さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

今日は掛かり付けのお医者さんに行って、お薬をもらって来ました

2020-12-28 23:58:06 | 病院
さっちゃんの掛かり付け医は隣りの市にあるクリニックの先生です。
僕たちが以前住んでいたすぐそばのクリニックだったのですが、優しい良い先生なので、引っ越してからも通い続けています。
徒歩30分ほどの場所なのですが、今のさっちゃんの足なら40分ほどかかってるんじゃないかと思います。
多摩川沿いの公園を歩いて行けるので、散歩としても気持ちのいいコースなんです。

公園にはセンダンの木が何本もあって、今の季節は黄色っぽい実がたくさん付いていて綺麗です。
今日は特に快晴の青空バックでしたから、たくさんの実が本当に美しく映えていました。
さっちゃんにも指で上を指して、「センダンだよ。綺麗だね」と言うと、何やらワア~とか、小さく歓声を上げていました。
センダンの木の下に来るたびに、僕は同じように言い、さっちゃんも同じように反応していましたね。

クリニックに着くと、入り口でスリッパに履き替えます。
置かれている椅子に座ってもらって、靴を脱がせ、スリッパを履かせます。
待合室に入ると、待っている人は1人だけでした。
今日が今年最後の日ですし、冬休み中の子供たちもいるはずと、混んでいることを予想していたのですが、空いていてラッキーでした。

すぐに呼ばれて、血圧を測り(120~50くらいだったかな?)、その後、診察室へ。
通常は大したことはやりません。
気になることがないか聞かれたり、聴診器を当てたりするくらいです。
今日は「前回より肌のつやがいいねぇ」と誉めてくださいました。
もちろん、お医者さんですから気がかりな点を厳しくビシッと言うこともありますが、この先生はいいと感じる点をよく誉めてくれます。
「食事や水分を前よりよく摂れているからでしょうね」とも言ってくれました。

最近気になっていることとして、太股の外側を痛がることを伝えました。
床に敷かれた布団に腰を下ろす際などに、特に「痛い、痛い」と言うんです、と伝えました。
先生は「レントゲン撮ってみますか?」と言われます。
僕はレントゲンで分かるようなものじゃないと思っていますから、返事をすぐには出来ませんでした。
先生は「腰が悪いからだと思うんですよね。腰回りが強張っていますし」と言います。
「整形外科で診てもらうのが一番いいんですがね」と、僕の住んでいる市の病院も教えてくれました。
年が明けたら行ってみようかと思います。


ところで、ここまではさっちゃんもいつもと変わらない様子だったんですが、クリニックを出る直前に急に不穏な感じになってしまいました。
僕が手を繋ごうとすると、手を繋いでくれません。
大きな声で待合室で何やら叫びます。
どちらにせよクリニックからは出ないといけませんから、ほんの少しだけ強引に外に出しました。
続いて、薬局に行って薬をもらうんですが、手は繋いでくれませんが、僕の後には付いて来てくれます。

その後も家に着くまで途中で何度もさっちゃんの手を取ろうとしましたが、そのたびに拒絶されました。
でも、僕の後からは歩いて付いて来てくれます。
アパートに着いて、階段でも僕は放っておいたんですが、やはり階段の上りはきつそうなので、途中で手を出してみました。
すると、さっちゃんもやっとこの階段では僕の手を受け入れてくれました。
そうなってからは、いつもの普通のさっちゃんに戻ってくれましたね。
コメント
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