趣味の日記

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星組初日♪

2010-10-08 23:55:02 | Weblog
星組について書き出す前に、今日はヤクルトが巨人に勝ち、阪神かろうじて2位確定。よくやった、ヤクルト!思わず3ランホームランの時は、やった~!と叫んじゃいましたよ(爆)。
関西人としては、関西経済のためにも甲子園でCSをやってくれたほうがいいとは思う。
・・・だけど、その前に自力で何とかしようよ~(ポツリ)。

さて、星組初日。
いや~こんなにハラハラした初日は久しぶり(苦笑)。サエコさんだって、最近こんなにハラハラしたことないってのに(爆)。
とにかく先に日本物だったので、これが楽しみであり、心配でもありました。
星組は、上級生はともかくとしても、メインメンバーに日本物経験者の少ない中、安心していられるのはすずみんのみ。
すずみんは綺麗だね~。それに、粋です♪松本先生との連れ舞いは、ほんと素敵だった・・・。
松本先生も、上村松園の美人画のような芸者姿が、やっぱり真骨頂。菊慈童よりも私はやっぱり芸者が好き。裾捌きの麗しさったら・・・。
れおん君は、頑張ってました。随分勉強したんだと思う。れおん君の努力には、ほんといつも頭が下がります。
殺陣だって、よくやったほうでしょう。そりゃあトドさんみたいな鮮やかさを求めちゃいけないんだろうし。腰が浮き気味で姿勢が立ってる~とハラハラはしましたけど。
・・・しかし。れおん君があれだけ頑張ってるんだから、ねねちゃん、何とかしようよ(大爆)。まずは、お化粧の研究から(コラコラ/汗)。
かなめ君は雪育ちだけあって、ある程度慣れてますね。上手いというのとは別問題としても(苦笑)。
ともみんは、基本に忠実に、踏ん張ってるのはわかる・・・わかるが~、頑張ろうね(爆)。お化粧は綺麗でした。もともとキュッと目尻の上がったお顔立ちなので、吊り目の切れ長なお化粧が似合う。若衆も似合ってましたし。
ゆずる君、もうちょっとお化粧研究したほうがいいかな。せっかく日本物の似合うお顔なのに、勿体ない。日本舞踊も、もっと重心下だってば!と何度叫びそうになったか(爆)。殺陣は腰が浮きまくりで・・・新撰組やりたいなら、もっとお勉強しようよ~。
るりか君が超綺麗で、きゃ~♪もっと追っかけたかったけど、そこまでの余裕が今日はなかった・・・。
れおん君の最後の衣装が、すごく綺麗だった。確か深い緑に月のような黄色い模様が浮かんで、そこに銀の藤模様が浮かび上がってるという・・・。思わずうわ~っとお衣装見ちゃった。

ハラハラしまくりの日本物が終わり、いよいよ「愛と青春の旅だち」。
石田先生、今回は‘らしい’場面は少なめ。やっぱり原作があるというので若干遠慮しちゃったかな?
なにせ初日ですし、お芝居が盛り上がるにはまだ時間がかかりそうです。
映画版と比べると、人数も多いですし、かなりのアレンジが加えてあります。花組の「サブリナ」ほど無理矢理ではないですし、軍隊の話な分、団体シーンが不自然じゃないのも幸いだったかと。
もともと団体競技が得意な星組なので、訓練のシーンとかは人数と盆回しでそれなりの迫力があって面白いですね。

れおん君のザック。まだ、突っ張ってるところと淋しく孤独な弱さを見せるところとの緩急がついてない感じ。初日で気負ってたのもあるだろうし、れおん君ならどんどん変化してよくなると期待できるので、これからの成長が楽しみですね。
ドンとした存在感は、もはや安心して見ていられる、堂々としたトップさんです。
ねねちゃんのポーラ。う~ん、まだ必死みたいで、可愛さとか優しさがもっと出てくれば、愛らしいポーラになれると思う。
かなめ君のフォーリー教官。おいしい役をおいしくするのは、かなめ君次第だと思います(爆)。原作と比べればものすごく書き込んでもらってて、演じ方次第ではいくらでも膨らむと思うので。お髭をつけて、憎まれ役に徹してる姿勢は、頑張ってると思うんだけどな。
今回一番おいしいところをもらったのは、ゆずる君のシドでしょう。
この役がかなめ君でもいいくらい。かなめ君だったら、もっと場面や台詞を膨らませて、れおん君ザックとの対等な友情をもっと描き込めたはずなのに。
ゆずる君シドは微妙に描き方が中途半端なのが、もどかしい。それを越えるお芝居を、ゆずる君がもっとガッツリ演じて、かなめ君を食っちゃうくらいの気概を見せて欲しいですね。なにせ、銀橋のソロまであるという・・・すごい抜擢してもらってるので、遠慮せず二枚目でガンガン突っ走っていいと思います。

