さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃん、久し振りに夕食を完食してくれました

2020-12-16 23:28:25 | 食事・食器
今日、水曜日は普通なら言語リハビリの日ですが、STのT田先生のご都合でお休みでした。
僕は何をするでもなくのんびりと過ごしました。
さっちゃんも今日は大人しく過ごしてくれていました。
3時半くらいから40分間ほど散歩に出ました。
戻って来てからも、うだうだと過ごし、6時半くらいからだったでしょうか、夕食の準備を始めました。

さっちゃんの今晩の食事メニューはこんな感じです。
お味噌汁だけ新たに作り、あとは手抜きしました。

玉子かけご飯:ご飯の量はお茶碗に軽く一杯の量の3分の1くらいでしょうか。
お味噌汁:普通の一杯の3分の2くらい。具はあげ、えのき、人参、大根、小松菜。
牛肉コロッケ:散歩の途中で寄ったセブンイレブンのコロッケ1個。
かぼちゃの煮物:数日前に作った残り、量的には上記コロッケと同じくらい。
北海道産鶏肉のミートボール:10粒入りで熱湯で3分。

いつもなら、これくらいを用意していても半分ほどしか食べないことが多いですね。
それでも、玉子かけご飯とかは完食することも多いですから、それで満腹してしまうのでしょうか。
今晩は自分で箸を正しく使って(時々間違えた時は僕が正します)食べていました。
玉子かけご飯は薬を混ぜて飲んでもらう都合上、僕がスプーンで食べさせるようにしています。
コロッケ、かぼちゃ、お味噌汁、この3品はすべて自分で箸を使って完食しました。
本当に月に1回あるかないかの快挙です!

玉子かけご飯は僕が食べさせてあげていますから、完食。
ミートボールだけは3粒ほどしか食べませんでした。

さっちゃんはそれだけ食べると、眠たそうにしますから、お布団へ直行です。
11時半ころですが、目覚めずにずうっと寝ています。

さっちゃんが寝てから僕の夕食なんですが、おかずがもっと余るものと思っていました。
ミートボールだけでは足りませんから、ちょっとだけ冷凍しておいた豚バラなす炒めを解凍温めました。
それでもほんの少し物足りなかったので、最後にポテトチップスで『三岳』のお湯割りを飲みました。

今日は一日ずうっとさっちゃんは穏やかでした。
理由も分からずに不穏になって、僕の横で僕への文句を長時間喋り続けることもありませんでした。
回数は少ないですが、おしっこもトイレでちゃんと出て、便が漏れ出てパッドを汚すこともありませんでした。
こんなに穏やかだと、明日が心配になりますね。
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岩にへばり付き続ける持久力が付いて来ている気がします。一方、さっちゃんとは・・・・

2020-12-15 23:57:56 | 僕の自由時間
さっちゃんは昔からよく寝る人でした。
もちろん、僕と暮らすようになっても家事のほとんどはしてくれていましたから、睡眠時間がとりわけ多いわけではありません。
ただ、布団に入ると、ふう~っと、すぐに寝入ってしまう人でした。
テント泊の登山では、僕はどちらかと言えばすぐに目が覚めて、途中一度は用足しに出たり、朝も夜明け前に自然と目覚めていました。
でも、さっちゃんはシュラフに入るとすぐに寝入って、朝もいつまでも目が覚めませんでしたね。

認知症になると、それまで出来ていたことが出来なくなります。
時間を持て余すようになりますが、そんな時間にさっちゃんはよく寝るようになりました。
一般的に言われていることですが、昼に寝過ぎると夜、眠れなくなると言いますよね。
それはまったくさっちゃんには当てはまりません。
さっちゃんは毎日12時間近く寝ていると思います。

最近、特に眠たそうにしています。
今朝も、朝食のオートミールを半分くらい食べると、テーブルに突っ伏して寝ようとするんです。
昼間でも、夕方でも、いつでも、起きていてテーブルに座っていると、すぐに突っ伏してしまいます。
「こんなところで寝ないでね。じゃあ、布団へ行こうか」と、僕はさっちゃんを布団に連れて行きます。
いつもいつも眠たそうなさっちゃんのことが僕は最近心配になっています。

そんな様子のさっちゃんでしたが、無事にデイサービスへ出かけて行きました。


火曜日は僕にとっては唯一と言ってもいい自由時間です。
天覧山最下部岩場に着くのが10時半過ぎころ。
それから2時間半から3時間、何もかも忘れて、ただ岩に向かって自分の肉体を駆使するんです。


▲最下部岩場に到着すると、僕はいつもの自分の指定席に腰かけます。そこでハンディドリップコーヒーを淹れ、コロッケを1個食べます。

今日もまずは柔軟体操やストレッチから。
そして、1往復。
再度、柔軟体操とストレッチをして、今度は10往復。
今日は岩が凄く冷たく、そのせいか体の動きがいつもよりぎこちない気がしました。
でも、問題なく10往復し、その後に柔軟体操とストレッチ。

それから昼ごはんの塩くるみパンを1個食べると、トラバース岩へ移動しました。


トラバース岩は写真の左の岩です。ハイキングコース沿いのあまり高さはない岩場です。ここからの眺めは山頂からに次いでいい眺めですから、登って来たハイカーは思わず立ち止まって歓声をあげることが多いですね。

先週、左から右への片道のトラバースが出来ましたから、今日はその復習から始めました。
ちょっとバタつきましたけれど、なんとか1回で左から右へのトラバースは成功。
いよいよ今日の課題の右から左へのトラバースです。
スタートしてすぐの箇所が出来ません。
そこを省いて、その先からやってみると、その先は最後までなんとかトラバースできました。
2度、3度、トライしてみましたが、やはりスタート直後の箇所が出来ません。

帰る時間も近づいて来ましたから、この課題は来週に持ち越しです。
でも、思いの外、出来ました。
もっと1、2ヶ所多く、出来ない箇所があると思っていましたから。

毎週、岩に触っていますから、岩から落ちずに離れずにへばり付き続ける持久力が少しは付いて来た気がします。
でも、まだまだですね。
僕は30代の頃、このトラバース岩の10往復がウォーミングアップでしたから。
可能な限り、そのころのパワーや持久力に近づきたいと思っています。


帰宅したのは2時半ころ。
お風呂を洗い、お湯を溜めて、40分間ほどのんびりと入っていました。
髪の毛が乾いた頃、さっちゃんが帰って来ました。
デイサービスではほんの小さなウンチが出たそうです。
まだ便秘との戦いは終了していないんでしょうか?
デイサービスを出る直前におしっこも出たということなので、すぐに散歩に出かけました。
デイサービスの後の散歩はここのところ暗い中の散歩でしたが、今日は陽が沈んだばかりの薄暮の中の散歩でした。

