趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

夢から覚めない

2014-03-24 23:53:54 | 観劇
今日は一日、朝起きてからも、通勤電車も、仕事中も、帰宅して夕飯作りながらも、ず~っとともドレのお声が脳内を回る回る・・・。
今回、お芝居、ビジュアルに加えて、お声のトーンが本当に素敵で、こんなにもお声をコントロールできるようになったともみんに、ますます惚れ直しました。
最初のアンドレ、おばあちゃんやル・ルーとしゃべっているときの、少年のような高めの明るい声から、アランと喧嘩するときの、力で押し出すような声、毒入りワインのシーンでの、押し殺した想いを絞り出すように掠れた声、今宵一夜での、穏やかに落ち着いた低い大人の男の声・・・。
声音で、感情の変化も伝わりますし、アンドレがどんどん大人になっていくのもわかる。
特にともみんって、お声で感情がよくわかる・・・というか、これまで感情でお声のトーンやテンションがどんどんアップする(笑)ところがあったんですね。でも今回、抑制の効いた、完璧にコントロールされたお声で、その上できちんとその声で真っ直ぐに感情の伝わる、しかも男役としてものすごくカッコいいトーンのお声、という、すごいことを成し遂げていて(爆)、聴いていても本当に素敵です。
私のお気に入りは、オスカルに置いて行かれ、おばあちゃんに怒られたときの「知るもんか!」(超可愛い~♪)、アランと喧嘩するときの「もういっぺん言ってみろ!」(一番、いつものともみんらしい声じゃないかな/笑)、毒入りワインのときの「ワインを持って来た」(すごく自然な口調で、いつもこんな風にオスカルとしゃべってるんだろうな~と思うと同時に、後ろめたさを隠すようにやや明るいトーンで言うのも好き)、そしてやっぱり今宵一夜の一番最初、「どうした、眠れないのか?」と、そのあとの会話での「突然何を言い出すんだ」(低音がカッコよすぎてシビれる・・・/爆)。
ず~っと聴いていたいくらい、本当に素敵なお声で、うっとりします・・・♪♪
そのお声の延長(笑)の歌も、ともみん本当に上手くなったなぁ~と。
特にやっぱり、最初の「白ばらの人」は、アンドレのオスカルへの想い、憧憬、愛おしさ、そして何よりも幸福感にあふれてて、お声の晴れやかさと相まって、聴いてて幸せ・・・。この幸福感があるからこそ、後半のアンドレの苦しみや切なさが、より際立つんですよね。

ついお声だけで延々語りましたが、そのほかマニアな小ツボ(笑)。
面会室のシーン。軍服ともドレの、さり気ない仕草や動きがことごとくツボ。オスカルに「その荷物をここへ運んでくれ」と言われて、軽くうなずき、スッと片手を上げるのが超素敵!
箱から取り出した剣に刻まれた名前を読み上げるときに、柄をチャキ、と音を立てて引っくり返す仕草がものすごくツボ(爆)。
しかも、箱に近づくオスカルに場所を空けるため、すごい勢いで後ずさるのも好き(大爆)。
一幕ラストの宮廷シーン。ブイエ将軍にネチネチ言われ、周りの貴族たちがざわつくのを、ややうつむき加減で左右を窺うともドレの表情。
オスカルがブイエ将軍に、国王様に何を申し上げるつもりかと問われ、答えるときに、軍人らしくカツンと威儀を正すのですけど、同時にアンドレも起立し直すんですね。その呼吸が、オスカルとぴったり合ってるのが、さすが。
曲に突入してからの、ともドレのマントさばきは非の打ちどころなく完璧!!動くたびにするりするりと揺れなびくマントの、なんとしなやかで美しいことか・・・。マントだけでも、ずっと観ていたい・・・(コラコラ/爆)。

ツボを上げていたらキリがない・・・。
ほんと、思い出せば思い出すほど、ますます夢心地から覚められません・・・。

コメント
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