さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

まだまだ間隔は10日間も開きましたが、今日1日、今日の1回で終わりそうです

2020-08-01 23:58:55 | トイレ・排泄
昨日のさっちゃんは昼から1回もおしっこをしませんでした。
病院へ出かける前も(病院は夏休みだったのですが)トイレに入ってもらいましたが出ませんでした。
夕食後、さっちゃんはすぐに寝てしまいます。
こんな時に洗面所に連れて行って歯磨きしてもらおうとしても絶対に協力してはくれません。
不快感を抱いて、反抗するだけ。

そんなさっちゃんが真夜中に起き出て来ました。
おしっこ! という雰囲気。
急いでトイレに連れて行き、パンツとズボン下を脱がします。
(さっちゃんは夕食後ここまで一度も起きなかったので、寝巻きには着替えていなかったんです)
パンツは細長くおしっこで濡れています。
ズボン下も一緒に脱がして、ズボン下を触ると、こちらもそれなりに濡れていました。
ふたつともお風呂場で水に浸けておきます。

本当はシャワーを浴びさせたいのですが、夜中ですし、あまりたくさん漏らしたわけでもありませんから、このまま寝てもらうことに。
新しいパンツを穿いてもらい、寝巻きに着替えてもらいました。


そして今朝、さっちゃんが早く目覚めます。
僕も気配を感じ取って自然に目覚めます。
僕は、なんでこんなに朝早くさっちゃんは目を覚ましちゃったんだろう? と、ちょっと不機嫌。
さっちゃんは立ち上がってカーテンの外の景色を見たり、寝室の外へ行ったりしています。
僕はまだ布団の中で、おしっこは夜中に行ったしなぁ、とか考えています。
布団に戻るよう誘っても、お尻を下ろして横になるまではしてくれません。
ウロウロウロウロ動き回っています。

おしっこはありませんから、大の方かな? とも考えはするのですが、そんな雰囲気もまったくありません。
さっちゃんがお腹の辺りをちょっと触ったので、ずっとさっちゃんを観察し続けるのも疲れますから、ひとまずトイレへ連れて行くこととしました。
便座に座ったさっちゃんは機嫌が良さそうです。
何やら僕に喋りかけ続けています。
おしっこの時とかは、ふっと静かになる時があったりするのですが、そんな時が訪れる様子はありません
かと言って、大の時のように息むこともありません。
でも、便座から立ち上がろうとするわけでもなく、不思議な平穏な時間が経過していました。

さっちゃんは排便を促進するために積極的に意識的に「息む」ことはしないみたいです。
このまま便座の上の平和がずうっと続くのもなんですから、僕はさっちゃんのお腹をマッサージしたりします。
何分くらい経ったんでしょうね? 10分とか15分とか経ったんでしょうか。
ポトン、ポトンと、トイレの水溜りに落ちる音がします。
音からすると、あまり大きくなくてウズラの卵くらい。
(音による判定はほとんど信憑性がありませんが)
その後も、ときおりポトンと落ちる音が。

息むこともなく、自然に出ている様子でしたが、そのうち辛そうな表情も浮かべるようになりました。
さっちゃんが苦しんでいるのに、長い時間だけが経過すると、僕はトレペで拭いてあげます。
いったんここで切り上げて、次のチャンスまで待った方がいいとも思うからです。
なにしろ、もう20分以上トイレに入っていますから。
でも、トレペで触ると、出かかっている便があるのが分かります。
僕はそれをもぎ取るように落とします。
これくらい、ちょっと息んだら出せるはずなのになぁ、と僕は思うんですがね。

こんなことがもう1回あって、もうそろそろトイレから出たいなぁと思い始めた矢先、
ポトン、ポトン、ポトン、・・・・、と連続して落ちる音が。
その後しばらく何も起きませんから、トレペで拭くことにしました。
さっちゃんの表情も心なし解放感が感じられるような・・・・。
これで終了。
6時25分から7時15分まで50分間も籠っていました。
今までの最長記録ですね。

今日はその後も、便意をもよおすことなく過ごしました。
それなりの排便量でしたから、今回はこれで一件落着でしょう。
10日目と、日数はまだかかりましたが、苦痛もほとんどないようでしたし、1回で終了できれば凄く良い傾向ですね。
今後もこんな感じで間隔が徐々に狭まっていけばいいですね。


さっちゃんは8時半ころにまた起き出しました。
おしっこでも大でもなさそうでしたが、起きて動いている以上、僕はさっちゃんの様子を観察せざるを得ません。
さっちゃんは僕に「起きろ! いつまで寝てるの!」と言わんばかりに、小突いたり足で押したりします。
僕はさっき大で起こされて、やっとまた寝ることが出来たのに、1時間ほど経ってまた起こされたくはありません。
何とか意地を張り続けて寝ていました。
さっちゃんもだいぶん経ってからやっと寝てくれました。

何と、何と! 次に目が覚めたのは正午ころ。
目覚めてすぐに、どこかのサイレンが鳴っていました。
僕は体がだるい感じがするし、頭も重い感じがするので、本当はこのままずうっと寝ていたかったんです。
(体も頭もそんな感じがするというだけで、実際は何ともないんです)
そこが主夫の辛いとこ。
朝食メニューのお昼ご飯を作らなくてはなりません。
世の中の主婦の方々には本当に頭が下がる思いです。
こういう思いを毎日毎日なさっておられるのでしょうね。
世の中の夫どもよ、せめて家事の5割は担当しろ!

おっと、脱線しちゃいましてけど、のんびりした土曜日の我が家の風景でした。
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