散歩から戻って来てからは、さっちゃんは布団から出たり入ったりを繰り返します。
眠たそうなので布団に入れてあげるんですが、すぐに出て来るんです。
でも、テーブルに突っ伏します。
また、布団に連れて行きますが、また起き出て来ます。
僕が一緒に寝れば、寝入ってくれるかな、と思って僕も布団に入りました。
でも、さっちゃんは布団からは出なくなりましたが、寝る様子はありません。
眠いんじゃなかったの! と僕は思いますよね。
しばらくすると、さっちゃんは布団から出て行きました。
戻って来たさっちゃんを再び布団に入れます。
でも、また出て行きます。
そんなことを何度も繰り返します。

さっちゃんが僕の大切な書類やスマホが入れてある箱を僕の枕元へ持って来ました。
さっちゃんはいろんなものをいろんなところへ移動させてしまいます。
探すのが大変なこともあります。
そうでなくても、元の場所に戻すだけでも面倒な仕事が増えるだけで嫌ですよね。

僕はさっちゃんが何をしてるか心配で、起きることにしました。
すると、テーブルに電気炊飯器が載っているじゃあないですか!
台所のいちばん奥から移動させたんですね。
ついつい、大きな声を上げてさっちゃんに文句を言ってしまいました。
他も確認しましたが、どうやら無事なようです。
僕は台所で食器を洗い始めました。

途中で、さっちゃんの様子をちょっと見ると、靴下のまま玄関に出て立っていました。
ま、いいか、と放っておきましたが、だいぶん時間が経つのにさっちゃんは姿を現わしません。
心配になって、見に行くと、洗面所で横になって寝ていました。
「こんな寒い所で寝ると、風邪をひくよ」と、布団まで連れて行き、僕も一緒に布団に入ることにしました。

しばらくして僕は目が覚めます。
もう7時半でした。
さっちゃんはよく寝ています。
どうしようかと考えましたが、これから夕食の準備をして、1時間後に出来たとしても、さっちゃんは眠気の方が強いでしょう。
せっかく作っても、食べない可能性の方が大きいと思いました。
僕は少なめの冷凍ご飯とおかずを解凍して、ちょっとだけ食べました。
それから時間も経って、もうすぐ深夜の12時ですけど、さっちゃんは眠ったままです。

12時少し過ぎて、さっちゃんが起きて来ました。
僕はトイレに連れて行きましたが、少しだけおしっこが出ました。
デイサービスで替えてくれていた尿漏れパッドは綺麗なままでした。
さっちゃんに寝巻きに着替えてもらって、再び布団の中へ。
今この時、さちゃんは布団の中で何やらずうっと喋り続けています。
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リハパンや尿漏れパッドのことが少しずつ分かって来ました

2020-12-14 23:53:46 | トイレ・排泄
タイトルで「リハパンや尿漏れパッドのことが少しずつ分かって来ました」と偉そうに書いていますが、
これはあくまでもほとんど何も知らなかった僕が、さっちゃん限定で少しだけ知恵が付いたという意味です。
この辺で、ここまでのリハパンと尿漏れパッド(以降パッドとだけ書きます)の変遷をまとめておこうと思います。


まず最初は、ハイキング中のおしっこ対策から始まりました。
山ではトイレはもちろんなく、おしっこをするのに適した場所は、すぐに見つからないこともよくあります。
さっちゃんの尿意を訴えてからの我慢が出来る時間が短くなるにつれ、万が一漏らしてしまっても、大丈夫な対策を考え始めたんです。
それで使い始めたのが、パッドと併用する専用の防水地でできたショーツタイプのパンツでした。
これは今でもハイキング時には使用しています。

幸か不幸か、山ではこのパッドの効果を知る機会は現在まではありませんでした。
パッドは何事もなくても帰宅すれば捨てますから、パンツと一緒にお試し用のパッドも2枚入っていましたが、さらに購入しておかねばなりません。
そのために購入したのが、P&Gの「ウィスパー うすさら安心」(120cc 27cm)でした。

先月から便秘が液状便であった際にリハパンを使うようになりました。
リハパンを穿いていないと、パンツはもちろん、ズボン下やズボンまで汚れて穿き替えなければなりません。
衣服に付いた便の汚れに対する対処も大変なんです。
そんな中、デイサービスから戻って来ると、さっちゃんはリハパンだけでなくて、大きなパッドも一緒に装着してくるのです。
最初は何故リハパンだけで良さそうなのに、パッドも一緒なんだろう、と不思議でした。
でも家で実際に、便で汚れてはリハパンを替え、また汚れては替えを繰り返すうちに、パッドの意味が分かって来ました。
まずは、リハパンを穿いたままでパッドだけを交換すればいい、その利便性ですね。
もうひとつは、リハパンより安価なパッドを使う経済性です。

リハパンのことですが、ライフリーの「うす型軽快うす型パンツ」(排尿2回分)Sサイズを使っていました。
これで困ることは別にないのですが、次に購入したのは同じ製品のMサイズを買ってみました。
はウエストが50~70cm、M60~85cmというだけの差です。
ふたつを比べてみてもウエストサイズ以外に目立ったサイズの差は分かりませんでした。

パッドですが、最初はハイキングで使っているやつを使いました。
でも、そのサイズは9cm×27cmで便で汚れる広さに比べると、どう考えても小さすぎます。

という訳で、僕は新しくパッドを購入したんです。
今度のパッドは13cm×34cmです。
ライフリーの「ズレずに安心 紙パンツ用パッド コンパクト」です。
上記うす型パンツとセットになっている製品です。
ところが、そのパッドを使ってみて分かったんですが、トイレに入ってリハパンを下ろす際に、
パッド周辺のリハパン部分にパッドに乗っている便の汚れが付いたりすることが多発するんです。
僕はやっとデイサービスで使われているパッドがバカでかい理由が分かりました。

そして、改めて購入して、今使用しているのは「ズレずに安心 紙パンツ用パッド」、コンパクトが抜けただけですけどね。
サイズは16cm×45.5cm。
これならリハパンに汚れが引っ付くことがほぼありません。

おしっこだけが心配なら、山で使用している120ccでも十分だと思います。
でも、さっちゃんの便秘の時の対策としては大きめパッドが有効だと分かりました。
まあ、こんなこともいちいち体験する中でしか分かっていかないものですね。
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今回の便秘との戦い、もう終息したと信じたかったのですが・・・・

2020-12-13 23:57:43 | トイレ・排泄
3日目の木曜日にそれなりの量の固形便が出ましたから、金曜日か土曜日あたりには終息するものと楽観していました。

4日目の金曜日はデイサービスにいる時、液状便が出ていたようですが、帰宅後は落ち着いていました。
帰宅後は尿漏れパッドを一度だけ替えましたけれど、凄く汚れていたわけではありません。

5日目の土曜日10時、12時50分、14時と、トイレに入りましたけれど、パッドは汚れてなどいませんでした。
あ~あ、今回のさっちゃんの便秘との戦いも終了したみたいだな、と内心安堵し始めていました。

そんな気分になっていた時でした。
18時前のことです。
さっちゃんをトイレに連れて行って、リハパンまで脱がせた時のこと。
僕の目に、あの茶色の便で汚れた尿漏れパッドが、飛び込んできました。
あれれれれ! まだ終わってなかった!
一体いつまで続くんでしょうね?

