さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

我が家の大洪水が階下にも被害をもたらしてしまいました

2020-08-14 23:53:47 | 今日のビックリ
ちょうど2ヶ月前の6月14日にもまったく同じ事件が起き、ブログに書いています。
今日はその時とは比べ物にならないほど大変なことになってしまいました。
前回、「今日のビックリ」というカテゴリーに分類していましたから今回も同じカテゴリーにしましたけれど、本来なら「大変なこと」にしたかったんです。
ビックリするだけでは収まらずに大変な事態になってしまいましたから。


さっちゃんは半日のデイサービスから機嫌よく戻って来ました。
それから僕はお昼ご飯を食べ、録画してあるTV番組を観、新聞を読んだりしました。
さっちゃんはと言うと、そんな僕の邪魔ばかりするので、僕とは冷ややかな雰囲気に。
そのせいだかは分かりませんが、洗面所に行って、鏡に映っている自分の姿に対して、いろいろと話しかけているんです。
何を喋っているかは分かりませんから、鏡の中のさっちゃんを自分だと分かっているのか、誰か自分とは別の人がそこに居ると思っているのか分かりません。

僕は布団の上でゴロンと横になって新聞を読み終わったところでした。
ちょっとうつらうつらしていたのかもしれません
目が覚め、洗面所に居るさっちゃんの様子を見に行こうとしました。
鏡に向かってどんな様子で喋りかけているんだろうと興味があったからです。

ダイニングから洗面所に向かうドアを開けて2、3歩。
すぐに気付きました。
足元のフローリングがビシャビシャ、そんな程度ではなく水が溜まっています。
すぐに洗面台の蛇口を閉めます。
そこにいたさっちゃんは足元の水溜りのことなど感じていないかのよう。

僕は狂ったような大声を上げて「何で水を出しっ放しにするの! こんなに溢れ出して大変だよ!」と、さっちゃんに向かって叫びます。
さっちゃんは怒られる理由も分からず、ダイニングへ行こうとするので、僕は腕を掴んで強く引き戻しました。
さっちゃんは水で足を滑らせて、スッテ~ンと転んで、お尻や背中や後頭部を床にぶつけそうになりました。
まだ僕がさっちゃんの腕を掴んだままでしたから転ばずに済みましたけれど、転んでいたら大変でした。
僕は「あ~あ、なんでもう! どうする!」、思いつく限りの言葉をとにかく大声で叫びまくります。


悪態をついてるわけでも、癇癪を起してるわけでも、さっちゃんに対して本当に怒ってるわけでもありません。
それらが無意味なことは重々承知していますから・・・・
ただ、何か叫んで自分の気持ちのどこかを発散しないとどうしようもないのです。
それからしばらくは、何でもかんでも叫びまくってる僕でした。

それでも、ただ叫びまくっているだけではありません。
今すべきことを冷静に判断して、作業に取り掛かっている自分がいます。
まずはさっちゃんをダイニングへ追いやります。
そばにいるとただただ邪魔なだけですから。
ダイニングとの間のドアをさっちゃんでは開けられなくしておきました。
さっちゃんはドアを開けようとして、しつこくずうっとドアを動かし続けていました。
そして、ブツブツとドアが開かない文句(多分)を言い続けていました。

床に置いてある幾つかのものを別の場所に移動させます。
洗面所にふたつある足拭きマットにたっぷりと水を吸わせて、お風呂場へ放っておきます。
雑巾(元タオル)とタオル1枚で床の水を吸い取り、絞って、また吸い取ります。
それを何十度となく繰り返しました。
やっと、水が溜まった床が濡れた床と言えるほどになって来ました。
2ヶ月前と比べると、水が広がった範囲は2倍に広がっていました。
水位は計ったわけではありませんが、前回は床に水を撒いた感じでしたが、今回は確かに水が溜まっていましたね。

洗面台から溢れた水は洗面台下の置き場のスペースも濡らしていました。
そこに入っていたものも全部出しました。
予備の便座カバー2つはビッショリ濡れていました。
置き場下には床との狭い隙間があるのですが、恐らくそこも随分濡れていることでしょう。
でも、狭すぎてどうすればいいのか分かりません。
新聞紙を折り畳んでその隙間に入れました。
引き出すと新聞紙がビッショリ。
それを何回か繰り返しました。
でも、まだ濡れてるだろうなぁ。
玄関に流れ落ちた水は箒で掃いて、玄関の外に流し出しました。

いちばん心配なのは、階下の部屋への影響です。
階下に水漏れがあると、大変です。
その点は常に気になっていて、洗濯機と繋がっている蛇口は洗濯機を使っていない時には必ず閉めています。
ホースの劣化でいつか必ず蛇口からホースが外れる時が来ると予想しているからです。
地震で洗濯機が倒れて、引っ張られたホースが蛇口から外れるかもしれません。
そんな時に、蛇口が開いていたら水が床に流れ出します。

4時ころだったでしょうか?
玄関のすぐ外で呼ぶ声がします。
予期していた出来事が起きたようです。
外に居たのは階下に住む90歳のお婆さんでした。
二言三言、言葉を交わし、お互いの状況を理解し合いました。

加害者側の僕は被害者側の階下を見せてもらうことになりました。
真下の部屋なので間取りは我が家と同じです。
部屋に入ると、引っ越しするので荷物のほとんどを送り出してしまったような部屋の様子でした。
お婆さんは「いつ死んでも可笑しくないから、持ち物をどんどん減らしてるのよ」と言います。
早速、水漏れの現場を見せてもらいました。
台所の蛍光灯の脇からポタポタと切れ目なく水滴が滴り落ちています。
洗面台からは直線距離で3メートルほど離れています。
床と天井の間の空間はどうなっているのでしょうね。

お婆さんは腰が少し曲がっていて、痛くもあるようで、僕に「床を拭いて」と頼みます。
落ちて来る水滴の量に比べると、濡れている床は狭く、水量は少なく感じました。
天井から水が漏れ落ち始めてすぐに僕のところへ来たんでしょうか?
水漏れはその1箇所からだけなので、水受けにゴミ箱を置くことにしました。
昔の漫画みたいですね。

