水曜日は言語リハビリの日ですから、目覚ましを6時半にかけておきます。
すぐに起きることはまずなくて、止めても5分おきに再度鳴りますから、3、4回目で起きるのが普通でしょうか。
昨日も同様で、起きたらすぐ僕はトイレへ。
トイレを出て寝室を見ると、さっちゃんが起きています。
でも、よく見るとパンツとズボン下(前夜は寝巻きに着替えてもらえませんでした)を手にしています。
近寄って見ると、パンツとかは濡れています。
すぐに周辺を見回しましたが、畳は濡れていません。
布団も濡れていません。
さっちゃんはどこでおしっこをしたんだろう?
ダイニングに来ると、さっちゃんの椅子の下に水溜りが・・・・
椅子の座布団は少し濡れているだけですから、椅子にちょこんと腰かけてしたのかな?
あまり飛沫(しぶき)が飛んでいませんから、いろんなパターンが想像できますけれど、よく分かりません。
さっちゃんの手にしていたパンツとズボン下はお風呂場のバケツのお湯に入れておきます。
椅子の座布団は取り敢えずお風呂場に置いておきます。
さっちゃんの手を引いて、お風呂場に連れて来て、お湯のシャワーを下半身にかけました。
相変わらず、さっちゃんはシャワーをかけられることを嫌がります。
つまり、抵抗しますから、シャワーを満遍なくかけるだけでも大変なんです。
その後、タオルで拭くのもひと苦労。
さっちゃんは「濡れているから拭かなくてはいけない」ことを理解できていません。
嫌がるので、抵抗し逃走を企てます。
それでもなんとか、僕は体を張って逃走を阻止しながら、時にはさっちゃんにぶたれながら、拭き終わりました。
さっちゃんを寝室まで連れて行くのですが、途中のフローリングのダイニングを通らなくてはなりません。
椅子の下の水溜りの他には2ヶ所ほど大きめの濡れがありました。
そこを踏ませないように、さっちゃんに歩いてもらわなくてはなりません
寝室でさっちゃんに新しいパンツとズボン下を穿いてもらいます。
さ~て、ようやく水溜りのお掃除です。
さっちゃんには布団で寝ていて欲しいのですが、思い通りにいくわけがありません。
すぐに僕のそばに来て、動き回り、邪魔になるので僕に怒られます。
乾いた雑巾でおしっこを吸い取ることから始めます。
雑巾をよく洗ってよく絞って、拭きます。
再度同じことを繰り返します。
さっちゃんの手拭き用に使っているウェットティッシュがアルコール除菌タイプなので、最後はそれで拭いておきました。
最後にもう一度他に濡れた箇所がないか調べましたが、見つからず、ホッとしました。
この事態が発生した直後から、朝食を作って食べる時間はないな、と思っていました。
冷蔵庫にミカンゼリーがあったので、それをふたりで食べました。
もうひとつ、小さなストロベリーヨーグルトも。
さっちゃんに外出着を着せたり、髪を梳いたりすると、出かけるいい時間になりました。
玄関でさっちゃんに靴を履かせます。
帽子もかぶせます。
玄関の外に出て、鍵を掛けました。
その時です!
さっちゃんが少し腰を屈めて、ズボンを脱ごうとするじゃないですか!
今朝おしっこしたばかりなのに、また出るの!?
でも、さっちゃんの様子は尿意そのもの。
これから鍵を開けて、靴のままでトイレに駆け込むとしても、間に合わないでしょう。
さっちゃんは、尿意≒排尿 ですから。
その場でおしっこをしようとしているさっちゃんの加勢に回りました。
ズボンを脱がせ、ズボン下とパンツを一緒に脱がせ、コンクリの通路の端で腰を屈めさせます。
ただでさえ昔負った大怪我の影響で右膝が130度くらいまでしか曲がらなかったのに、90度くらいしか曲げてくれません。
加齢のせいなんでしょうか? それとも認知症のせい? 両方?
