さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃんと面会して来ました ――― さっちゃんが喋らないので心配です

2023-05-15 23:04:03 | 面会

先週予約し、今日面会して来ました。

療養病棟の階へ行くと、すでにさっちゃんのベッドが前回と同じ場所に運ばれていました。

「さっちゃ~ん」と呼びかけます。

目を開けてくれたので、僕はマスクを下げて、「僕だよ~」と言います。

すると、リハビリ担当の男性が来て、前回と同じくリハビリテーション実施計画書へのサインを求められました。

月に1度のサインが必要なんだそうです。

そして再び、「さっちゃ~ん」と呼びかけます。

さっちゃんはまた目を開けてくれました。

薄くではなく、比較的しっかりと目を開けてくれました。

つぶらな瞳をぱっちりと、そんな具合には行きませんが、前回の薄っすらと開けてくれたのに比べると、しっかりと開いていました。

 

▲15:12。僕はさっちゃんの左手を持ちます。指で擦ったり撫でたりし続けます。握り返したりの反応はありませんが、さっちゃんの体温が伝わって来ます。

 

「さっちゃ~ん」と呼びかけ続けますが、さっちゃんは何も反応しません。

目も開けなくなってしまいました。

カメラを出してからは、目は開けてくれませんでした。

今日はひと言も喋ることもありませんでした。

「さっちゃ~ん。何か喋ってごら~ん」と言っても、黙ったままです。

たまたま喋る気分ではない日、時間帯だったのなら仕方ありませんが、喋る機能が低下しているのだとしたら、哀しいことです。

 

▲15:16。入院してからのさっちゃんはベッドで寝た切りです。車椅子への移乗もありません。ですから、髪を櫛で梳くことも出来ないというか、やり難い状況です。後頭部の髪の毛が絡まったりして面倒なことにもなるようです。前回、理容で髪を切る件を聞かれた際には、僕はお断りしました。さっちゃんはこれまで髪の毛は伸ばしていましたから。でも、今回は切ってもらうことにしました。さっちゃんもその方がすっきりと楽でしょうから。

 

時間は無情に経過します。

事務の女性が「そろそろ時間なので」と告げに来られて、ベッドは病室へ運ばれて行きます。

     *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

面会終了後、僕は眼科病院へ。

昨晩、3種類の目薬の内ひとつが無くなったからです。

まずはいつもと一緒の眼圧検査。

13と14だったのが、何故だかやたらと優秀な9と10に。

視力検査1.2と0.5でこれは前回と一緒、もちろん矯正視力です。

左眼が0.5なんですが、馬蹄のような輪っかを見つけるのが大変なんです。

見つけても1秒と持たずに見失います。

右眼と比べると、検査にかかる時間も10倍はあると思います。

明日、視野検査をすることになりました。

突然のキャンセルがあったんだそうです。

ほんの少しずつですが、世界にスモークが掛かりつつあるような気がしています。

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