土曜日はリハパン1枚と尿漏れパッド2枚を新しく使いました。

そして、今日は6日目の日曜日。
11時半、16時にトイレへ入りました。
11時半にはさほど汚れはありませんでしたけれど、パッドを交換しました。
16時には汚れは一切なし。


客観的に考えると、明日以降何事もなければ、土曜日で終了ということでしょう。
でも、何となく納得のいかない終わり方です。
まあ、そんな終わり方でも終わってくれたのなら嬉しいですけどね。


便秘の最中のさっちゃんも僕も、どうしても気分が苛立って刺々しくなっているんだと思います。
金曜日の夜、寝る前にトイレに入った時、さっちゃんは僕にお尻を拭かせてくれませんでした。
僕の腕を掴むんです。
僕はそのさっちゃんの手を掴み返して、離させるんですが、さっちゃんは別の手で掴もうとします。
何とかお尻を拭いた僕の腕をさっちゃんが掴んだりしますから、そして僕の腕を外に出そうとしますから、大変です。
僕の手には拭いた後の汚れたトレペがあるんです。
その汚れがさっちゃんの内腿や手に付くかもしれません。
さっちゃんの力では僕に敵いませんから、そんなことにはなりはしませんが、お尻を拭くためにこんな不毛な争いをするなんて・・・・
僕は力ずくでさっちゃんのお尻拭きを終了させました。
そして、最後にさっちゃんの太ももの上にあった手のひらをパチ~~ンと叩いてやりました!
さっちゃんは「痛い!」って喚いていましたが、僕は「ご免」となんて言いません。

こんな小競り合いのようなことはよくあります。
さっちゃんに対して怒ってもしようがないことは重々承知してますが、腹が立つことが本当に多いですよね。


今日はいつもより早い時間にこのブログを書いていました。
そして、そろそろ公開してアップしようとしていた夜の11時前、さっちゃんが寝室から出て来ました。
さっちゃんは夕食をひと口ふた口しか食べずに、眠気の方が勝ったのか、椅子から立ち上がって布団に直行していたんです。
さっちゃんは僕に喋りかけることもなく、静かにトイレの方へ歩いて行きました。
灯りのスイッチを見て、どうすればいいか迷っているようなので、僕がトイレの灯りを点けてあげました。
自分からトイレに直行するのも珍しいことです。
リハパンを下ろすと、尿漏れパッドに便が付いていました。
まだまだ便秘との戦いは続いていたみたいです。
パッドを替えていると、おしっこの音が。
さっちゃんはこのために起きて来たんですね。
偉い! 偉い!

この時のさっちゃんはいつになく凄く素直な感じでした。
僕を愛おしむ眼で見つめながら、両手で顔を撫でまわしてくれます。
優し気な言葉もかけてくれます。
さっちゃんの額を僕の額に押し当てて来ます。
いつもこんなならいいのにな!

その後、口の中を漱ぎ、入れ歯を外して、スポンジブラシでこすることが出来ました。
久し振りのことです。
さっちゃんは自分から口を開けてくれました。
いつもこんなならいいのにな!
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今回の便秘との戦いはすでに3日目に突入! 液状便地獄で先が読めません

2020-12-10 23:57:43 | トイレ・排泄
前回の長かった便秘との戦いが終了した最終日から13日目、火曜日のデイサービスで最初の兆候が現われました。
液状の便が漏れ出たようで、帰宅したさっちゃんはリハパンと尿漏れパッドを穿いていました。
デイサービスのは両方とも我が家にあるのよりも、ずっと吸水量が大きなものです。
安心感は絶大ですが、動き易さの点ではどうなんでしょうか?

この日、火曜日は帰宅してからパッドを2回替えました。


水曜日の便秘との戦い2日目の午前中は、昨日のブログの前半に詳しく書いています。
夕方5時ころに30分以上トイレに入っていました。
固形便はまったく出ないのですが、トイレに入っている間中、何10回となくトレペでお尻を拭きました。
だらだらと液状便が滲み出し続けているようで、綺麗になったかな、これで最後かな、と思った次のトレペが再び盛大に汚れるんです。
これの繰り返し。
人のお尻を拭くのですから、なかなか難しく、パッドに付着した便がお尻にも付きますから、大変です。
1回分のトレペは約1mは使うでしょうか。
それを3回、半分折りにして使います。
それで2回拭きます。

僕自身は1回分80cmくらいでしょうかね。
1回、半分折りにして使って、さらに2回、半分折りにしながら、トータル3回拭きます。
臭い話で済みません、他人のことは知りませんが、自分では念入りな方だと思っています。
80cmのトレペで3回拭いて、汚れが付かなくなるまで繰り返します。
そして、まったく汚れが付かなくなってさらにもう1回80cm使うことにしています。
ちなみに、我が家のトレペはダブルです。

最近購入したトレペは2倍巻きで60mあります。
この時さっちゃんに使ったトレペは一度で30~40mだったのではないでしょうか。
さらに、水も何回も流しました。
先日、トイレの詰まり解消作業に4万4千円払ったばかりですし、こまめに流すことにしているのです。

夕食後、布団に入っていたさっちゃんが9時前に起きて来ました。
僕はさっちゃんをトイレに連れて行きます。
今回もパッドには液状便がたっぷりとべっとり。
そのリハパンを下ろすときにその付着した便がさっちゃんの脚の内側にところどころ付いてしまいました。
さっちゃんに注意してもらうのは不可能です。
僕が注意するしかないのですが、液状便がこれまでより幅広く付着していたことに気付きませんでした。
少しだけですが、尿漏れパッドの外、リハパンの端っこにも付着していました。

これではリハパンも交換しなければなりませんから、さっちゃんをお風呂場へ連れて行くことにしました。
お尻はもちろん、脚もお湯で洗い流した方がいいからです。
さっちゃんはシャワーを下半身にかけられるのを嫌がります。
でも、いつもよりは抵抗は少なかったように感じました。
丁寧にシャワーでお尻と脚を洗い流して、最後にタオルで拭くのですが、液状便はやっぱりじわじわと滲みだしているようでした。
タオルが便で少しだけ汚れていました。