とにかくお婆さんには平謝りに謝りました。
修理等が発生したらこちらで支払いしますとも、言っておきました。
階下のお婆さんからすると、とんだ災難ですよね。

部屋に戻って来ると、ダイニングとのドアはまだ閉まったままで、さっちゃんは中に居ました。
さっちゃんはもう何が起きたのか(さっちゃんが何をしでかしたのか)、すっかり忘れているはずです。
僕に取り残された不安感だけがあったんでしょうね。
僕の顔を見ると、ほっとした表情に変わりました。
僕は当初、大きな声で叫びまくり、さっちゃんに対しても怒りましたが、さっちゃんを責めても何の意味もないことは分かっていました。
さっちゃんは何も悪くはないのです。
階下で受けた思いを発散、解消するためにまたしても大きな声を発しましたが、さっちゃんに向かって叫んだわけではありません。
この理不尽さや不条理さをどこかで理性的に解釈し直して自分自身で納得しなければなりません。
そのために大声を出して叫び、怒るんです。

僕は3度目が起きないための方策を考えることにしました。
最初に考えたのは、蛇口から出る水の量を減らすことです。
蛇口を数回ひねると、小さな洗面台がすぐ満杯になって溢れ出します。
蛇口から勢いよく飛び出て来る水がちょうど洗面台の底の落ち口にぶつかっているのも水が溜まり易くなる原因のひとつだと思います。
水が溢れないように途中から流れ出るように小さな窓のような流れ口がありますが、
そこから流れ出た水は洗面台の落ち口のすぐ下の脇に出て来る構造になっているので、
落ち口に栓をした場合は大丈夫ですが、栓をしていない場合には意味を成しません。
ですから、流れ出る水の量を圧倒的に少なくしないと、洗面台から溢れ出ることは避けようがないようです。
玄関外の水道の栓を見てみましたが、水道屋さんに聞かないと分かりそうにありませんでした。
栓を閉めてみたりしたのですが、出る水の量は変わりませんでした。

次に考えた対策は蛇口を動かなくしたり、分からなくしたりすること。
ふたつある蛇口のうち、お湯が出る方は水量が少ないので溢れることはないでしょう。
水だけが出る蛇口だけに細工を施せばいいのです。
動かなくするにはけっこうな工作が必要になります。
今すぐにどうこう出来るものではありません。
それで僕が考えたのは蛇口を隠して分からなくすること。
水の蛇口が分からなかったら、お湯の蛇口を捻るでしょう。
蛇口のサイズの小さなプラスチックボトルを切り取って、丸い蛇口に被せたんです。
蛇口が見えなくなりましたし、ボトルごと回そうとすると、空回りするだけなんです。
小さな子供にもバレルような小細工ですけど、さっちゃんにはある程度の効果が期待できるんではと思いますね。

階下のお婆さんの部屋に関してだけは心配ですけれど、我が家で起きたこと自体は笑って済まそうと思っています。
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水曜日には3度おしっこをしたのですが、3度とも失敗でした

2020-08-13 23:57:45 | トイレ・排泄
水曜日は言語リハビリの日ですから、目覚ましを6時半にかけておきます。
すぐに起きることはまずなくて、止めても5分おきに再度鳴りますから、3、4回目で起きるのが普通でしょうか。
昨日も同様で、起きたらすぐ僕はトイレへ。

トイレを出て寝室を見ると、さっちゃんが起きています。
でも、よく見るとパンツとズボン下(前夜は寝巻きに着替えてもらえませんでした)を手にしています。
近寄って見ると、パンツとかは濡れています。
すぐに周辺を見回しましたが、畳は濡れていません。
布団も濡れていません。

さっちゃんはどこでおしっこをしたんだろう?
ダイニングに来ると、さっちゃんの椅子の下に水溜りが・・・・
椅子の座布団は少し濡れているだけですから、椅子にちょこんと腰かけてしたのかな?
あまり飛沫(しぶき)が飛んでいませんから、いろんなパターンが想像できますけれど、よく分かりません。

さっちゃんの手にしていたパンツとズボン下はお風呂場のバケツのお湯に入れておきます。
椅子の座布団は取り敢えずお風呂場に置いておきます。
さっちゃんの手を引いて、お風呂場に連れて来て、お湯のシャワーを下半身にかけました。
相変わらず、さっちゃんはシャワーをかけられることを嫌がります。
つまり、抵抗しますから、シャワーを満遍なくかけるだけでも大変なんです。
その後、タオルで拭くのもひと苦労。
さっちゃんは「濡れているから拭かなくてはいけない」ことを理解できていません。
嫌がるので、抵抗し逃走を企てます。
それでもなんとか、僕は体を張って逃走を阻止しながら、時にはさっちゃんにぶたれながら、拭き終わりました。

さっちゃんを寝室まで連れて行くのですが、途中のフローリングのダイニングを通らなくてはなりません。
椅子の下の水溜りの他には2ヶ所ほど大きめの濡れがありました。
そこを踏ませないように、さっちゃんに歩いてもらわなくてはなりません
寝室でさっちゃんに新しいパンツとズボン下を穿いてもらいます。

さ~て、ようやく水溜りのお掃除です。
さっちゃんには布団で寝ていて欲しいのですが、思い通りにいくわけがありません。
すぐに僕のそばに来て、動き回り、邪魔になるので僕に怒られます。
乾いた雑巾でおしっこを吸い取ることから始めます。
雑巾をよく洗ってよく絞って、拭きます。
再度同じことを繰り返します。
さっちゃんの手拭き用に使っているウェットティッシュがアルコール除菌タイプなので、最後はそれで拭いておきました。
最後にもう一度他に濡れた箇所がないか調べましたが、見つからず、ホッとしました。

この事態が発生した直後から、朝食を作って食べる時間はないな、と思っていました。
冷蔵庫にミカンゼリーがあったので、それをふたりで食べました。
もうひとつ、小さなストロベリーヨーグルトも。
さっちゃんに外出着を着せたり、髪を梳いたりすると、出かけるいい時間になりました。


玄関でさっちゃんに靴を履かせます。
帽子もかぶせます。
玄関の外に出て、鍵を掛けました。
その時です!
さっちゃんが少し腰を屈めて、ズボンを脱ごうとするじゃないですか!
今朝おしっこしたばかりなのに、また出るの!?
でも、さっちゃんの様子は尿意そのもの。
これから鍵を開けて、靴のままでトイレに駆け込むとしても、間に合わないでしょう。
さっちゃんは、尿意≒排尿 ですから。

