さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

介護ベッドが返却されて、寝室が殺風景になってしまいました

2023-05-19 12:34:17 | 肺炎

2月14日の聖バレンタインデイにさっちゃんは自宅に戻って来ました。

そして、3月6日には誤嚥性肺炎で入院となってしまいました。

今日まで介護ベッドや車椅子、吸引器などは返却されないままでした。

入院後しばらくしてから、レンタル用品会社に事情を連絡し、その時点でレンタル料金はストップします。

後は都合のいい時に回収に来てくれる訳なんですが、それが今日の午前中でした。

 

I老健でショートステイ中に嘔吐し、誤嚥性肺炎ということで救急搬送されましたから、車椅子はI老健で回収されたようです。

介護ベッドと吸引器は我が家からの回収でした。

一度も使うことのなかった吸引器は小さいですからともかく、大きな介護ベッドがなくなると、部屋は急に寂しくなってしまいます。

さっちゃんが居なくても、介護ベッドにはさっちゃんの存在が微かに感じられます。

それすら無くなると、寝室は本当に僕だけの寝る部屋になってしまいました。

 

1ヶ月半分のレンタル料金を支払って、担当者が帰る時、僕はこんな言葉をかけました。

「またの機会にはよろしくお願いします」 ・・・・ と。

そう言いながら、僕は内心で考えています。

「この言葉が本当になればいいな」 ・・・・ と。

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