食い意地の日々

食いものネタと、お出かけ日記。

猫町パーティー

2009年04月16日 | 食いネタ東京
ねこてさん個展で猫町へ。今回は横浜中華街の同發本館の皮付き焼豚と叉焼、瓶出し紹興酒(源豊行 5年もの)、中華菓子(蛋達、馬来糕、杏仁酥、甘栗)仕入れて行く。
以前、沖縄の話が出た時に豚や鶏の皮が好きと言ってたので、それなら横浜中華街で買える皮付き焼豚が美味しいから持って行くと約束したのよね。
蛋達はパイ皮が湿気ないうちに食う方が美味いので、15時頃におやつで食う。

パーティーメニューの羅列行きまーす。
コゴミの胡麻ダレ和え、エリンギのポン酢マリネ、ポン・デ・ケージョ(プレーン、クルミ)野菜スティック(胡瓜、人参、セロリ、ラディッシュ、塩胡椒)。
コゴミは固めに茹でてありシャキシャキ。たれはすり胡麻だけよりは胡麻の風味するから練り胡麻入れてる感じだけど、胡麻以外のコクあったからマヨネーズか。
今回のプレーンじゃないポン・デ・ケージョはクルミ入りで香ばしい。

差し入れの皮付き焼豚(水菜添え)と叉焼(白髪ネギ添え)
どちらも釜に吊るして焼いているので余分な脂が落ちていて、叉焼は甘めのたれの風味がよく、皮付き焼豚は皮はパリパリで脂っこくなく肉はしっとりと柔らかい。

南瓜素揚げ(カレー風味パセリ添え)、サツマイモ素揚げ(パセリ添え)、鰹のたたきサラダ(鰹、水菜、貝割れ大根、生姜)、ピザ3種(レンコン、ベーコンかハム、トマト)
ピザは専用オーブンで焼いていて、ふちはカリカリ。

マッシュルームと野菜・海老のオイル焼き(マッシュルーム、海老、赤&黄色パプリカ、アボカド)、カリカリに焼いたバタール。

アイスクリーム&マリネしたイチゴ。差し入れで、ロイズのポテトチップチョコレート(これのみ差し入れぴんき~さんと把握)、ドーナツ、FLOのナッツタルト。
ポテトチップチョコレートはチョコレートの甘さとポテトチップの塩っぱさの合わさった不思議な味。
ドーナッツは、おからを使用した物で甘さ控えめのさっぱりしたもので、ふわふわで弾力がある。
ナッツタルトは皮が最中皮みたいな感じでキャラメルで和えた数種類のナッツが入って風味は軽く香ばしい。

金香楼

2009年04月16日 | 食いネタ中華街
玄武門側から中華街へ入り、善隣門手前にある金香楼前に行くと、2~3組が案内を待っていた程度だったので入る。
材料を壷に入れて蒸し焼きにする壷料理を出す店なんで気になってたんだわ。

店のサイトによると
>壺料理の由来は、中国の江西地区で千年前に発祥した当時の民間人の料理で、薬草や漢方、野菜にお肉等、材料の本来の味を出すために壺に全てを入れて、燻製にしていた事から始まります。
>陶器の壺で長時間焼きこむ事によって、素材本来の味が凝縮されたスープが出来上がります。民間人が発祥させたこのスープは当時の皇帝が絶賛し、後に宮廷で御前のスープとして出される位に評判を博したという事です。

ランチの壷料理は、スープには揚げ物・焼き物・豆腐の挽肉煮込み・ご飯・漬け物・杏仁豆腐、煮込みには上記+スープが付く。豚バラや牛すじ肉の煮込みも興味惹かれたけど、基本はスープかな、と鶏肉と大根のスープ料理のセットに。

スープは薬膳スープだそうで具は骨ごとのぶつ切り鶏肉、乱切り大根、ホタテ干し貝柱、生薬数種類(クコ以外は何かわからないけど、当帰入ってる風味がする)。風味は独特だが薬臭い感じではなく地味に美味い。食っていると体がポカポカしてくる。
鶏肉は、脂や筋の少ない部位の肉は多少パサ付いているが皮は口に入れると溶けてしまう。筋どころか軟骨もとろけ、骨の関節部分も多少モソモソする物の食えてしまう程柔らかく煮えている。
大根は大振りの乱切りで、形も食感もしっかりと残っているけど、中まで充分に味がしみている。

揚げ物は小魚(見た目はキビナゴっぽい)に衣付けて揚げた物。焼き物は合鴨か。豆腐の挽肉煮込みは中華のうま煮に唐辛子でピリ辛にした感じの味。漬け物は見た目は沢庵を縦に切った物みたいだけど甘酢漬けに近い。

杏仁豆腐は甘さ控えめでコクがあるタイプ、柔らかめだがトロリではなくさらさらした食感。