その場でおしっこをしようとしているさっちゃんの加勢に回りました。
ズボンを脱がせ、ズボン下とパンツを一緒に脱がせ、コンクリの通路の端で腰を屈めさせます。
ただでさえ昔負った大怪我の影響で右膝が130度くらいまでしか曲がらなかったのに、90度くらいしか曲げてくれません。
加齢のせいなんでしょうか? それとも認知症のせい? 両方?
脱ぎ終わって、おしっこをする体勢になってすぐ、じゃ~~~っ、と出て来ました。
深く腰を屈めていないので、手前の飛沫が少し衣服にかかります。
見えてはいませんが、靴や靴下にもかかってると思います。

僕たちの部屋は階のいちばん東の端ですから、こんな時は気分的に楽ですね。
誰も通路には姿を見せませんでした。

さて、部屋に戻らなければなりません。
鍵を開け、さっちゃんにはトイレに入ってもらいました。
座った状態でズボンとか全部脱がせ、それらはお風呂場へ。
ちょうど前日のお湯が湯船にあったので、ズボン下とパンツは湯船に放り込んでおきます。
ついでに、座布団も放り込みました。
トレペで拭くだけでは心もとないですから、タオルでも拭くことにしました。
さっちゃんは嫌がりますが、無視して拭きます。

そして、寝室へ行って、新しいパンツ、ズボン下、ズボンを穿きました。
実は衣替えがまだ半分ほどしか終わってなくて、夏用ズボンがどこにあるのか把握できていません。
でも、探してみたら、少年っぽい半ズボンが出て来たのでそれを穿いてもらうことにしました。

出発直後にこんなアクシデントでは電車に間に合うはずがありません。
乗ろうとした電車の20分ほど後の電車に乗れました。
この電車がギリギリの時間に着く電車で、これに乗り遅れると予約時間に遅刻することとなってしまいます。


せっかく間に合う電車に乗れたのに、なんとなんと! 僕が大失敗!
2つ目の駅で降りなくてはいけないのに、ぼお~っとしていて降り損ねてしまったんです。
停車している駅のホームを見て、「降りる駅のホームと同じだな~ぁ」と思った時には、もうドアが閉まりかけていたんです。
眠ってしまってたのかな? 否、寝てはいないはず。
ただ、意識がどっかへ飛んでいたような気はしますね。

悔やんでも仕方ないので、どうするかの対策を練ることに。
次の駅が終点で、この電車はそのまま折り返しになりますから、乗ったままでも駅に戻ることは出来ます。
ただ、それでは10分ほどの遅刻になってしまいます。
ですから、次の駅で降りて、タクシーで病院へ向かうことにしました。
1600円でした。
遅刻はせずに間に合いました。


言語リハビリが終わり、帰宅したのはいつもより遅くなって2時前。
部屋の冷房をスイッチONして、さっちゃんのズボンを脱がそうとすると、あれっ? ちょっと変?
さっちゃんを洗面所に連れて行き、ズボンを脱がします。
ちょっと湿気ってる感じ。
ズボン下とパンツは完全に濡れています。
靴下も汗なんだかおしっこなんだか、湿気っています。
一体いつおしっこしたんでしょうか?
そんな素振りには全然気が付きませんでした。
ズボン下とパンツはお風呂の湯舟の中に放り込みます。
本当はシャワーで下半身を洗った方がいいのでしょうが、そんなことをやらせてもらえる雰囲気ではありません。
(言語リハビリで疲れたり、猛暑の中歩いたりで、機嫌も最悪でしたから)
かたく絞ったタオルで下半身を拭くことにしました。
これだって相当嫌がられましたが、短時間で済みますからね。

この日3度目の新しいパンツとズボン下の着替えです。
それから遅い昼食。
この日初めての食事です。
駅前の総菜屋さんで買ったカキの天ぷら丼。
さっちゃんにはカキの天ぷら1個を4つに切ってあげて、他の具とご飯を少し、お皿に入れました。
4分の1か5分の1ほどですが、それでも少し残してしまいます。

この日はここに書いた3回しかおしっこは出ませんでした。
この3回のおしっこの失敗に対しては、僕は感情的になることなく冷静に対処できました。
でも、他のことでは駄目な日でしたね。
さっちゃんのおしっこの失敗が根底で影響していたのかもしれません。
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酷暑の中、一歩も外に出ることなく平穏に一日を過ごしました

2020-08-10 23:43:04 | 今日一日の暮らしぶり
何か普段の生活とは違う出来事があったり、嬉しいことや辛いことや愚かなことが起きたりしないと、なかなかブログとして書くことはありません。
さっちゃんが僕に反発抵抗し、僕は壁を叩き大声を上げてさっちゃんを怒る。
ブログにはついついそんなことばかりを書いてしまいます。
何事も起きなかった平穏無事な一日をブログに書くことはまずないでしょうね。
それに実際問題として、そんな何事も起きなかった平穏無事な日はほとんどなかったのが実情でもあります。

今日はそんな珍しい平穏無事な一日でした。
猛暑日の東京でした。
夕方、日没前に散歩に出かけようとしたのですが、その時の気温が31℃、ベランダに出てみると、もわ~っと蒸し暑さが襲って来ました。
それで、散歩は取り止め、散歩ついでにコンビニで玉子を買って来たかったんですが、それも叶わず。
明日の朝食は玉子が1個しかありません。

冷房を一日中つけっ放しにして、引き籠っていました。
エアコンは寝室にありますが、冷やす部屋は寝室とダイニングとキッチン。
いちばん遠いキッチンは夏は常に小窓を少し開けてありますし、そこまでエアコンの影響は及ばないようです。
ダイニングも涼しくしたいので、設定温度は25~26℃にすることが多かったのですが、今日は違いました。
外気温が高いので26~27℃設定でも十分に涼しかったですね。
僕はあまり部屋を冷やすのは好きではありませんけれど、さっちゃんは僕以上にそうで、すぐに「寒い」と言います。
2018年の夏が異常に暑く、暑さで体調も崩し気味になりましたから、去年6月にエアコンを購入したのです。
僕は人生で初めてエアコン(冷房)のある生活を送るようになったのですが、あるとやっぱり心地いいので常に使ってしまいますね。

