磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

正月はなぜめでたいか 暮らしの中の民俗学

2005年12月30日 | 読書日記など
『正月はなぜめでたいか
   暮らしの中の民俗学』
       岩井宏實・著/大月書店1985年

♪もういくつ寝るとお正月
ということで、お正月の本を手にしました。



紅白をみてから、行く年来る年を見ながら、
「あけましておめでとう」
と、時報とともに、そう話しますが。

どうも、伝統では夜中ではなく、朝がきてから、
お正月のようだったみたいですね。

今年はSMAPがとりですね。
彼らは心をこめて歌うから好きです。


正月は生命力の更新されるそうです。
昔は祝日というのが決められていなかったから、
そのかわりに「ハレ」の日があったそうです。

お正月も「ハレ」ですし、お盆もそうですね。
「ハレ」に対する日常的なものを「ケ」といいます。

なぜ、「山の神」というか、「オカミサン」というか、
蘊蓄がいっぱいの本です。

そして、いまのいじめは村八分ではなく「村十分」と
かかれています。

むかしはたくさんの親がいて、取上親、名付親、拾い親
などがいたそうです。

金属製のオロシ具では味がないと書かれてありました。
竹の大根おろし器「鬼おろし」

この商品はエコかもしれませんね。
でも、貧乏な我が家は百円ショップのを使い続けています。





【正月本】
その2


もくじ[伝統・民俗・文化・風俗]

黒豆煮

2005年12月30日 | おいしいヒント!
黒豆

藤村屋さんのインターネットショッピングで、
正月のごちそうにと食材の黒豆をかいました。




黒豆について、藤村屋家伝黒豆煮という、
豆の煮方までついていました。
めちゃ手間かかりそうです。(-_-;)

さび釘を見付けることができないので、
鉄の卵を買いました。
モスラの卵ではおまへん。(-_-;)

さび釘といっても、赤サビは体に悪いものです。
化学変化したら、別の物質と思われたほうがいいそうです。

赤サビは洗って使われた方がいいそうですよ。

また、最近の釘はメッキしてあって、
錆びないのですが、そんな釘を料理に
使用したら、健康によいとはいえないそうです。



元祖・藤村屋ファンクラブ【目次】


もくじ[伝統・民俗・文化・風俗]

2005年12月30日 | TOP【もくじ】
もくじ[伝統・民俗・文化・風俗]


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【文化人?】

タレント文化人200人斬り-決定版-

【伝統・芸能】

『what is 狂言』野村萬斎

【行事】

正月はなぜめでたいか 暮らしの中の民俗学

正月とハレの日の民俗学

正月の来た道

ひとりの正月

いろいろなお正月あつまれ

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【民間宗教】

もう一つの世界=庶民信仰

【昭和】

ぼくらの昭和キラメキタイム

【おもしろサイト】

少年倶楽部・表紙の変遷


【その他】

ちょとおしゃれに田舎暮らし

アニメーションの世界へようこそ

【絵本】

愛のフェアリーたち

【お菓子・デザート】

ジェラート大好き

お菓子の歴史


◆ポーランド◆

ワイダの世界

◆中東◆

約束の旅路

◆アメリカ◆

日本人の勲章

【ファッション】

キンキーブーツ

■民族など■

民族という名の宗教-人をまとめる原理・排除する原理-

■図書館■

公共図書館と協力保存-利用を継続して保証するために

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いい子のベニー

2005年12月30日 | 短編など
いい子のベニー

ベニーはとってもいい子、みんな大人の人たちはそういうもん。

ベニーはとってもいい子、先生もそういうもん。
街のおじさんも、隣のおばさんも、
みんなみんな、そういうもん。

きっとベニーはいい子なんだろう。

ベニーはとってもいい子、いい子はとっても気持がいいんだ。
褒められるって、よいように思われるなんて、
とっても気持がいいんだ。

ベニーはそれで、もっともっと気持がよくなろうと
思って、いいことばかり話していたんだ。

でも、それはベニーの本心ではなかった。
でも、ますます、ベニーはいい子、
いい子はベニーなんていうものもんで。

だんだんベニーは嘘ばっかり、
嘘ばっかりのいい子、ベニー。

要領ばかりよくなって、
やさしいベニーはいなくなった。

ベニーはいい子、
いい子はベニー。

そんなことがどうしたのさ、
どうしたの、どうしたのさ?

やさしさのないベニーなんて、
ベニーじゃないや、嘘つきベニー、
いい子のベニー。

やさしいベニーはどこへ行ったの?
きっと本当のベニーはいやだって……。

いたずらっ子っていわれても、
嘘なんてつきたくないって……、
飛んでいったんだあー、
夏の暑い日、雲一つない
真っ青な空へ。


もくじ[メルへん]




【本人評】自分を裏切ったら、成功も成功でなくなると思っていた。

政治家の定年制について

2005年12月30日 | 読書日記など
政治家の定年制について

ある政党で七十歳定年制にするというニュースがありました。
なんか合理的でもない気がしました。
この高齢化社会をむかえている時代に……。

某企業では五十歳以上は必要ないとしていたが、大きなニュースが
マスコミで話題になった。さらに、電磁波問題でもそうなる可能性が
ないとは言えないのではないだろうか。

アスベストの問題もずっと昔からわかっていたことなのに、
最近わかったように伝えるマスコミにもあきれるし、
自動車のブレーキ材として使用されていたのだから、
一般の国民もその影響を受けていないとはいえないだろう?

定年制の問題、それよりも、能力のない人が政治家をやっているのが
問題ではないでしょうか?

公募といいながら、上辺は公募であったが、小論文も
書かず、有力者と親しい親がいるということで合格した人など……。
あきれたものだと私は思います。

地道に党活動をしている方ではなく、
有力者の関係者が気楽に議員になられるのはいかかなものでしょうか。
そんな会社ではやる気もなくすものではないでしょうか?
政党も同じではないでしょうか?

試験をされてはどうでしょうか?
この時代に環境問題も理解していないのは国がいずれ困ります。
科学の問題を政治の問題にすりかえられると、本当に困ったことになります。
また、食料問題についても、二十年後にはかなり
深刻な問題となることも理解していないようでは困ることになるでしょう。

国民皆年金皆保険の制度も私の若いころから、
破綻すると問題になっていました。
でも、やりすごしてばかり来たのが、
日本の政治家です。

また、どんな活動をしてきたかというのも、
大切な評価ではないでしょうか?

地方議員や、一般の党員として、どのような活動をしているか、
そんなことも評価したり、一般の党員もそれを見て、
どのような人を選べるかという選択権をもたせた方がいいのではないでしようか。
そのときの強力な手段となるのは、インターネットだと思われます。

政治家はホームページはつくるが、
いくら掲示板をつくってくれとメールしても作らない。
票と寄付と労力を求めるばかりですね。
何かしようというよりも……。

差別をなくそうというのではなく、
さらに差別をつくりだそうとする人が
有力者になっている社会がよくなるはずはないと、
社会の底辺に生きる私は思う。

どんどん、政治家になりたい若者は、
Blogをつくってもらいたい。
いい人なら、応援したいと思っています!