さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

これからは週に1回、言語リハビリを受けることになりそうです

2018-11-22 11:03:41 | 言語リハビリ
左側頭葉が委縮し、血流も少ないことが検査で確認されました。
つまりは言語野の働きが低下してるということ。

認知症ですから、衰えた脳の働きが回復する可能性は考えられないのでしょうが、
少しでも進行を遅く、もし出来るのならば現状維持する、それを目指せればと思います。

今回のリハビリはまだ検査のような段階でした。
言語にまつわる脳の働きがどのような状況なのか
いろいろとテストしながら調べているようです。

その言語リハビリを僕もさっちゃんの横に座って見ています。
テストしている内容自体は、言葉を覚え始めて間もない幼児に対するレベル。
例えば、8つの絵があって「犬はどれ?」といった類。
でも、なかなかスムースには答えられません。
唯一比較的スムースだったのは、漢字まじり文を読むテストでした。
ひと文字のひらがなを読むよりも漢字まじり文の方がスムースに読める!
僕にとっては「幼児と認知症患者との差が顕れてるな」と明瞭に感じられるテストでした。

1時間たっぷりとそのような検査が続きました。
それでもまだ全て調べ終わったわけではないようです。
来週も検査の残りを続けるとのこと。
さっちゃんはそんな1時間がけっこう楽しかったようです。
苦痛ではなくて良かった!

リハの先生も「さっちゃんはいつもこんなに柔和で朗らかなんですか?」と聞きます。
「デイサービスではそうみたいですね」
「でも、僕と一緒の日常ではそうでもないですよ。普通です」と僕は答えました。
コメント
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