今日は食事作りの他はあまり家事はしませんでした。
ですからすることと言えば、PCチェックや雑誌・新聞を読むことくらい。
でも、なかなかそれに集中することをさっちゃんが許してくれません。
ですから、そんなことをするだけで一日が過ぎて行ってしまいます。
さっちゃんが目の前の椅子に座っていたり、真横に突っ立っていたりすると、僕は自分のことが出来ません。
うつらうつらしているさっちゃんを布団で寝るように仕向けても、すぐに起き出して来ます。
何度繰り返しても起き出してくるので、僕はさっちゃんが寝て静かになることを諦めざるを得ません。
さっちゃんを布団に寝かせて、僕も横に寝転んでいると、さっちゃんはいつまでも布団の中に居てくれます。
僕にとっては本末転倒なんですが、さっちゃんへの対応の煩わしさからは解放されるひと時にはなりますね。

昼間とは言え、夫婦が布団で隣り合って横になっていたら、夫としては少しは刺激的な空想をしてしまいます。
でも、さっちゃんの認知症の影響はこんなところにも及んでいて、さっちゃん自身にはもはや性的な感情は一切ないようです。
性的刺激に対して惹起されるはずの感情もまったく起きません。
お尻やおっぱいを触ることはお腹や肩や腕を触ることとまったく一緒のようです。
認知症ではない女性の性的感覚が年齢に応じてどのように変化するのか、僕には知識がありません。
しかし、さっちゃんのこの性的感覚の喪失は認知症の影響だと僕には思えます。
もちろん、認知症によって影響を受けている脳の部位によって現れてくる現象は異なるでしょうから、認知症の人すべてがこうなるわけではないのでしょう。

でも、さっちゃんには僕のことを愛おしむ心や甘えてくる感情などはあるようです。
昔と同じように顔を寄せて来ますし、僕の腕枕で寝ることも好きなようです。

さっちゃんはずう~っとこんな風にしていたいのかもしれませんが、長い時間こうやって過ごすわけにもいきません。
僕が起きると、しばらくしてさっちゃんも起きて来て、またまたそれ以前の繰り返しになってしまいます。
さっちゃんが不満を爆発させて、不穏にならないように、時折さっちゃんの気持ちに寄り添ってあげなければなりません。
そんなことが上手くいった日は平穏無事。
僕に堪え性がなく、さっちゃんの不満を爆発させてしまったら、喧嘩してぶつかり合う日になるのでしょうね。
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今晩のさっちゃんは眠気の方がまさって、夕食には全く手を付けませんでした

2020-08-08 23:50:18 | 食事・食器
3連休の初日だというのに、僕は何をするでもなく明日以降何をしようとか計画を立てるでもなく、ただぼお~っと過ごしました。
もちろん、土日月が3連休なのは我が家では毎週のことなんですがね。
山歩きをしようにも、昔のように標高が高かったり、雪渓が残っていたり、清冽な沢の流れを遡ったり出来るわけではありません。
歩く山は標高が数百メートル以下の、下界ともさほど気温の違わない低山。
せめて、奥多摩の沢の平らかな流れの部分をパシャパシャと沢歩きしたいものですが、僕の気持ちがまだまだ後ろ向きなんです。

そんな気持ちの中、今朝は5時台に僕もさっちゃんも目は覚めました。
その後、6時台、7時台、8時台とうつらうつらの時を貪って、本当に再びの深い眠りに入ってしまいました。
しっかりと目覚めたのが11時過ぎ。
EテレのサイエンスZEROでペテルギウスの超新星爆発について放送していましたから、ついつい見続けてしまいました。
そんなこともあって、朝食(昼食だ!)は12時過ぎてから。

午後のひと時もさっちゃんとの兼ね合いの中でウダウダと時間は進んで行きました。
僕自身がやりたいことも当然あるわけですが、それに没頭はさせてもらえません。
さっちゃんは僕のすぐそばで僕に対して何やら喋り続けていることが多いですし、自分のことが無視されていると感じたら怒るようです。
4時くらいだったでしょうか、僕が布団で横になると、さっちゃんもすぐに来て、今日は僕の体をさすってくれました。
疲労している筋肉をさすってくれれば気持ちいいんですが、さっちゃんは目の前の僕の体をさするだけ。
ほとんどが上半身で、頭や顔もしょっちゅうさすります。
顔をさする時などは、グシャグシャと荒っぽくさするので、さすがの僕も顔をそむけます。

だいぶん長い時間さっちゃんは僕をさすってくれました。
それに続いて何が転換点だったかは不明ですが、さっちゃんは出かけようモードになりました。
時間的にも良かったので、散歩に出かけることにしました。
その前にさっちゃんにはトイレに行ってもらいます。
朝は出たんですが、昼入ってもらっても出ませんでした。
今回は出ました。
出たうえで散歩に行けるのは気分的に本当に楽ですね。
5時半に家を出て、いつもの多摩川土手コースを散歩しました。


散歩から戻って来て、僕は夕食の準備。
さっちゃんはちょっと疲れたのか布団で横になってくれています。
ご飯を3合炊き、具だくさんのお味噌汁を作りました。
具は油揚げ、エリンギ、人参、大根、つるむらさき。
おかずは以前作った牛バラ肉と野菜のトマト煮を解凍するだけ。
我が家では全部を細かく切っています。
さっちゃんが入れ歯ですし、口を大きく開けられないので細かくしないと無理なんです。
(ちなみに朝食の食パンも耳を取り6つに分けておくのですが、それでも一切れを3口くらいで食べています)
そして、さっちゃんにはもう一皿、昨晩さっちゃんが残した冷ややっこもあります。
これも1センチ立方のサイコロ状で、1個1個にかつおの削り節、ショウガ、醤油を混ぜたものがのっかっています。