さっちゃんを暖かい寝室に急いで連れて行き、新しいリハパン+尿漏れパッドを穿いてもらいました。
ズボン下(冬は全部ユニクロのヒートテック)はおしっこを漏らした際に効果があります。
夏でも一日中穿いていましたから、寝巻きの時ももちろん穿いてもらいます。
下着のシャツ(これも冬は全部ユニクロのヒートテック)も着てもらいました。
夜中や早朝にトイレに行くこともあるでしょうから、そんな時に少しでも寒くないように。
さっちゃんはよく寝て、朝まで途中で起きることはありませんでした。

水曜日はリハパン2枚、尿漏れパッドを4枚を新しく使用しました。


便秘との戦い3日目の木曜日です。

何時ころからだったでしょうか?
さっちゃんが目を覚まし、上半身を起こします。
起き上がるのかな? そうなら、僕も起きてトイレに連れて行こうかな、などと考えていました。
ところが、さっちゃんは起き上がらずに横になります。
僕が目覚めたのにも気が付いて、僕の腕や顔をさすったりします。
そんなことを何度もさっちゃんは繰り返します。
僕は合間合間で寝ていたようですね。

そして7時40分、さっちゃんがついに起き上がりました。
僕も起きて、さっちゃんをトイレに連れて行きます。
夜の間中、滲み出し続けていたのか、パッドにはたっぷりと便が付着しています。
リハパンを下ろす際に、やっぱりリハパンの後ろ側に便が付着してしまいました。
リハパンも交換しなければなりません。
さっちゃんにはズボン、ズボン下、リハパン、靴下、全部脱いでもらいます。

この時もやっぱりトレペでお尻を拭き続けました。
何とか、8時には新しいリハパン+尿漏れパッドに穿き替えて、さっちゃんは再び布団の中へ。
先ほど脱いだリハパンに装着しているパッド、よく見ると小さく盛り上がった箇所があります。
栗ほどの大きさの固形物です。
今回では初めての形のある便。
トイレに流して処理しました。

夜寝ている時は仕方ありませんが、昼でもトイレに数時間連れて行かないことが昨日もありました。
トイレに行かない時間が長いと、パッドに付着する液状便も量が増えます。
すると、リハパンを下ろす際に、便がリハパンやそれ以外のものに付いたりしやすくなるようなんです。
せっかくリハパンの交換ではなくて、パッドの交換だけで済まそうとしているのですから、要領よくやらねばなりません。
そこで僕は考えました。
トイレに連れて行く間隔を短くすればいいんだ。
これ以降、僕は1時間おきくらいにさっちゃんをトイレに連れて行くことにしました。
12時20分、14時、15時30分、へまをしなければパッドの交換だけで済みます。

16時から16時45分、さっちゃんが今回の便秘で初めて息むことをしました。
最終的にはそれなりサイズの固形便が1個出ました。
その成果もさることながら、この45分間、僕とさっちゃんは狭いトイレの中でまさに肉弾戦の様相を呈していたんです。

さっちゃんは何だかよく分からない行動を取ります。
トイレに連れて来て、ズボンを下ろし、次にズボン下とリハパンを一緒に一気に下ろそうとすると、僕の手を強く掴むんです。
僕の方が力は強いですから、下ろすことは出来るんですが、リハパンを注意深く、他を汚さないように下ろす、そこまでは出来ないこともあります。

また、さっちゃんは便器の前に立たせると、まだ脱いでいなくてもすぐに座ろうとするんです。
ですから、便器の前に連れて来ながら、同時に脱がしていくわけです。
するとさっちゃんは、まだ便器の前に来ていないのに、座ろうとするんです。
トイレの床に座りそうになるんです。
僕は慌ててさっちゃんを抱きかかえて、立ち上がらせなければなりません。

それでも何とか、さっちゃんに便座に座ってもらってからも、大変なことは続きます。
お尻を拭くわけですから、股を少し広げてもらって、僕の腕が入るようにしてくれなければなりません。
でも、さっちゃんは何もしない時は、股をピッタリ閉じています。
多分男性は(僕がそうですから)、便座に座る時から、股は大きく広げて座っていると思います。
さっちゃんに言葉は通じませんから、「拭くから股を広げておいてね」と言っても、そうはしてくれません。
僕が手で広げるのですが、放っておくとすぐに閉じてしまいますから、僕は自分の右膝をさっちゃんの両ふくらはぎの間に挟んでおきます。

そのような状態で、拭こうとしている僕の手を掴んで動かないようにしたり、出そうとしたりします。
トレペに汚れが付いていることも多いですから、そんなことをされると、僕も怒ってしまいます。

僕への怒りの言葉も喋り続けます。
怒りだけではなく、侮りだったり、蔑みだったり、からかいだったり、そんな感情のこもった喋りもあるんです。
そして、僕の頭をポンポン叩いたり、髭を掴んだり、胸を突いたり、いろんなことをします。
まあ、軽い暴力と言えば暴力なんですが、まったく痛くはありません。
精神的に耐えればいいだけです。
僕も慣れてきているので、大丈夫なことがほとんどですね。

時にはさっちゃんは「レロレロクロバロバワ~ァ」だかなんがか、意味不明な言葉を僕に投げつけることがあります。
僕をからかっているんでしょうか。
そんな時は、さっちゃんも半分笑いながらですから、ついつい僕も笑ってしまい、同じような言葉の羅列を返してやります。

いくら腹立たしいことをされても、忍耐の一語です。
僕はさっちゃんを放棄してトイレを離れるわけにはいかないからです。
さっちゃん自身も苦しいからなんでしょう。
僕に当たることも増えるんです。
一定の成果(固形便1個)が出て良かったです。

その後も19時40分、夕食を食べる直前に寝ていたさっちゃんを起こしてトイレに連れて行きました。

夕食もほぼ終わろうとしていたころ、さっちゃんが最近としては珍しく自分からトイレに行く意思を示しました。
トイレに入ると、さっちゃんは時折息む様子を見せます。
もちろん、僕に何やら喋りかけたり、僕に抵抗したり、僕に暴力(とも言えないようなか弱い力でですが)を振るったりの時間の方が多いですが。
さっちゃんも苦しいんでしょう。
最後には僕の右膝の上に頭を付けて、突っ伏したような姿勢で、何かを耐えているようでした。

そして、さっちゃんの雰囲気が少しだけ変わりました。
劇的に表情が変化することもあるんですが、今日はとても微妙な変化でした。
水に落ちる音も聞こえませんでしたから、よく分かりませんでしたね。
「出たのかな∼ぁ」とは思いましたが、とりあえず、お尻を拭くこととし、拭いたトレペは便器の脇に置きました。

