入れ、到着が遅れることを伝えてから、イライラしながら電車待ち。その間にも、駅には楽天ファンが続々とやってくる(苦笑)。
え~い、加藤の馬鹿馬鹿~~!とぶつぶつ文句を言いつつ、松島に到着。お宿からは、わざわざ迎えに来て下さいました。遅くなったわけを話しながら、思わず運転手さんにまで、試合の愚痴(爆)。
お食事時間のタイムリミットがあるので、着いたらすぐに夕食。仙台らしく牛タン付きの大層豪勢なお食事で、大満足。デザートにはずんだもちまで付いて、お腹がパンパンになりました。
お部屋でちょっと休憩してから、温泉へ。海に面した露天風呂もあり、試合観戦で冷えた体も、すっかりあったまりましたね。
さすがにくたびれたので、早めに就寝。翌日は朝から松島観光するつもりでした・・・。
2日目。
早めに起きて、朝食前にひとっ風呂。朝風呂での露天風呂も、また格別。夜には見えなかった松島の海が綺麗に見えて、ほっこり。
朝に弱い友人を起こし、朝食へ。朝から豪勢なお膳で、名物の笹かまぼこや納豆が付いてたのはいかにもでしたが、私は納豆が大嫌い。小学校の給食で、納豆が食べれずに泣いたこともあるという・・・(大爆)。
朝食が済んで、さて出かける準備、という時に、友人が急に持病の頭痛でダウンしてしまいました。しばらく休んで様子を見てたのですが、しばらく起きられそうにないというので、チェックアウトの時間までゆっくり寝てるように言って、私だけ周辺のお散歩に。
とりあえずいつでも出られるよう、お勘定だけ先に済ませて、チェックアウトの前に部屋に声を掛けてくれるようお宿の人に頼み、一人でぶらぶらと出発。
仙台といえば、伊達政宗。その政宗の事績を展示する歴史館が近くにあったので、入ってみました。たくさんの蝋人形が並べられ、ちょっと不気味というか怖いというか。でも、政宗の足跡を丁寧に描いてあって、いかにも大河ドラマのブームで作りました、という内容(笑)。
出口にあるお土産屋さんでは、それこそ大河のビデオを放映中(笑)。確かに、あのドラマは面白かったですもんね。
歴史館の裏に、小さい竹細工のお店があって、ちょっとのぞくと、可愛いこけしが一杯。こけしにも地域によっていろんな型があるんですよね。思わず、小さいマグネットこけしを買っちゃいました。
気づけばチェックアウト時間が迫ってたので、一度友人に電話を入れてみる。どうにか起きられそうということで、いったんお宿に戻って合流し、仕切り直しで再度出発。
観光船乗り場のロッカーに荷物を放り込み、船には乗らず(苦笑)、まずは松島名所の五大堂へ。
海に突き出した小島に建つお堂で、伊達政宗が建立・・・と思ってましたが、実は最初に建てたのは、坂上田村麻呂!江戸時代に政宗が再建したんですね~。知らなかった・・・(爆)。
そして、五大堂から見上げて気になった、天守閣のような建物へ行ってみることに。
「松島城」と書かれてありましたが、何のことはない、天守閣の形をした展望台(笑)。でも、確かに眺めが良かった!松島の海を一望でき、目の下には五大堂。
内部も木造で、本当のお城みたいな風情もあり、意外な穴場(?)ではありました。
最後に向かったのが、有名な瑞巌寺。それこそ政宗が建立し、荘厳な寺院として、そして万一の時の軍事基地として造ったといわれる、松島一の観光名所です。
本堂に上がってぐるりと一周すると、国宝と重文のオンパレードな部屋の数々。さすが伊達家というか近世の文化というか、華やかで豪華。質実剛健な風情の鎌倉とは、がらりと違う文化ですね。
観光客も多く、団体さんも多い(笑)。いかにも観光地の瑞巌寺ですが、これも政宗のご偉功ありき。
そもそも仙台は政宗の代に造った街ですから、私の見地からするとまだ新しい(笑)。鎌倉南北朝好きの私が、今回の旅行ではそういった場所を一切回らなかったのも、そもそも関連史跡が見当たらないんですね。探せば出てくるかもしれないですけど、そんな余裕もなかったし、見つければ行きたくなるので、敢えて探しませんでした(苦笑)。
伊達家は南北朝期には南朝方として、北畠顕家に従って足利と戦ったりもしてますけど、その頃の伊達の本拠は仙台ではなかったはず。顕家が拠った多賀城は仙台市の隣ですけど、やはり行く余裕はなかったですし。
そんな感じで、松島の主な観光地を見学して、そろそろ引き上げる時間。てくてくと歩いて松島の駅へ向かったのですが、駅に着いてびっくり。なんと東北新幹線が止まっているという情報・・・。
なんですと~!?と思いましたが、とりあえずは予定通り、仙台駅へ戻ることにしました。
仙台に着くと、新幹線乗り場は人だかり。信号トラブルのため午前中一杯、新幹線は動かず、お昼を過ぎてようやく動き出したところだとか。
指定券は持っていたのですが、その列車が時間通りに来るとは思えず、とりあえずは駅中をうろついてお土産と駅弁をゲットし、さて乗るべき列車が来るか?と待ちましたが、結局は運休・・・ガーン。
どうしたらいいのか、駅員さんに訊いてみると、指定券は持っているので、大幅に遅れて運転している新幹線の、空いた席に座って構わないとのこと。
つまり、列車が動き出した時点で、急ぐ人はどんどん先の列車へ乗って行ってしまうので、あとの列車には自然に指定席でも乗ってこない人が増える。東北新幹線は、各駅停車の列車以外は、仙台の次は大宮まで止まらないので、仙台で誰も乗ってこなければその席は空席と判断できるわけですね。
何とか次に来る新幹線に乗れれば~とホームに上がってみると、意外にも列車は空いてました(苦笑)。あっさりと空席を見つけて確保。
とはいえ、動いてはいても前を走る列車が詰まっている状態で、駅ごとに臨時停車し、先行車両が前の駅を出発したら動き出す、というのろのろ運転を繰り返しつつの運行。
大宮で、ついに先行車両に追いついてしまい、隣のホームの列車が行ってから、次の発車になる、というアナウンスが入りました。つまり、隣の列車に乗り換えたほうが早いってことですね。
しゃーないな~と、隣の列車へ乗り換え。こっちも座席は空いてたので、適当に座って上野まで。
今度は上野で、東京駅のホームが満杯のため、しばらく停車~というアナウンス。上野まで来れば、もう山手線で乗っていくほうが早い!と、もはや新幹線はあきらめて下車。どうにかこうにか東京駅に着きました。結果、予定より約1時間遅れでの東京着。
とはいえ、東京住まいの友人はともかく、私はまだこれから大阪まで帰らなきゃならない(汗)。駅の中で30分ほど休憩がてらお茶を飲み、今度は東海道新幹線に乗り込んで、何とか無事に大阪まで戻ってきました。
1日で、仙台から大阪まで地上を走破してきたわけですね。思えば、すごい距離を(トラブルがあったとはいえ)こんなに早く移動できるようになったんですよね・・・。新幹線のスピードも、昔と比べると格段にアップしてるんだなぁと、しみじみ実感しました(笑)。
想定外の出来事ばかりで‘予定通りいかない’旅行ではありましたが、まぁそれも終わってみれば楽しい思い出。仙台は、機会があればまた何度でも行ってみたい場所ですね。