準備完了で、僕はさっちゃんを起こしに行きます。
熟睡しているわけではないので、いつもすぐに起き上がってくれます。
自分の椅子まで手を引いて連れて行き、座ったところでさっちゃんの手をウェットティッシュで拭きます。
ここまではいつも通りだったのですが、今晩はここからが違いました。
初めてのことでした。
さっちゃんは夕食にまったく手を付けずに、椅子を引き始めたんです。
僕は「眠たすぎて、食欲もないんだな」とすぐに分かりました。
引き止めることもせず、さっちゃんが布団に戻るのを見ていました。
1日の半分以上寝ていることも多いのに、なんでこんなに眠たがるんだろう? と僕にとってはかなり不思議です。
さっちゃんに出した皿も全部僕が食べてしまいました。

さっちゃんは最近さらに小食が加速しています。
さっちゃんの分のおかずもお店の小皿料理ほどしか盛っていません。
それでも半分以上残すことは多いですから、僕に盛る量も少なめにしてあります。
さっちゃんが残したのも食べなければならないから。
今晩はさっちゃんの分も全部僕が食べたわけですが、食べ過ぎた感じはしません。
腹八~九分目くらいでしょうかね。


さっちゃんは夜の10時半ころに起き出して来ました。
このチャンスに僕はさっちゃんを洗面所へ連れて行き、まずは口をゆすいでもらおうとしました。
コップの水をまずは僕が含んで、グチュグチュとゆすぎ、吐き出して見せます。
さっちゃんに「こんな風にグジュグジュペッってやってみな」と言って、水の入ったコップを渡します。
するとさっちゃんは、コップの水を口に含んでそのまま飲み込んでしまいました。
「そうじゃないよ、こうやってグジュグジュペッ」ともう1回やって見せます。
でも、さっちゃんは今度も飲み込んでしまいました。
(まあ水分を摂ってくれたからいいか)
続いて、スポンジブラシで口中(入れ歯は入ったまま)をこすろうとしたのですが、拒否。

この時点で僕は内心かなり腹立たしく思っています。
寝室に戻って、「寝巻きに着替えようね」と言って、上着のTシャツを脱がせようとします。
「ばんざ~い」と言って。手を上げてもらうんですが、さっちゃんは抵抗。
僕はちょっとムキになって、力を入れて無理やり脱がそうとします。
さっちゃんは怒ってしまって、さらに強く抵抗します。
僕はカチ~ンと来て、諦めると同時に、さっちゃんの背中の肩甲骨あたりを思わずパチ~ンと叩きました。
怒って向かって来るさっちゃんをちょっと強く押してしまいました。
すぐに反省して「ご免ね。叩いてしまって」と謝りましたが、さっちゃんの怒りはすぐには収まりません。
いい音はしましたが、痛くはなかったはずです。
どうであれ、叩くのは良くありませんよね。

さっちゃんはまたすぐに寝てしまいました。
まあ今日もこんな感じでしたから、平穏な一日だったと思います。

この後、12時過ぎにさっちゃんがまた起き出して来ました。
僕はさっちゃんに寝巻きに着替えてもらいました。
普段通り優しく。
さっちゃんも素直に着替えてくれました。
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一昨日の僕は寝てばかり、昨日はさっちゃんと一日中喧嘩ばかり、今日は? 普通かな?

2020-08-07 23:55:15 | 今日一日の暮らしぶり
一昨日、水曜日の朝は足の攣りから始まりました。
僕はあまり攣ることはないんですが、攣るとしても脹脛が多いですよね。
でも、この日の朝は今まであまり攣ったことのない場所が攣りました。
脚ではなくて足なんですが、足の親指の辺りとか土踏まずの辺りとかは時々攣ることはあります。
でも、この時に攣ったのは少し違う場所でした。
同じ足ではあるのですが、攣っている時に「いつもの筋肉と別のところだな」と思っていたんです。
詳細にどこの筋肉とまで明確に指摘することは出来ませんがね。
厳密に言うと、まだ攣ってはいなくて、攣りそうになる一歩手前で止めていたんですが・・・・

前日に天覧山で行った岩トレの影響です。
岩の形状に合わせて足を(特に足裏を)微妙に酷使しますから、久し振りだったので負担が大きかったんでしょうね。
でも、この日はまだ全身あちこちの筋肉痛はほとんどありませんでした。

水曜日ですから、言語リハビリの日。
暑い中を歩いたせいでしょうか、さっちゃんもだんだん不機嫌になって、怒りっぽくなっていったようです。
そして僕も、やっぱり病院帰りは酷く疲れます。
昼食後しばらくして、僕も寝てしまいました。
目が覚めたのは、6時くらい。
夕食の準備をし、夕食を食べ、しばらくするとまた、やたらと眠くなりました。
ちょっとだけと、9時過ぎに横になったんですが、目覚めたら12時過ぎ!
いろいろとやりたいことはあったのですが、そのまま再び布団の中へ。


そして、昨日の木曜日。
朝から晩までさっちゃんと喧嘩ばかりしてましたね。
何が原因でどんな喧嘩をしたのか?
そんなことは僕はすぐに忘れてしまいます。
記憶することが出来ません。

とにかくさっちゃんが僕のすぐそばに居て、纏わり付き続けるんです。
例えば午後の2時ころになって、さっちゃんはしきりに「出かけよう。外に行こう」と僕に要求し始めるんです。
まだ外は暑いからとか、今僕は用事があって終わらないと出かけられないとか、いくら説明しても分かってもらえないんです。
僕に対して喋り続けるだけではなくて、だんだんエスカレートして僕の腕を引っ張ったりもします。

外へ出たいさっちゃんは気持ちが玄関の方へ向かいます。
玄関で鍵をガチャガチャさせて開けようとします。
さっちゃんでは開けられないようにしていますから、僕は安心なんですが、
玄関の靴箱の上に並べられている飾り物をこちらへ持って来たり、落としたり、とにかくぐちゃぐちゃにしてしまいます。
飾り物と言っても、さっちゃんの書いた書道の小作品、トカラ列島で拾ったサンゴや貝殻、山で拾ったドングリとかなんですけどね。
他にもいろいろあって、さっちゃんが綺麗に並べていてくれたんです。

玄関のことでも僕は大声を出して怒ったことがあったんですが、具体的にどんなことだったかは忘れてしまいました。
(ブログにはけっこう具体的なことも書いていますが、忘れないように心の中で何度も繰り返したり、メモしたりしているんです)
思えば僕は、子供のころから記憶力は弱いですね。
昔、仕事仲間で「一度聞いた電話番号を忘れることが出来なくて辛い」と言っていた奴がいましたね。
クライミング仲間で攀ったルートの一手一手や岩の細かな形状までをも、SNSに詳細に書く奴もいました。
よくそこまで記憶できるもんだと感心します。