脱ぎ終わって、おしっこをする体勢になってすぐ、じゃ~~~っ、と出て来ました。
深く腰を屈めていないので、手前の飛沫が少し衣服にかかります。
見えてはいませんが、靴や靴下にもかかってると思います。
僕たちの部屋は階のいちばん東の端ですから、こんな時は気分的に楽ですね。
誰も通路には姿を見せませんでした。
さて、部屋に戻らなければなりません。
鍵を開け、さっちゃんにはトイレに入ってもらいました。
座った状態でズボンとか全部脱がせ、それらはお風呂場へ。
ちょうど前日のお湯が湯船にあったので、ズボン下とパンツは湯船に放り込んでおきます。
ついでに、座布団も放り込みました。
トレペで拭くだけでは心もとないですから、タオルでも拭くことにしました。
さっちゃんは嫌がりますが、無視して拭きます。
そして、寝室へ行って、新しいパンツ、ズボン下、ズボンを穿きました。
実は衣替えがまだ半分ほどしか終わってなくて、夏用ズボンがどこにあるのか把握できていません。
でも、探してみたら、少年っぽい半ズボンが出て来たのでそれを穿いてもらうことにしました。
出発直後にこんなアクシデントでは電車に間に合うはずがありません。
乗ろうとした電車の20分ほど後の電車に乗れました。
この電車がギリギリの時間に着く電車で、これに乗り遅れると予約時間に遅刻することとなってしまいます。
せっかく間に合う電車に乗れたのに、なんとなんと! 僕が大失敗!
2つ目の駅で降りなくてはいけないのに、ぼお~っとしていて降り損ねてしまったんです。
停車している駅のホームを見て、「降りる駅のホームと同じだな~ぁ」と思った時には、もうドアが閉まりかけていたんです。
眠ってしまってたのかな? 否、寝てはいないはず。
ただ、意識がどっかへ飛んでいたような気はしますね。
悔やんでも仕方ないので、どうするかの対策を練ることに。
次の駅が終点で、この電車はそのまま折り返しになりますから、乗ったままでも駅に戻ることは出来ます。
ただ、それでは10分ほどの遅刻になってしまいます。
ですから、次の駅で降りて、タクシーで病院へ向かうことにしました。
1600円でした。
遅刻はせずに間に合いました。
言語リハビリが終わり、帰宅したのはいつもより遅くなって2時前。
部屋の冷房をスイッチONして、さっちゃんのズボンを脱がそうとすると、あれっ? ちょっと変?
さっちゃんを洗面所に連れて行き、ズボンを脱がします。
ちょっと湿気ってる感じ。
ズボン下とパンツは完全に濡れています。
靴下も汗なんだかおしっこなんだか、湿気っています。
一体いつおしっこしたんでしょうか?
そんな素振りには全然気が付きませんでした。
ズボン下とパンツはお風呂の湯舟の中に放り込みます。
本当はシャワーで下半身を洗った方がいいのでしょうが、そんなことをやらせてもらえる雰囲気ではありません。
(言語リハビリで疲れたり、猛暑の中歩いたりで、機嫌も最悪でしたから)
かたく絞ったタオルで下半身を拭くことにしました。
これだって相当嫌がられましたが、短時間で済みますからね。
この日3度目の新しいパンツとズボン下の着替えです。
それから遅い昼食。
この日初めての食事です。
駅前の総菜屋さんで買ったカキの天ぷら丼。
さっちゃんにはカキの天ぷら1個を4つに切ってあげて、他の具とご飯を少し、お皿に入れました。
4分の1か5分の1ほどですが、それでも少し残してしまいます。
この日はここに書いた3回しかおしっこは出ませんでした。
この3回のおしっこの失敗に対しては、僕は感情的になることなく冷静に対処できました。
でも、他のことでは駄目な日でしたね。
さっちゃんのおしっこの失敗が根底で影響していたのかもしれません。
すぐに起きることはまずなくて、止めても5分おきに再度鳴りますから、3、4回目で起きるのが普通でしょうか。
昨日も同様で、起きたらすぐ僕はトイレへ。
トイレを出て寝室を見ると、さっちゃんが起きています。
でも、よく見るとパンツとズボン下(前夜は寝巻きに着替えてもらえませんでした)を手にしています。
近寄って見ると、パンツとかは濡れています。
すぐに周辺を見回しましたが、畳は濡れていません。
布団も濡れていません。
さっちゃんはどこでおしっこをしたんだろう?