さっちゃんが便器から離れてから、僕は覗きこみました。
確かにそれなりの大きさの固形便が水の中に落ちていました。

木曜日はリハパン3枚、尿漏れパッドを9枚使用しました。

さっちゃんはそのまま眠りに就いています。
明日はどうなるでしょうかね?
まだ終わっていないとしても、終局が近づいていることは確かでしょう。
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眼前で電車の扉が閉まり、今日の言語リハビリには行けませんでした

2020-12-09 23:53:11 | 言語リハビリ
水曜日は言語リハビリの日。
朝8時ごろだったか、さっちゃんが起き出したので、トイレに連れて行ってあげました。
おしっこも少ししたかと思いますが、それよりも尿漏れパッドにべっとり付いたウンチが衝撃的でした。
それほどは水っぽくない液状便がだらだらと出続けているのでしょうか。
尿漏れパッドは水分を吸収するはずですから、付着している便は粘り気のある少し軟らかめの便のように見えます。
リハパンの腰ひもゴムの後ろのあたりにちょっとだけ便が付きました。
リハパンを下ろすときに付いてしまったのでしょうか?
リハパンも交換することにしました。

昨日のブログの最後に書いたように、どうやらさっちゃんの便秘との戦いが昨日からスタートしたようです。
今回は液状便のようですから、やっかいな戦いになりそうです。

それはそうと、ここでそのまま起き出しても良かったのですが、もう少しだけ寝ることにしました。
本格的に起きたのは9時前のこと。
まだまだ余裕があります。
僕は自分の朝食の準備をして、食べました。
さっちゃんの朝食は昨日の残りが半分あります。
ヨーグルトや足りなければバナナを食べてもらうつもりです。

そろそろさっちゃんを起こさないと、電車に間に合わなくなる、と思い始めたころ、自分で起き出して来ました。
着替えて、髪を梳いてゴムで結んで、水で口を漱いでもらおうとしましたが、それは拒否されました。
オートミールの残った半分を食べ、ヨーグルトを食べ終わった時、さっちゃんの様子が変わりました。

僕はさっちゃんをトイレに連れて行きます。
11時18分に入り、出たのは11時32分。
ウンチは出ませんでした。
尿漏れパッドだけ替えました。
じわじわと液状便だけが滲みだし続けているようで、パッドを替えてもすぐに汚れそうです。

11時30分に家を出るつもりでした。
それは出来なくなりましたから、次の電車に乗るのですが、12時までに出れば間に合います。
ただ、リハビリの予約時間ギリギリに到着することになります。

いざ出かけるとなれば、こまごまとした用事があるもので、家を出たのは12時のちょっとだけ前。
それでも余裕で間に合うはずでした。
昔なら駅まで20分あれば行けていました。
さっちゃんは駅に向かって同じ道を急いで歩いている人を抜き去ることに快感を覚えるようなタイプでした。
でも、今は普通に歩いても25分以上はかかります。

大きな道路を渡るんですが、赤信号が90秒続きます。
急いで歩けば横断歩道の信号の点滅に何とか間に合ったと思いますが、さっちゃんを急がせるのはご法度なんです。
今のさっちゃんは少しでも急いで歩くことを凄く嫌がります。
そして、怒り始めて、歩くのを止めてしまいます。
ここの赤信号で90秒は立ち止まりましたね。

そればかりか、さっちゃんは太股の前の方の筋肉が痛いようで、時々立ち止まってしまいます。
寒いので鼻水も少し出て、時々止まってもらってトレペを鼻に当てます。
僕は度々、1分2分おきぐらいにスマホで時刻を確認していました。

駅へ上る50段近い階段は止めて、エレベーターへ向かいました。
エレベーターはちょうど上から降りてきた人が出て来るところでした。
改札口でもいつもはさっちゃんに持たせるsuicaを僕が代わりにタッチしてあげます。
ホームに下るエスカレーターにのった時、電車の出発の放送が流れました。
僕ひとりならエスカレーターを駆け下りれば間に合ったかもしれません。
しかし、エスカレーターを降りる前に、電車の扉は閉まってしまいました。

次の電車は30分後です。
僕にはさっちゃんを30分間、駅周辺で待たせておく自信はありません。
次の電車で行って、30分間だけリハビリを受けてもいいのですが、今のさっちゃんはどんどん不穏に追い込まれていきそうです。
僕の決断は速かったです。
今日のリハビリには行かないことにしました。

改札をsuicaで出ようとすると、赤いランプが点き、小さな警報音が鳴りました。
窓口に行きましたが、改札の機械では入場料を自動的に引かれたりはしないんですね。
本当は140円の入場料を払うらしいのですが、短い時間だったので、という理由で無料にしてくれました。

T田先生に電話連絡し、次回の予約も入れました。

さっちゃんは家へ帰る時も、しょっちゅう立ち止まります。
往きと同じ理由の他、今度は「どこへ行くの?」という疑問を僕に投げかけても来ました。
「家へ帰るんだよ」と言っても、すぐ忘れますから、また同じことを聞きます。
往く時、さっちゃんを少し急がせましたから、帰りは僕と手を繋いでくれませんでした。
それでも、途中からは手を繋いでくれましたが、何となく嫌がっているようでした。

何度も何度も立ち止まろうとし、道路脇の縁石に座ろうとするさっちゃんを、家路に急がせました。
こんなことをする僕は、またまたさっちゃんから反感をかうことになってしまうんです。

家に着くと、さすがのさっちゃんもホッとした表情を浮かべます。
外出着のさっちゃんを部屋着に着替えさせて、さっちゃんは布団の中の人へ。

便秘との戦いの真っ最中でもありますから、言語リハビリに出かけるのも大変だとは思っていました。
尿漏れパッドを2つとリハパンもひとつ持っていってました。
便秘中は行動したくない気持ちがありますし、脚も痛かったようなので、休んで良かったのかもしれません。
脚が痛い原因は何なのか、それも気になりますね。
ただの筋肉痛ならいいのですけどね。
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天覧山のトラバース岩、片道を完成させました! 万歳!