夕食の準備をしていた時だったと思いますけれど、寝ていたさっちゃんがタオルケットを持って来るんです。
よくあることです。
僕は急いで手を洗って拭いて、そのタオルケットを受け取ります。
さっちゃんを布団に戻します。
当然、1分と間をおかずに再びさっちゃんは起きて来ます。
何か持って来ることもあれば、何も持ってないこともあります。
そんなことを何度か繰り返し、さっちゃんはまたタオルケットを持って来ました。
手を洗って拭いて受け取ろうとしたんですが、台所まで入って来てしまいました。
さっちゃんはタオルケットをシンクの水が溜まっているタライの中に放り込もうとしたんです。
僕はそれをギリギリのところで掴んで、セーフ!
この時も溜まりに溜まっていた鬱屈が大爆発してしまいました。

他にもシーツをぐしゃぐしゃにしたり、カーテンをまた引き剥いだり、
そうそう、そのカーテンですが、昨日僕が裁縫してカーテンレールにしっかりと留められるようになりました。
以前、さっちゃんがカーテンを引っ張って、フックを掛ける穴の糸が全部切れてしまったんです。
そのままフックをかろうじてぶら下げていたのですが、この日またさっちゃんが引っ張ったので、いよいよ駄目になったんです。

他にも2つ3つ、大声を上げて怒ったり、切れたりすることがあって、僕とさっちゃんは喧嘩ばかり。
さっちゃんは僕が怒っている理由が分かりませんから、僕が怒ってることに対して怒るんです。
僕だって頭に来ていますから、さっちゃんをちょっとは強く小突いたり、布団の上に押し倒したりしますからね。
さっちゃんはそんなことされると、強烈に怒ります。

そんなに喧嘩ばかりしていても、夕方少しは涼しくなったころに、さっちゃんと散歩に出かけようとしました。
外に出かけるために、さっちゃんにズボンを穿いてもらおうとすると、さっちゃんは機嫌が悪いので、穿いてくれません。
「散歩には行かないんだね」と、僕も怒った口調で言います。
しばらくして、また穿いてもらおうとしましたが、やっぱり穿いてくれないさっちゃん。
散歩になんて連れて行ってやるもんか、と僕はこの日の散歩を中止としました。

この日の夜も、何故かすごく眠くて、10時過ぎて寝てしまいました。
脚の筋肉痛はありませんでしたけれど、この日は上半身、とりわけ肩回りの筋肉痛が酷かったですね。
胸筋や上腕三頭筋が痛かったですね。
火曜日の岩トレの二日後と三日後が筋肉痛のピークですから、やっぱり歳ですかね。


今日、金曜日は午前中はデイサービスでした。
笑顔で戻って来ました。
それから2時ころには、さっちゃんの出掛けよう攻勢が強まりましたが、何とか喧嘩にならずに済みました。
僕が布団で横になると、タオルケットやシーツや枕カバーを剥がそうとしたり、丸めた新聞紙で僕を叩いたりしました。
(ぜんぜん痛くはありません)
暑さがほんの僅かですが弱まった4時ころ、掛かり付けのH沢クリニックへ。
往復で1時間の歩きでした。
外を歩くことが出来て、さっちゃんも満足でしょう。
今日の僕とさっちゃんの人間関係は平穏でしたね。
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4ヶ月ぶりに天覧山の岩場でトレーニングを再開できました。筋持久力が落ちて、ゼロからの再スタートです!

2020-08-04 23:53:44 | 僕の自由時間
長かった梅雨も明けて、火曜日の僕の自由時間を本当の意味で好きなように過ごすことが出来るようになりました。
さっちゃんをデイサービスに送り出して、僕が家を出るまで、わずか15分ほど。
ばたばたと準備を済ませて、駅へ向かいました。
駅のパン屋さんで塩くるみパンとコロッケを買います。
これが僕ひとりで天覧山へ行く時のお決まりです。
テルモスには夏でも熱湯を入れて、持って行きます。

東飯能駅に着くと、飯能の街を天覧山へ向かって歩くのですが、午前10時台はまだ道路に日陰が出来ていません。
午前中の暑さなのでまださほど暑苦しくはないのですが、速足で歩けるほどではありません。
今日はまあまあ体調も良く、普通のスピードで終始歩けました。
駅から最下部の岩場に到着するまで36分かかりました。
これくらいが早くも遅くもないペースの所要時間だと思います。

天覧山最下部の岩場は南向きですが、杉の植林が前面にありますから、日陰になっています。
暑さはさほど堪えません。
でも、蚊が多いですね。
虫にあまり好かれない性質(たち)の僕なのに、たくさん寄って来ます。
肌に止まった瞬間にだいたいは分かるので、手の平でパチンと叩きます。
(ブログを書いている夜中、どこも痒いところはありません)
蚊を気にしながらになるので、ちょっとせわしないですね。

