さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

4ヶ月ぶりに天覧山の岩場でトレーニングを再開できました。筋持久力が落ちて、ゼロからの再スタートです!

2020-08-04 23:53:44 | 僕の自由時間
長かった梅雨も明けて、火曜日の僕の自由時間を本当の意味で好きなように過ごすことが出来るようになりました。
さっちゃんをデイサービスに送り出して、僕が家を出るまで、わずか15分ほど。
ばたばたと準備を済ませて、駅へ向かいました。
駅のパン屋さんで塩くるみパンとコロッケを買います。
これが僕ひとりで天覧山へ行く時のお決まりです。
テルモスには夏でも熱湯を入れて、持って行きます。

東飯能駅に着くと、飯能の街を天覧山へ向かって歩くのですが、午前10時台はまだ道路に日陰が出来ていません。
午前中の暑さなのでまださほど暑苦しくはないのですが、速足で歩けるほどではありません。
今日はまあまあ体調も良く、普通のスピードで終始歩けました。
駅から最下部の岩場に到着するまで36分かかりました。
これくらいが早くも遅くもないペースの所要時間だと思います。

天覧山最下部の岩場は南向きですが、杉の植林が前面にありますから、日陰になっています。
暑さはさほど堪えません。
でも、蚊が多いですね。
虫にあまり好かれない性質(たち)の僕なのに、たくさん寄って来ます。
肌に止まった瞬間にだいたいは分かるので、手の平でパチンと叩きます。
(ブログを書いている夜中、どこも痒いところはありません)
蚊を気にしながらになるので、ちょっとせわしないですね。

コロッケを食べ、微糖のエスプレッソ・オレのスティックコーヒーを飲みながら、今日のトレーニングスタートです。
・まずはストレッチや柔軟体操
以前どんな運動をしていたか、すっかり忘れていますね。
思い出しながら体をほぐしていくのですが、随分と固まってしまっていると感じました。
・右から左へのトラバース
足を置く場所(スタンス)を思い出しながらゆっくりと進みます。
手で掴む場所(ホールド)はわりと覚えていました。
岩はほとんど乾いていますが、地面に近い部分はまだ湿っていました。
湿っているので滑りやすい状態です。
・ストレッチや柔軟体操
脚、腰、腕、指などを中心に運動します。
・左から右へのトラバース
最初の左端の箇所が難しいのですが、使うホールドをしっかりと記憶できていたので大丈夫でした。
ちょうどこれをしていた頃に、上の方から人が降りて来る声が聞こえてきました。
・ストレッチや柔軟体操
4人のクライマーが降りて来ました。
一人がプロガイドの講習会のようです。
懸垂下降について教えていたようですね。
挨拶はもちろんお互いにしました。
ガイドさんが「邪魔になるようなら言ってください」と言うので、「こちらこそ邪魔にならないようしますから大丈夫ですよ」と。
・1往復のトラバース
講習会で中央の下部にザイルの支点を取っていましたから、それに触らないように注意しました。
懸垂下降のあれこれを語ってあげているようですが、聞こえてはいるのですが、聴いていませんから内容は不明。
・ストレッチや柔軟体操
講習生の一人にザイルを引かせて上に登らせたのですが、易しい(3級-)岩場とはいえ確保ぐらい練習にもなるのでさせた方が良かったのでは?
ガイドともう一人は歩いて上へ。
最後の一人も遅れて上へ。
・2往復のトラバース
今日の目標は5往復なんですが、講習会も開かれているので、ここで5往復してしまおうと考えました。
しかし、3往復目に入った途端、失敗。
足が滑って地面に立ってしまいました。
・昼食
塩くるみパンを食べました。
・5往復のトラバース
ザイルが2本、岩場の右側に垂れ下がりました。
懸垂下降の練習をしています。
でも、あまり降りて来ません。
ガイドさんの言葉での教えが多いようですね。
降りて来る講習生が多いと、僕も待つ時間が長くなりますから、少ないのは助かります。
1往復目、2往復目、3往復目に各1回ずつスリップして足が地面に触りました。
ホールドはしっかりと掴んでいて、体全部が岩から離れてしまうことはなかったので、少し減点ということで続けました。
5往復できましたが、3つの減点で100点満点なら70点でしょうかね。
足元の岩は滑り易かったですから、大目に見ることにしました。

これで帰ります。
東飯能駅までの道と家までの道、暑い最中に歩きましたから、これが一番の苦行でしたね。
家に着くと、冷やしておいた朝のコーヒーに牛乳を入れて何杯もゴクゴク。
お風呂を沸かして、小1時間ゆっくりと入浴しました。
体中の筋肉が心地よい疲労感に酔っています。
とりわけ、脚の筋肉が疲労しています。
帰宅する最後の階段で足の筋肉の疲労を覚えましたから、やはりかなり使ったんですね。
「岩は足で登る」とは教える際の決まり文句ですが、本当にそうだと実感します。

明日は言語リハビリですから、湯船のお湯を使って今日のうちに洗濯してしまいました。
干したのは、さっちゃんが帰ってから。

今日のさっちゃんはいい微笑みを浮かべながら帰って来ました。
電話連絡が入り、階下に迎えに降りると、いつもとは違う場所にさっちゃんとスタッフさんらしき姿が見えます。
50mほど離れた、団地の棟の日陰になった場所でした。
僕はそのシルエットがさっちゃんに似ているので気付いたのですが、さっちゃんも僕のことを気付いたそうです。
「僕をすぐに見つけた」とスタッフさんがおっしゃっていました。
コメント
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