さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

眼前で電車の扉が閉まり、今日の言語リハビリには行けませんでした

2020-12-09 23:53:11 | 言語リハビリ
水曜日は言語リハビリの日。
朝8時ごろだったか、さっちゃんが起き出したので、トイレに連れて行ってあげました。
おしっこも少ししたかと思いますが、それよりも尿漏れパッドにべっとり付いたウンチが衝撃的でした。
それほどは水っぽくない液状便がだらだらと出続けているのでしょうか。
尿漏れパッドは水分を吸収するはずですから、付着している便は粘り気のある少し軟らかめの便のように見えます。
リハパンの腰ひもゴムの後ろのあたりにちょっとだけ便が付きました。
リハパンを下ろすときに付いてしまったのでしょうか?
リハパンも交換することにしました。

昨日のブログの最後に書いたように、どうやらさっちゃんの便秘との戦いが昨日からスタートしたようです。
今回は液状便のようですから、やっかいな戦いになりそうです。

それはそうと、ここでそのまま起き出しても良かったのですが、もう少しだけ寝ることにしました。
本格的に起きたのは9時前のこと。
まだまだ余裕があります。
僕は自分の朝食の準備をして、食べました。
さっちゃんの朝食は昨日の残りが半分あります。
ヨーグルトや足りなければバナナを食べてもらうつもりです。

そろそろさっちゃんを起こさないと、電車に間に合わなくなる、と思い始めたころ、自分で起き出して来ました。
着替えて、髪を梳いてゴムで結んで、水で口を漱いでもらおうとしましたが、それは拒否されました。
オートミールの残った半分を食べ、ヨーグルトを食べ終わった時、さっちゃんの様子が変わりました。

僕はさっちゃんをトイレに連れて行きます。
11時18分に入り、出たのは11時32分。
ウンチは出ませんでした。
尿漏れパッドだけ替えました。
じわじわと液状便だけが滲みだし続けているようで、パッドを替えてもすぐに汚れそうです。

11時30分に家を出るつもりでした。
それは出来なくなりましたから、次の電車に乗るのですが、12時までに出れば間に合います。
ただ、リハビリの予約時間ギリギリに到着することになります。

いざ出かけるとなれば、こまごまとした用事があるもので、家を出たのは12時のちょっとだけ前。
それでも余裕で間に合うはずでした。
昔なら駅まで20分あれば行けていました。
さっちゃんは駅に向かって同じ道を急いで歩いている人を抜き去ることに快感を覚えるようなタイプでした。
でも、今は普通に歩いても25分以上はかかります。

大きな道路を渡るんですが、赤信号が90秒続きます。
急いで歩けば横断歩道の信号の点滅に何とか間に合ったと思いますが、さっちゃんを急がせるのはご法度なんです。
今のさっちゃんは少しでも急いで歩くことを凄く嫌がります。
そして、怒り始めて、歩くのを止めてしまいます。
ここの赤信号で90秒は立ち止まりましたね。

そればかりか、さっちゃんは太股の前の方の筋肉が痛いようで、時々立ち止まってしまいます。
寒いので鼻水も少し出て、時々止まってもらってトレペを鼻に当てます。
僕は度々、1分2分おきぐらいにスマホで時刻を確認していました。

駅へ上る50段近い階段は止めて、エレベーターへ向かいました。
エレベーターはちょうど上から降りてきた人が出て来るところでした。
改札口でもいつもはさっちゃんに持たせるsuicaを僕が代わりにタッチしてあげます。
ホームに下るエスカレーターにのった時、電車の出発の放送が流れました。
僕ひとりならエスカレーターを駆け下りれば間に合ったかもしれません。
しかし、エスカレーターを降りる前に、電車の扉は閉まってしまいました。

次の電車は30分後です。
僕にはさっちゃんを30分間、駅周辺で待たせておく自信はありません。
次の電車で行って、30分間だけリハビリを受けてもいいのですが、今のさっちゃんはどんどん不穏に追い込まれていきそうです。
僕の決断は速かったです。
今日のリハビリには行かないことにしました。

改札をsuicaで出ようとすると、赤いランプが点き、小さな警報音が鳴りました。
窓口に行きましたが、改札の機械では入場料を自動的に引かれたりはしないんですね。
本当は140円の入場料を払うらしいのですが、短い時間だったので、という理由で無料にしてくれました。

T田先生に電話連絡し、次回の予約も入れました。

さっちゃんは家へ帰る時も、しょっちゅう立ち止まります。
往きと同じ理由の他、今度は「どこへ行くの?」という疑問を僕に投げかけても来ました。
「家へ帰るんだよ」と言っても、すぐ忘れますから、また同じことを聞きます。
往く時、さっちゃんを少し急がせましたから、帰りは僕と手を繋いでくれませんでした。
それでも、途中からは手を繋いでくれましたが、何となく嫌がっているようでした。

何度も何度も立ち止まろうとし、道路脇の縁石に座ろうとするさっちゃんを、家路に急がせました。
こんなことをする僕は、またまたさっちゃんから反感をかうことになってしまうんです。

家に着くと、さすがのさっちゃんもホッとした表情を浮かべます。
外出着のさっちゃんを部屋着に着替えさせて、さっちゃんは布団の中の人へ。

便秘との戦いの真っ最中でもありますから、言語リハビリに出かけるのも大変だとは思っていました。
尿漏れパッドを2つとリハパンもひとつ持っていってました。
便秘中は行動したくない気持ちがありますし、脚も痛かったようなので、休んで良かったのかもしれません。
脚が痛い原因は何なのか、それも気になりますね。
ただの筋肉痛ならいいのですけどね。
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