コロッケを食べ、微糖のエスプレッソ・オレのスティックコーヒーを飲みながら、今日のトレーニングスタートです。
・まずはストレッチや柔軟体操
以前どんな運動をしていたか、すっかり忘れていますね。
思い出しながら体をほぐしていくのですが、随分と固まってしまっていると感じました。
・右から左へのトラバース
足を置く場所(スタンス)を思い出しながらゆっくりと進みます。
手で掴む場所(ホールド)はわりと覚えていました。
岩はほとんど乾いていますが、地面に近い部分はまだ湿っていました。
湿っているので滑りやすい状態です。
・ストレッチや柔軟体操
脚、腰、腕、指などを中心に運動します。
・左から右へのトラバース
最初の左端の箇所が難しいのですが、使うホールドをしっかりと記憶できていたので大丈夫でした。
ちょうどこれをしていた頃に、上の方から人が降りて来る声が聞こえてきました。
・ストレッチや柔軟体操
4人のクライマーが降りて来ました。
一人がプロガイドの講習会のようです。
懸垂下降について教えていたようですね。
挨拶はもちろんお互いにしました。
ガイドさんが「邪魔になるようなら言ってください」と言うので、「こちらこそ邪魔にならないようしますから大丈夫ですよ」と。
・1往復のトラバース
講習会で中央の下部にザイルの支点を取っていましたから、それに触らないように注意しました。
懸垂下降のあれこれを語ってあげているようですが、聞こえてはいるのですが、聴いていませんから内容は不明。
・ストレッチや柔軟体操
講習生の一人にザイルを引かせて上に登らせたのですが、易しい(3級-)岩場とはいえ確保ぐらい練習にもなるのでさせた方が良かったのでは?
ガイドともう一人は歩いて上へ。
最後の一人も遅れて上へ。
・2往復のトラバース
今日の目標は5往復なんですが、講習会も開かれているので、ここで5往復してしまおうと考えました。
しかし、3往復目に入った途端、失敗。
足が滑って地面に立ってしまいました。
・昼食
塩くるみパンを食べました。
・5往復のトラバース
ザイルが2本、岩場の右側に垂れ下がりました。
懸垂下降の練習をしています。
でも、あまり降りて来ません。
ガイドさんの言葉での教えが多いようですね。
降りて来る講習生が多いと、僕も待つ時間が長くなりますから、少ないのは助かります。
1往復目、2往復目、3往復目に各1回ずつスリップして足が地面に触りました。
ホールドはしっかりと掴んでいて、体全部が岩から離れてしまうことはなかったので、少し減点ということで続けました。
5往復できましたが、3つの減点で100点満点なら70点でしょうかね。
足元の岩は滑り易かったですから、大目に見ることにしました。

これで帰ります。
東飯能駅までの道と家までの道、暑い最中に歩きましたから、これが一番の苦行でしたね。
家に着くと、冷やしておいた朝のコーヒーに牛乳を入れて何杯もゴクゴク。
お風呂を沸かして、小1時間ゆっくりと入浴しました。
体中の筋肉が心地よい疲労感に酔っています。
とりわけ、脚の筋肉が疲労しています。
帰宅する最後の階段で足の筋肉の疲労を覚えましたから、やはりかなり使ったんですね。
「岩は足で登る」とは教える際の決まり文句ですが、本当にそうだと実感します。

明日は言語リハビリですから、湯船のお湯を使って今日のうちに洗濯してしまいました。
干したのは、さっちゃんが帰ってから。

今日のさっちゃんはいい微笑みを浮かべながら帰って来ました。
電話連絡が入り、階下に迎えに降りると、いつもとは違う場所にさっちゃんとスタッフさんらしき姿が見えます。
50mほど離れた、団地の棟の日陰になった場所でした。
僕はそのシルエットがさっちゃんに似ているので気付いたのですが、さっちゃんも僕のことを気付いたそうです。
「僕をすぐに見つけた」とスタッフさんがおっしゃっていました。
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さっちゃんは大きな音をたてている掃除機に敵意むき出し、そんな感じすらしました

2020-08-03 23:52:50 | 生活の一場面
昨夜、僕は何故か疲れ気味でした。
夕食後、さっちゃんはすぐに布団の中へ、そのまま寝入ってしまいました。
僕も10時前ころだったでしょうか、無性に眠くなって、ちょっとだけ横になろうと布団の中へ。

そして目覚めた時、「12時前くらいかな?」と思って時計を見たら、4時過ぎてました!
ダイニングの灯りは点けっ放し、お味噌汁は冷蔵庫に入れていませんし、炊いたご飯は冷凍していません。
そのまんまです。
歯磨きもしていませんし、寝巻きに着替えてもいません。
そのまんまです。

こんなことは久し振りですね。
昨日は日曜日なのに洗濯し、買い物へ行って、部屋の掃除をしてと、珍しくまめに動き回っていましたから、疲れたのでしょうかね。
まあ、眠ってしまったことはともかくとして、昨日は寝室に掃除機をかけたのですが、その時のさっちゃんの反応を書き留めておきます。

昨日はお布団のシーツも洗濯しましたから、洗濯の前に少しの時間、敷布団を干すことにしました。
この敷布団はセミダブルサイズの分厚いマットのような敷布団。
さっちゃんは手伝ってくれませんから、ひとりで運ぶのはちょっとだけ大変です。
重さは僕にとっては問題ないのですが、全体に気を配りながら、ちょっとでも落ちないように運ぶのはけっこう気を遣います。

万年床のようになっている寝室の敷布団がないわけですから、当然このチャンスに掃除機をかけることになります。
いつもはさっちゃんが居ない時に掃除機をかけていましたから、さっちゃんが居る時にかけるのは久し振りのこと。
さっちゃんには久石譲作曲で宮崎駿監督アニメ作品の曲をパリで演奏した時の録画を観せています。
テレビがあるのはダイニングで、寝室はその隣りですから、掃除機をかけるとうるさいはず。
ですから、僕はふたつの部屋の間の戸を閉めました。
ただ、コンセントはダイニングからの方が使い易かったので、掃除機のコードを戸で挟むようになっています。

寝室で掃除機をかけていると、掃除機のコードがするするすると引かれて行きます。
僕は急いでコードを掴んでそれ以上動かなくしましたが、掃除機の本体もひっくり返ってしまいました。
僕は戸を開けて、「え~~! なんでそんなことするの!? 掃除機のコードなんだから引っ張ったら駄目でしょ!」と叫びました。
さっちゃんを自分の椅子へ座らせました。
「掃除できなくなるし、壊れちゃうから引っ張らないでね」と強く言います。

そして、再びコードを戸で挟むようにして、僕は隣りの寝室で掃除機をかけました。
すると、再びコードがするするすると。
最初よりも僕は早く気付いて、再度ダイニングへ。
「駄目だって言ったでしょ。何で引っ張るの! 引っ張っちゃ駄目!」
僕は大声でさっちゃんを叱り付けます。
でも、さっちゃんは何も分かっていない風。
テレビにも集中してないようですし、僕は戸を開けたまま掃除機をかけることにしました。

すると今度は、さっちゃんは寝室に入って来て、掃除機をかけている僕に何やら喋りかけ続けるんです。
喋るだけなら無視すればいいので問題ないのですが、さっちゃんは掃除機に敵意を抱いてるような態度を取るんです。
掃除の邪魔になるようなことばかりをします。
掃除機をかけたい場所に立ったり、掃除機を触ったり、コードを引っ張ったり、・・・・