ダイニングに来ると、さっちゃんの椅子の下に水溜りが・・・・
椅子の座布団は少し濡れているだけですから、椅子にちょこんと腰かけてしたのかな?
あまり飛沫(しぶき)が飛んでいませんから、いろんなパターンが想像できますけれど、よく分かりません。
さっちゃんの手にしていたパンツとズボン下はお風呂場のバケツのお湯に入れておきます。
椅子の座布団は取り敢えずお風呂場に置いておきます。
さっちゃんの手を引いて、お風呂場に連れて来て、お湯のシャワーを下半身にかけました。
相変わらず、さっちゃんはシャワーをかけられることを嫌がります。
つまり、抵抗しますから、シャワーを満遍なくかけるだけでも大変なんです。
その後、タオルで拭くのもひと苦労。
さっちゃんは「濡れているから拭かなくてはいけない」ことを理解できていません。
嫌がるので、抵抗し逃走を企てます。
それでもなんとか、僕は体を張って逃走を阻止しながら、時にはさっちゃんにぶたれながら、拭き終わりました。
さっちゃんを寝室まで連れて行くのですが、途中のフローリングのダイニングを通らなくてはなりません。
椅子の下の水溜りの他には2ヶ所ほど大きめの濡れがありました。
そこを踏ませないように、さっちゃんに歩いてもらわなくてはなりません
寝室でさっちゃんに新しいパンツとズボン下を穿いてもらいます。
さ~て、ようやく水溜りのお掃除です。
さっちゃんには布団で寝ていて欲しいのですが、思い通りにいくわけがありません。
すぐに僕のそばに来て、動き回り、邪魔になるので僕に怒られます。
乾いた雑巾でおしっこを吸い取ることから始めます。
雑巾をよく洗ってよく絞って、拭きます。
再度同じことを繰り返します。
さっちゃんの手拭き用に使っているウェットティッシュがアルコール除菌タイプなので、最後はそれで拭いておきました。
最後にもう一度他に濡れた箇所がないか調べましたが、見つからず、ホッとしました。
この事態が発生した直後から、朝食を作って食べる時間はないな、と思っていました。
冷蔵庫にミカンゼリーがあったので、それをふたりで食べました。
もうひとつ、小さなストロベリーヨーグルトも。
さっちゃんに外出着を着せたり、髪を梳いたりすると、出かけるいい時間になりました。
玄関でさっちゃんに靴を履かせます。
帽子もかぶせます。
玄関の外に出て、鍵を掛けました。
その時です!
さっちゃんが少し腰を屈めて、ズボンを脱ごうとするじゃないですか!
今朝おしっこしたばかりなのに、また出るの!?
でも、さっちゃんの様子は尿意そのもの。
これから鍵を開けて、靴のままでトイレに駆け込むとしても、間に合わないでしょう。
さっちゃんは、尿意≒排尿 ですから。
その場でおしっこをしようとしているさっちゃんの加勢に回りました。
ズボンを脱がせ、ズボン下とパンツを一緒に脱がせ、コンクリの通路の端で腰を屈めさせます。
ただでさえ昔負った大怪我の影響で右膝が130度くらいまでしか曲がらなかったのに、90度くらいしか曲げてくれません。
加齢のせいなんでしょうか? それとも認知症のせい? 両方?
