さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

奥多摩の赤指(あかざす)尾根を登りましたが・・・・

2018-11-06 13:56:05 | 山登り
前回に引き続き、3日の土曜日に、奥多摩へ紅葉を愛でに行きました。
前回はまだまだでしたが、今回も五分程度の紅葉でしょうか。
でも、前回もそうですが、紅葉の程度に応じた美しさがありますね。

さっちゃんの山体力も仕方がないこととはいえ、
年齢に応じて低下していってます。
出来るだけ、傾斜の緩いコースを選んではいるのですが、
この赤指尾根は僕の予想よりもさっちゃんにとっては出だしが急登でしたね。

でも、この日の問題は別のところにありました。
この日は奥多摩駅からバスに乗って、峰谷橋バス停で下車。
僕はさっちゃんに聞きます。
「トイレは大丈夫?」
ここには公衆トイレがあるのです。
「いらない」とさっちゃんは言います。
「おしっこしないの?」と再び聞くと、
「ない」と答えます。

でも、歩き始め、山道へ入って間もなく、さっちゃんおしっこをしたそうです。
急斜面で、用を足しやすい場所でもないので、少し我慢してもらいます。
やっと少し緩やかな場所に出て、急いで用を足しました。
終わっても、さっちゃん何やら普段と違います。
どうしたんだろう? と近寄って話しかけると、
どうやらパンツが濡れてしまったよう。
理由は分かりませんが、さっちゃんは右膝が120度くらいしか曲がりません。
洋式トイレならいいのですが、和式トイレはさっちゃんには辛いのです。
それは山での用足しも同様。
多分、そんなことも理由のひとつでしょうね。

僕のザックからトレぺを出して、僕はさっちゃんのパンツを拭きます。
パンツの内側と外側に畳んだトレぺを当てて、ズボンを穿いてもらいます。
とりあえずはこれで大丈夫そう。
ホッ・・・・

この日はその後も用足しが多かったですね。

さっちゃんはギリギリになってしか、言い出さないので、大変です。
人のほとんどいない山ならいいのですが、
ハイカーが多い山だったり、街中だったりすると、大変です。
10分や20分でもまだ我慢できる時に言ってくれると助かるんですけどね。

それはそうと、奥多摩の紅葉は五分ほどの色付きでした。
色付きの早いモミジは綺麗に紅くなっていました。
黄葉は実に綺麗でした。
まだ緑も混ざっていたり、黄色も薄かったりしますが、十分美しい。

本当は赤指山を越えてから下山したかったんですけど、
最初に林道と出会った場所から、林道経由で下山しました。
峰谷橋バス停から16時台に出発するバスに間に合うかどうか微妙な時間だったのですが、
幸運なことに、名古屋から東京の彼女に会いに来て(おそらく彼女だと思います)、
奥多摩へドライブに来ていたカップルの車に縁あって乗せてもらいました。
奥多摩駅まで乗せていただき、天益へ。
しかし、天益は満席!
その日の登山者の多さでは、仕方のないこと。
また、地元まで電車で戻り、馴染みの居酒屋さんへ。


▲赤指尾根の最初はさっちゃんには思いのほか急登!


▲木によっては真っ赤に染まってます。


▲赤指尾根は途中からは気持ちの良い緩やかな尾根が続きます。黄葉も美しい!


▲林道を経て、山道を下山しました。植林の下にはコアジサイの黄葉が広がっていました。綺麗でした。
コメント
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