これでは掃除が出来ません。
僕はさっちゃんを寝室から追い出して、戸が開かないようにしてしまいました。
コードは引っ張られた時のために手で持っています。
向こうでさっちゃんが何をしでかすか、それも心配ですから、時々耳をそばだてます。
それでも何とか掃除機をかけ終わり、寝室も少しは綺麗になりました。

とにかくさっちゃんは僕と一緒に居たがります。
そのことを阻止するようにさっちゃんと僕の間の戸が閉められ、うるさい音が鳴り響くと何かをせざるを得ないんでしょうね。
そんな気持ちは可愛らしいんですが、やってくることは酷く憎たらしくて、腹立たしいことばかりなんです。
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まだまだ間隔は10日間も開きましたが、今日1日、今日の1回で終わりそうです

2020-08-01 23:58:55 | トイレ・排泄
昨日のさっちゃんは昼から1回もおしっこをしませんでした。
病院へ出かける前も(病院は夏休みだったのですが)トイレに入ってもらいましたが出ませんでした。
夕食後、さっちゃんはすぐに寝てしまいます。
こんな時に洗面所に連れて行って歯磨きしてもらおうとしても絶対に協力してはくれません。
不快感を抱いて、反抗するだけ。

そんなさっちゃんが真夜中に起き出て来ました。
おしっこ! という雰囲気。
急いでトイレに連れて行き、パンツとズボン下を脱がします。
(さっちゃんは夕食後ここまで一度も起きなかったので、寝巻きには着替えていなかったんです)
パンツは細長くおしっこで濡れています。
ズボン下も一緒に脱がして、ズボン下を触ると、こちらもそれなりに濡れていました。
ふたつともお風呂場で水に浸けておきます。

本当はシャワーを浴びさせたいのですが、夜中ですし、あまりたくさん漏らしたわけでもありませんから、このまま寝てもらうことに。
新しいパンツを穿いてもらい、寝巻きに着替えてもらいました。


そして今朝、さっちゃんが早く目覚めます。
僕も気配を感じ取って自然に目覚めます。
僕は、なんでこんなに朝早くさっちゃんは目を覚ましちゃったんだろう? と、ちょっと不機嫌。
さっちゃんは立ち上がってカーテンの外の景色を見たり、寝室の外へ行ったりしています。
僕はまだ布団の中で、おしっこは夜中に行ったしなぁ、とか考えています。
布団に戻るよう誘っても、お尻を下ろして横になるまではしてくれません。
ウロウロウロウロ動き回っています。

おしっこはありませんから、大の方かな? とも考えはするのですが、そんな雰囲気もまったくありません。
さっちゃんがお腹の辺りをちょっと触ったので、ずっとさっちゃんを観察し続けるのも疲れますから、ひとまずトイレへ連れて行くこととしました。
便座に座ったさっちゃんは機嫌が良さそうです。
何やら僕に喋りかけ続けています。
おしっこの時とかは、ふっと静かになる時があったりするのですが、そんな時が訪れる様子はありません
かと言って、大の時のように息むこともありません。
でも、便座から立ち上がろうとするわけでもなく、不思議な平穏な時間が経過していました。

さっちゃんは排便を促進するために積極的に意識的に「息む」ことはしないみたいです。
このまま便座の上の平和がずうっと続くのもなんですから、僕はさっちゃんのお腹をマッサージしたりします。
何分くらい経ったんでしょうね? 10分とか15分とか経ったんでしょうか。
ポトン、ポトンと、トイレの水溜りに落ちる音がします。
音からすると、あまり大きくなくてウズラの卵くらい。
(音による判定はほとんど信憑性がありませんが)
その後も、ときおりポトンと落ちる音が。

息むこともなく、自然に出ている様子でしたが、そのうち辛そうな表情も浮かべるようになりました。
さっちゃんが苦しんでいるのに、長い時間だけが経過すると、僕はトレペで拭いてあげます。
いったんここで切り上げて、次のチャンスまで待った方がいいとも思うからです。
なにしろ、もう20分以上トイレに入っていますから。
でも、トレペで触ると、出かかっている便があるのが分かります。
僕はそれをもぎ取るように落とします。
これくらい、ちょっと息んだら出せるはずなのになぁ、と僕は思うんですがね。

こんなことがもう1回あって、もうそろそろトイレから出たいなぁと思い始めた矢先、
ポトン、ポトン、ポトン、・・・・、と連続して落ちる音が。
その後しばらく何も起きませんから、トレペで拭くことにしました。
さっちゃんの表情も心なし解放感が感じられるような・・・・。
これで終了。
6時25分から7時15分まで50分間も籠っていました。
今までの最長記録ですね。

今日はその後も、便意をもよおすことなく過ごしました。
それなりの排便量でしたから、今回はこれで一件落着でしょう。
10日目と、日数はまだかかりましたが、苦痛もほとんどないようでしたし、1回で終了できれば凄く良い傾向ですね。
今後もこんな感じで間隔が徐々に狭まっていけばいいですね。


さっちゃんは8時半ころにまた起き出しました。
おしっこでも大でもなさそうでしたが、起きて動いている以上、僕はさっちゃんの様子を観察せざるを得ません。
さっちゃんは僕に「起きろ! いつまで寝てるの!」と言わんばかりに、小突いたり足で押したりします。
僕はさっき大で起こされて、やっとまた寝ることが出来たのに、1時間ほど経ってまた起こされたくはありません。
何とか意地を張り続けて寝ていました。
さっちゃんもだいぶん経ってからやっと寝てくれました。

何と、何と! 次に目が覚めたのは正午ころ。
目覚めてすぐに、どこかのサイレンが鳴っていました。
僕は体がだるい感じがするし、頭も重い感じがするので、本当はこのままずうっと寝ていたかったんです。
(体も頭もそんな感じがするというだけで、実際は何ともないんです)
そこが主夫の辛いとこ。
朝食メニューのお昼ご飯を作らなくてはなりません。
世の中の主婦の方々には本当に頭が下がる思いです。
こういう思いを毎日毎日なさっておられるのでしょうね。
世の中の夫どもよ、せめて家事の5割は担当しろ!

おっと、脱線しちゃいましてけど、のんびりした土曜日の我が家の風景でした。
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