2020-12-08 23:54:09 | 僕の自由時間
早朝、ふと目が覚めると、隣りに寝ていたさっちゃんが身を起こしていました。
何をするでもなく、ただ半身を起こしているだけのようでした。
でも、意味なくさっちゃんが目を覚ましたとは思えません。
僕も起き上がり、とりあえずトイレに連れて行くことにしました。
トイレは寒いですから、さっちゃんにチョッキのようなジャンパーを着せます。
朝早くにトイレへ行く時は、わりとおしっこをする雰囲気が最初からあることが多いんですが、
今朝はまったくそんな雰囲気はありません。
さっちゃんは何やら僕にずうっと話しかけ続けていました。
すると、おしっこが。

さっちゃんも僕も布団に戻りました。
時刻はまだ6時前です。
6時半にアラームが鳴るのですが、僕もあと少し眠ることにしました。
アラームが鳴り、止め、5分後にまた鳴り、止め、、、、眠くて、これを何回も繰り返すうち、7時が近づいて来てしまいました。
僕は仕方なく起き、朝の準備を進めます。

僕は朝食を食べ終わり、8時になって、さっちゃんを起こしに行きます。
さっちゃん、ピクリとも動きません。
声を掛けても、布団をめくっても、顔をさすっても、胸を触っても、まったく目も開かず、身動きひとつしません。
しばらく続けましたが、駄目です。
今日はデイサービスのスタッフさんに来てもらって、起こしてもらうしかないかな、などと考え始めていました。
でも、8時20分ころだったでしょうか、やっと目を開け、身も起こしてくれました。

着替えをして、髪を梳いて結んで、朝食を食べ始めてもらいました。
薬は全部飲んでもらえましたが、オートミールは半分しか食べてくれませんでした。
まだ眠たそうでしたが、なんとかデイサービスへ行くことが出来ました。


今朝はちょっと大変でしたが、僕も予定通り天覧山へ向けて出発することが出来ました。


▲天覧山の紅葉はまだまだ見栄えのする樹が残っています。と言うことは、平日のハイカーもまだ多いということなんでしょうか?


▲紅葉でなく、黄葉の楓も綺麗ですね。


▲最下部岩場です。右の木の根元からスタートして、最初に1往復、次に10往復しました。

さっちゃんと青梅丘陵、青梅の森を歩いても汗もかかず、心拍数も上がりません。
でも、10往復すると、もかなりかきますし、も上がって動悸が激しくなります。
途中で休まず、一気に10往復しました。
7往復目あたりで何往復したのかがあやふやになってしまって、少ないと悔しいので、最後にもう1往復しました。
なので、本当は11往復したのかもしれません。

お昼用の塩くるみパンを食べて、上のトラバース岩に向かいます。


▲トラバース岩があるのはこんなロケーションです。右端にほんの少しだけトラバース岩が写っています。ハイキング道の左はになっています。

ここを通るハイカーの数ですが、先週よりは若干少ないように思いました。
ハイカーが通ると、前もって岩からは離れて通り過ぎるのを待ちます。

今日の目標はトラバース岩の左から右への片道を完成させること。
今日で3回目ですが、結構難しいので、完成しなくても少しだけでも完成に近づけばいいと思っています。
大まかに言って、3ヶ所難しくて、繋げるのが困難でした。
前回、そのうちの1ヶ所は繋がりましたから、今日はもう1ヶ所繋がれば、くらいに思っていました。


▲先週繋がった最初の1ヶ所目。この姿勢になるまでが難しいのです。この写真は安定した体勢になった状態です。カメラのタイマーが12秒が最長なので、そんな短時間では難しいムーブの瞬間を準備することが出来ないのです。


▲これは繋がらなかった箇所の3ヶ所目。とは言え、前の写真同様にこの写真の状態、右手の位置を掴んで、右足の位置に足を伸ばすまでが難しかったのです。この写真の体勢になったら、左手を伸ばしてアンダーでホールドを掴めばそれで終了。あと、ゴール(写真の右端付近)までは簡単です。

トラバース岩に移って来てから、僕はのんびりゆっくり準備を始めました。
そして、おもむろに開始します。
先週繋ぐことが出来た最初の関門は無事通過。
先週より無理なく安定して通過することが出来ました。
右手も左手もいいホールドを見つけることが出来たからです。

次の関門ではいいスタンス(足場)に足を置くことが出来ました。
僕は目が悪いので、足元付近が正確にはよく見えません。
小さなスタンスは見えませんし、スタンスの微妙な傾斜も分からないのです。
でも、何度もこのトラバース岩を触っていて、足が覚え始めているようですね。
足が勝手にいいスタンスを探し当ててくれます。

コーナーを回り込む箇所も難しいのですが、関門と言うほどではありません。
スタンス、ホールド、ムーブ、すべて分かっているからです。

このコーナーを回り込み、上の写真の安定した体勢になるまでも、スタンス勝負です。
もちろんホールドも重要なんですが、大きなホールドがたくさんあるので、持久力さえあれば簡単です。
今日は安定したスタンスにピンポイントで足を伸ばすことが出来ました。
ここが3ヶ所目の関門でした。

片道トラバースの完成!
嬉しいですね!

何かに導かれるように、最適のホールド、最適なスタンスを使うことが出来ました。
自分でも、これがまぐれでないことを証明したくて、続けてすぐに再度チャレンジ。
1回目よりは少し苦労しましたが、落ちることなくトラバース出来ました。
やった~~~!
本当に嬉しいです!


今日はこれで終了、帰路につきます。
東飯能駅へ行く途中、お団子や饅頭の店があるのですが、僕はいつも寄っていくのです。
そして、みたらし団子1本だけ買います、90円。
歩きながら食べます。

それはいいのですが、店の名前が新島田屋というのに初めて気付きました。
お店の方に「島田屋さんというお店があるんですか?」と聞くと、どうやら昔あったようですね。
ただ、おじいさんのころだと言ってましたから、戦前なのかもしれません。

帰宅して、湯船にお湯を溜め、久し振りに小1時間ゆったりとお風呂で過ごしました。
さっちゃんも帰って来ました。
今日も1日穏やかに過ごしたようですね。
お昼も全部食べたとのこと。
排便の兆しが現われたようですが、おしっこは少ししか出なかったようです。

デイサービスでリハパンと尿漏れパッドをセットで穿かせてくれていました。
パッドが少し便で汚れていましたから、尿漏れパッドだけ交換しました。
先日購入しておいた、ライフリーの『ズレずに安心 紙パンツ用パッド コンパクト』です。
排尿2回分を吸収する(幅13cm×長さ34cm)サイズのです。

その後、暗い中、さっちゃんと散歩に出かけました。
帰って来て、さっちゃんは布団に入ったんですが、夕食で呼んでも起きてくれません。
何とか体を起こさせたんですが、怒ってまた横になってしまいました。
2度ほど起きて来ましたが、寝室から顔を覗かせるだけで、またすぐに布団の中へ戻ってしまいました。
久し振りに、さっちゃんは夕食を食べませんでした。
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今日はショートコースでしたから、休憩もなく、食べもせず、飲みもせずに歩き終わりました

2020-12-07 23:59:15 | 山登り
昨日の日曜日、また青梅丘陵、青梅の森を歩いて来ました。
青梅行の電車は本数が多いですし、僕とさっちゃんの二人だけですから、出発時間は成り行きで大丈夫です。
順調に僕の朝食、さっちゃんの朝食と進みましたが、小さな遅れの蓄積でいつもより30分ほど遅れてしまいました。
でも、それくらいは全然問題ありません。