脱ぎ終わって、おしっこをする体勢になってすぐ、じゃ~~~っ、と出て来ました。
深く腰を屈めていないので、手前の飛沫が少し衣服にかかります。
見えてはいませんが、靴や靴下にもかかってると思います。
僕たちの部屋は階のいちばん東の端ですから、こんな時は気分的に楽ですね。
誰も通路には姿を見せませんでした。
さて、部屋に戻らなければなりません。
鍵を開け、さっちゃんにはトイレに入ってもらいました。
座った状態でズボンとか全部脱がせ、それらはお風呂場へ。
ちょうど前日のお湯が湯船にあったので、ズボン下とパンツは湯船に放り込んでおきます。
ついでに、座布団も放り込みました。
トレペで拭くだけでは心もとないですから、タオルでも拭くことにしました。
さっちゃんは嫌がりますが、無視して拭きます。
そして、寝室へ行って、新しいパンツ、ズボン下、ズボンを穿きました。
実は衣替えがまだ半分ほどしか終わってなくて、夏用ズボンがどこにあるのか把握できていません。
でも、探してみたら、少年っぽい半ズボンが出て来たのでそれを穿いてもらうことにしました。
出発直後にこんなアクシデントでは電車に間に合うはずがありません。
乗ろうとした電車の20分ほど後の電車に乗れました。
この電車がギリギリの時間に着く電車で、これに乗り遅れると予約時間に遅刻することとなってしまいます。
せっかく間に合う電車に乗れたのに、なんとなんと! 僕が大失敗!
2つ目の駅で降りなくてはいけないのに、ぼお~っとしていて降り損ねてしまったんです。
停車している駅のホームを見て、「降りる駅のホームと同じだな~ぁ」と思った時には、もうドアが閉まりかけていたんです。
眠ってしまってたのかな? 否、寝てはいないはず。
ただ、意識がどっかへ飛んでいたような気はしますね。
悔やんでも仕方ないので、どうするかの対策を練ることに。
次の駅が終点で、この電車はそのまま折り返しになりますから、乗ったままでも駅に戻ることは出来ます。
ただ、それでは10分ほどの遅刻になってしまいます。
ですから、次の駅で降りて、タクシーで病院へ向かうことにしました。
1600円でした。
遅刻はせずに間に合いました。
言語リハビリが終わり、帰宅したのはいつもより遅くなって2時前。
部屋の冷房をスイッチONして、さっちゃんのズボンを脱がそうとすると、あれっ? ちょっと変?
さっちゃんを洗面所に連れて行き、ズボンを脱がします。
ちょっと湿気ってる感じ。
ズボン下とパンツは完全に濡れています。
靴下も汗なんだかおしっこなんだか、湿気っています。
一体いつおしっこしたんでしょうか?
そんな素振りには全然気が付きませんでした。
ズボン下とパンツはお風呂の湯舟の中に放り込みます。
本当はシャワーで下半身を洗った方がいいのでしょうが、そんなことをやらせてもらえる雰囲気ではありません。
(言語リハビリで疲れたり、猛暑の中歩いたりで、機嫌も最悪でしたから)
かたく絞ったタオルで下半身を拭くことにしました。
これだって相当嫌がられましたが、短時間で済みますからね。
この日3度目の新しいパンツとズボン下の着替えです。
それから遅い昼食。
この日初めての食事です。
駅前の総菜屋さんで買ったカキの天ぷら丼。
さっちゃんにはカキの天ぷら1個を4つに切ってあげて、他の具とご飯を少し、お皿に入れました。
4分の1か5分の1ほどですが、それでも少し残してしまいます。
この日はここに書いた3回しかおしっこは出ませんでした。
この3回のおしっこの失敗に対しては、僕は感情的になることなく冷静に対処できました。
でも、他のことでは駄目な日でしたね。
さっちゃんのおしっこの失敗が根底で影響していたのかもしれません。