ゆずる君が抜擢された分、ちょっと心配な立場に見えるともみんですが・・・その代わり、余計なプレッシャーもなくお笑い担当で伸び伸びガンガン眼鏡のデラセラ君を演じてて、ただでさえ士官候補生で一人だけ眼鏡ってのは、かえってものすごく目立つ(爆)。ともみんって背も高いですしね。その上ちょこまか動いてはあれこれドジなことしてたり、どこで何やっててもやたら目に付くので、客席からもたびたびクスクス笑いが起こるし(笑)。
眼鏡姿が超ラブリー♪♪で、実に見てて面白いし目が離せません。めっちゃ見応えありますよ~!
それでいて、やっぱり感心したのは軍服が似合うこと(爆)。抜き打ち検査のシーン、周りのみんなが慌てふためく中、一人自分は完璧☆という顔でピシッと気をつけの姿勢で立つと、スッとしててすんごい綺麗。あの眼鏡姿のままなのに(笑)。今日のツボでしたね~。
すずみん、るりか君、あずさ君以下、みんな士官候補生なので、常にともみんと同じ集団の中。これって・・・どうやってみんなを観ればいいんだ~!?状態(大爆)。
それぞれ、いろんなことやってるんですけどね。ともみんがあまりに可笑しすぎ可愛すぎで、ついつい目がそっちへ行っちゃう・・・(苦笑)。

れみちゃんが、2番手娘役として、イヤな女だけどそれだけじゃない、どこかわかる気がする女の子でもある、という部分の見えるお芝居で、健闘。初日の時点で一番お芝居が印象的でした。上手くなったよね~れみちゃん。ひと皮剥けましたよ。
下級生まで今日は観る余裕がなかった・・・。あちこちでいろんなことやってますからねぇ。

フィナーレは、かなめ君の歌で始まり、ラインダンス、男役軍服燕尾、かなめ君すずみんともみんゆずる君真風君の5人で銀橋、そしてデュエットダンス、パレード、という構成。
大階段での軍服燕尾(軍服風の燕尾なお衣装)、これがカッコいいんですが、感心したのがともみんの存在感。やっぱりバウ主演をやって自信が出てきたのか、堂々としたダンスで、さっきのデラセラ君とは思えないくらいキマってました。いや、好きだからこその欲目もあるとは思いますけど(爆)、さっきの可愛さから一転してこういうカッコよさが出るようになってきたのは、嬉しい限り。
パレードは、ラインダンスメンバーの下級生以外は、全員白い軍服。その辺が石田先生の制服系って感じ(笑)。
この白軍服が、またともみんは似合うんだなぁ~♪軍服が似合うってのは、やっぱり特ですね。立ち姿がすんごく綺麗で、惚れ惚れしました。

今日の観劇は、どうしてもともみん中心に観ちゃったので、かなり偏った視点です(苦笑)。
でも、眼鏡のデラセラ君とフィナーレの軍服姿を見てふと思ったのですけど、これでともみんが普通にカッコよくキメた士官候補生だったら、全員同じ制服の中でれおん君と並ぶと、やっぱりそっくりに見えちゃうんだろうなぁということ(苦笑)。だからあえて、眼鏡で区別つけた?なんて穿った見方もありますけど・・・(汗)。似ててラッキーなことと、損なことと、あるとは思うんですけど、そこでどう個性を磨いて存在感を出せるか、ある意味ともみんってすごく勉強できる位置にいると思うので、伸び伸びと成長していって欲しいですね。
コメント (2)
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