駅のホームで待っている時、反対側の東京方面行の電車が来るホームには大勢の人が並んで待っていました。
すると、さっちゃんは僕をそっち側へ連れて行こうと、僕の腕を引っ張ります。
僕が動こうとしないと、怒り始めます。
「青梅に行くんだから、こっちのホームだよ」と言っても理解できない様子。
東京行より青梅行の方が遅い出発だったのですが、到着は青梅行の方が早かったので、助かりました。
電車に乗ってしまえば、納得するからです。

青梅駅の3つ手前の駅から、さっちゃんは駅のホームに停まるたびに電車から降りようとしました。
立ち上がって降りようとするさっちゃんを「ここじゃあないよ」と、体を押さえて制止します。
押さえ付けられると、さちゃんは僕に対して怒りを向けるんです。
そんなことを3つの駅で繰り返しますから、さっちゃんの僕に対する怒りの蓄積が進んだんでしょうね。

青梅駅に到着し、改札口を出て、駅舎出てすぐのベンチに座ってもらいました。
さっちゃんの登山靴の紐を締めるためです。
僕はさっちゃんの前に屈んで取りかかりますが、なかなか僕にやらせてくれません。
そのうち僕を蹴飛ばしたり、頭を叩いたりし始めました。
もちろんまったく痛くなんてないのですがね。
さっちゃんの抵抗を何とか受け流しながら、靴紐を締めました。


▲10:52。今回も梅岩寺から登ります。本堂前の枝垂桜です。


▲10:54。もう1本の枝垂桜はハイキングコース入口にありました。


▲11:04。ジグザグに付けられた山道を登って行きます。


▲11:07。神社への階段。このあたりはすでに尾根ですから、神社の後ろへ山道も続いています。


▲11:09。平らな山道になってくると、このコースも最後ですね。


▲11:13。青梅丘陵の主稜線に出ました。林道のような登山道です。ハイカーもたくさん歩いています。


▲この日歩くコースを黄色の矢印で示しました。いするぎ口の登山口に下山して、青梅鉄道公園の脇を抜けて、青梅駅に戻る周回コースです。地図で見る限り、とても短いコースですね。

「青梅の森」を初めて歩くときは、そのメインコースであるマツボックリ山展望台から東へ東西幹線を歩きました。
2度目はいちばん奥のおにぎり岩まで行きました。
3度目からは残されたコースを歩くことにします。


▲11:20。最初の展望広場で休憩を取ろうかなとも思いましたが、まだ早過ぎるので通過しました。


▲11:23。今日もさっちゃんとは手を繋いで歩いています。


▲11:26。いするぎ口へ降りて行く分岐が出て来ました。この階段を下っていきます。


▲11:28。コルから下って来たのですね。山道も谷沿いに付いているようです。


▲11:35。谷と言っても小さな谷。右の尾根へも左の尾根へも標高差は数10mしかありません。歩きやすそうな山道に見えますが、さっちゃんにとっては右の小沢に落ちないか、心配な山道でした。


▲11:36。さっちゃんはこんな丸木橋もすごく怖がります。


▲11:39。山道の歩き易い真ん中でなくて、山側の少し傾斜のある場所を歩くさっちゃん。谷側に寄るのが怖いのです。


▲11:42。ここも谷津(谷戸)地形なんでしょうね。


▲11:42。このが谷津の湿地にたくさん生えていました。花が咲いたら、調べてみたいと思います。


▲11:50。梅岩寺から1時間も経っていないのに、いするぎ口に着いてしまいました。谷沿いの山道には休憩に適した場所もなかったので、まだ飲み物も食べ物も口にしていません。


▲12:05。いするぎ口から道路を歩き、右側の山を越えている最初の車道に入りました。予想通り、青梅鉄道公園の横に出ました。


▲12:07。青梅鉄道公園の隣りにある桜見本園を通り抜けることにしました。桜見本園と言うくらいですから、幾種類かの桜が植えられているのでしょうね。冬に咲く小さな花の桜が満開になっていました。


▲12:08。桜見本園の中で、今日いちばんのアップ写真です。朝は僕に対して怒り気味でしたが、山を歩き始めると、いつものさっちゃんに戻っていました。


▲12:17。青梅駅すぐ手前でホームに電車が入って来ました。この電車が折り返し東京行になるはずです。僕たちはこの電車に乗って帰りました。後方の山が青梅丘陵の東の端です。

今回は短いコースでしたが、谷沿いのいい山道でした。
今後も「青梅の森」のいろんなコースを網羅的に歩いてみようと思います。
確かに、短か過ぎてちょっと物足りなかった気もしますが、こんな回もあって構わないと思います。
数多く出かけることが大切なような気がします。
それに、さっちゃんは以前歩いたコースは忘れているでしょうから、毎回新鮮なコースのはずです。
季節も移ろえば、また風景も変わるでしょうしね。
霜が降り、雪が積もり、春の訪れとともに花が咲き始める。
これからも楽しみがいっぱいありそうです。
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今晩の夕食からさっちゃんに先に食べてもらいました

2020-12-04 23:58:45 | 食事・食器
昨日、ブログを書きながら思い付いたことでした。
さっちゃんの食事への集中を高めるために、こうした方がいいのかも、と思い付いたんです。
これまでは僕の夕食のお椀やお皿も、テーブルの上、さっちゃんのすぐ右隣りに置いてありました。
僕はさっちゃんの食事介助をしながら、自分の食事もしていたんです。
ところが今晩は、テーブルの上にはさっちゃんの食事だけ、僕はさっちゃんの食事介助に専念するんです。

今晩から試しにやってみたんですが、なかなかいいですね。
さっちゃんが気になる料理はさっちゃん自身のものしかテーブル上にはありません。
さっちゃんにとって気になる食べ物はすべて自分が食べていいものなんです。
僕の前に置いてある玉子かけご飯のことが気になって、手が伸びて来たら、僕はさっちゃんが見てる前でスプーンを口元へ運んであげます。
昨日までなら、僕のご飯が気になって手を伸ばしたら、僕に撥ねつけられていましたからね。

確かに、食事には集中出来るようになりますね。
ただ、気になるのは、僕のさっちゃんへの食事介助が手厚くなってしまうこと。
さっちゃんが自分で食べると、箸でちゃんと掴めなくて、結局ほとんど口には入らなかったりすることがよくあります。
テーブルの上や床がこぼれたおかずとかで汚れてしまうことがしょっちゅうです。
僕が食べさせてあげると、汚れることもほとんどありませんし、自分で食べるよりも多く口に入るはずです。
とはいえ、自分で食べることはとても大切なことだと思っています。
どの程度ほったらかしておくのか? 
どれくらい介助した方がいいのか? 
これからもずうっと続く悩ましい問題なんでしょうね。

今晩のさっちゃんですが、最初によそおった夕食の量の半分くらいを食べたところで、自分から席を立って寝室へ行きました。
8時20分くらいだったでしょうか?
それ以降、さっちゃんは一度も目を覚まさずに眠ったままです。

さっちゃんが寝てから、僕は自分の夕食の準備をしました。
準備と言っても温め直すくらいのことです。
芋焼酎『三岳』のお湯割りをちびちびやりながら、のんびりとした夕食です。
さっちゃんが起き出したら別ですけれど、寝ている限りは心落ち着く夕食タイムですね。

そして、もうひとつ良い点がありました。
それは洗う食器が減ることです。
僕はさっちゃんの使った食器を箸までも含めてそのまま使いました。
食器洗いを面倒くさがる僕にとっては嬉しい副産物でした。

今日は6時台に少し布団で横になって寝てしまいましたから、夕食時刻が遅くなりました。
ふたり別々に食べるのなら、先に食べるさっちゃんの食事時間を少し早めた方がいいと思っています。
しばらく続けてみて、どうすればいいのか考えていきたいと思います。
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さっちゃんは腹を立てて、夕食をほとんど食べずに寝てしまいました

2020-12-03 23:49:34 | 食事・食器
さっちゃんの気分に僕は抗いようがありません。
対抗策は時間をおいて、さっちゃんの気分が変わるのを待つしかないのが現状です。
でも、僕自身はそんなに出来た人間ではありませんから、時間をおかずに即座に反応してしまうことがほとんどです。

今晩の夕食時、さっちゃんは最初から少し怒っているような雰囲気がありました。
お味噌汁には手を付けず、永谷園の「中華風 肉炒り玉子」という惣菜のもとを使って作ったおかずばかりを食べていました。
自分からは何も口にしないことも多いので、自分で食べているのは好ましいことなんです。
僕はさっちゃんの食べている合間を見つけて、玉子かけご飯をスプーンで食べさせようとするのですが、さっちゃんは食べてくれません。
口の中にまだおかずが入っているからかな、とか思ったりするのですが、何度トライしても口を開けてくれません。

僕の分が気になるのか、僕のお茶碗のふりかけがかかった白飯に手を伸ばしたりします。
僕は直前でさっちゃんの手を払います。
僕の前に置いているさっちゃんの玉子かけご飯にも手を伸ばします。
「これはこれと同じだよ」とスプーンに入ったのを見せますが、さっちゃんには理解できていないようです。
僕の肉炒り玉子にも手を出します。
「さっちゃんのこれと同じだよ」と、指差しますが、これも理解できてはいないでしょう。
僕の前に並べられたご飯やおかずやお味噌汁が気になって仕方ないみたいなんです。

手を伸ばすたびに僕に止められるものですから、さっちゃんの怒りやイライラも高まって来るのでしょうね。
手を伸ばす対象は食事以外のテーブルの上に置かれたものに広がっていきます。
封筒や書類などがテーブルの片隅に置かれているのですが、それをバラバラと散らかし始めます。
鍋敷やコースターを掴んで、僕の方へ放ります。
そんなことをするたびに、僕はさっちゃんの行動を制限せざるをえません。
つまり、強制的にやめさせるんです。

たま~にさっちゃんがこんなことをして、僕がやめさせるのなら、さほど問題にならないのでしょう。
ところが、さっちゃんがこんなことを繰り返しているんです。
僕も繰り返し止めますから、さっちゃんの怒りの気分がどんどんエスカレートしていくみたいなんですね。

おかずを食べているさっちゃんは、最初は正しくお箸を使っていました。
でも、だんだんいい加減になって来て、お箸1本だったり、1本を逆さまに持っていたりするんです。
それをもう1本持たせようとしたり、逆さを直そうとしたりすると、さっちゃんは嫌がって僕の手を払います。

ついに何かの拍子でさっちゃんはお味噌汁の入ったお椀をひっくり返してしまいました。
テーブルの上にほとんどの汁が流れ出ました。
僕は大声で「何をしてるの! こぼれちゃったじゃないの!」と叫びます。
ティッシュを何枚も使って拭き取ろうとします。
「あ~あ! もったいない! なんてことするの!」と、続けて叫びます。
テーブルの向かいへ行くと、お味噌汁は床にもこぼれ落ちていました。
「あ~あ~あ~! 下も濡れちゃったじゃない! なんでこんなことするの!」と、叫びました。

僕自身も鬱憤が溜まっていますし、イライラも溜まっています。
それを大声で叫ぶことで発散していたのでしょうね。

さっちゃんは僕の剣幕に押されたのか、少しの間は静かでしたが、これくらいのことでは変わりません。
さっちゃんはおかずのお皿を投げつけるんでは、と僕は恐れました。
ですから、さっちゃんの椅子を後ろに引いて、座っているさっちゃんをテーブルから離したんです。
そんなこともさっちゃんの怒りに益々火を付けたのかもしれません。

もはや続けて食事をする雰囲気でもありません。
「食べないんなら、もう寝な!」と、僕はさっちゃんを寝室へ追いやります。
さっちゃんも寝室から出て来ようとしません。

しばし時が流れて、さっちゃんが顔を出せば、「ご飯食べる?」と聞いて、食べ始めることもあるんです。
でも、今晩はさっちゃんの怒りは思いのほか長く続きました。
途中で、ちょっと戸を開けて顔を見せたんですが、僕の姿を見るとすぐに戸を閉めてしまいました。
さっちゃんは今この時刻(12時45分)にも寝ないで寝室でウロウロしています。
ダイニングに出て来ては、また自分から寝室に戻ることを繰り返しています。

今晩はお味噌汁をこぼしてしまうアクシデントもあったので、ちょっと激しかったですが、似たような状況はよくあります。
ひとつには、さっちゃんが食事だけに集中できないことです。
テーブルの上に置かれているもの、とりわけ僕の前に置かれている食べ物に気を取られるようなんです。

さっちゃんと僕と一緒に食事をするのをやめてみようかなと思っています。
さっちゃんだけにまずは食べてもらって、その後、さっちゃんが寝ている時にゆっくりと自分の夕食を食べようかと。
朝食はそうなっています。
僕の朝食はコーヒー、イギリスパン、ベーコンエッグ、レタス、トマトですから、色彩も豊かです。
一緒に食べていると、さっちゃんが僕のお皿に目を奪われるのは必定。
それは容易に想像できるので、最初から別々にしました。
夕食はご飯以外は同じなのに、僕の目の前のものが気になって仕方がないようなんです。
明日から試してみたいと思います。
どうなるかな?
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