磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

2005年12月14日 | 短編など


夢は風だよ
それ以上になったらおしまい

夢は風だよ
それ以上のぞんではダメだよ

風は現実(地球!)を
包んでいる

風は詩
夢は風だよ




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もくじ--童話作家--





【本人談】その人の夢が、他の人々の悪夢になっている場合もある。
バブルを未だに夢みている人たちがいる……。

司馬遼太郎はバブルの時代を予言していたけど、
それ以上のバブルの時代があった。

地図の上で、我が国の色に、
隣の国の韓国や中国、東南アジアまでが塗られたという。

そんなすごいバブルの時代があったという……。

坂本竜馬のような爽やかな夢をみたいものだ。

エコーマネーはマネーを駆逐する 環境に優しい「エコマネー資本主義」へ

2005年12月14日 | 読書日記など
『エコーマネーはマネーを駆逐する
   環境に優しい「エコマネー資本主義」へ』
      加藤敏春・著/勁草書房2002年

エコマネーというのが、環境問題の総論のような
本には書かれてありますが、理解できませんでした。
この本を手にして、やっとぼんやり理解できました。



この本のタイトルを見た方は、ぼくもそうですが、
「悪貨が良貨を駆逐する」ということを浮かべました。
著者はその言葉はグレシャムが語ったと書いています。


環境問題を解決するには、
この本のタイトルの言葉「良貨は悪貨を駆逐する」が実現できたら、
確実に一歩をあゆみだすことでしょう。

しかし、驚きました。
あの9.11の同時テロ多発事件が起こった直後、
崩壊した世界貿易センター(WTC)、
一ドルのペットボトルが二ドルで売っていたそうです。

それだけでなく、救急で水がいるときも、
お金をとっていたそうです。

そのような態度のお店をチェーンメールで
非難したそうです。

株式市場ではいろいろな問題がおきていますね。
ラジオのDJも、この狂った資本主義市場と話しておられました。

今のマネーが、「大量生産、大量消費、大量廃棄」を
つくったと言われても納得するばかりです。

著書はエコライフについてかかれています。以下「」、引用。

「エコマネーで実現されるり二一世紀のライフスタイルを「エコライフ」=「情報とサービスは豊かに、モノとエネルギーは慎ましく!」として、「エコライフ」の実現を提唱している。地球環境問題の解決が切迫度を増し、アメリカの離脱により京都合意の実効性が危ぶまれる今日の状況下で求められているのは、私達の活動やライフスタイルを変えていくための新しい価値尺度を持つことができる。」

ドイツはこの分野でも、進歩的です。
ドイツのGLSコミュニティ銀行をつくり、
自然エネルギーの開発に出資しているそうです。

イスラームでは無利子銀行があるそうです。
ヒルズ族は、株による利ざや稼ぎを、社会正義のように
きれいごととして話している。
しかし、彼らの実際は利ざやを稼ぐ商売をしているだけだ
というのは経済音痴の僕でも理解できます。
儲からなければ彼らはするわけがありません!


もう、エコマネーは日本でもはじまっているそうでする
2001年度の宝塚市の予算で「宝塚エコマネー実験運営委員会」に対して一八○万円の補助金が公布。
「元気シニア応援ネット」
「エッコロ」
コミュニティ・クレジット
エコバンクなどで実践されているそうです。


また著者の関連のエコマネー・ネットワークがあります。
それから、環境gooではこの著者のWeb講座があるります、講師・加藤敏春




もくじ[環境問題]

リンク集(環境問題)


D087.きちんと食事をとろう!

2005年12月14日 | 【小説】 レインボー...
VII.みどりの部屋(虹の世界)

D087.きちんと食事をとろう!





 ユリカはカールに、
「明るい世界ね」

 気持ちまで明るくなっている。

 カールは、
「そう、明るいね」
 ユリカを見あげて嬉しそうだ。

 カールは、
「でも、すごい風だね」
 目を細めて困っている。

 小さなカールにとっては、この風がたいへんなことくらいユリカにも察しがついた。

「本当にね」
 とユリカは気の毒になった。

 カールは、
「そうだね。自然は人間の都合のよいようにはできていないさ。なぜなら、人間も自然の一部分だからね」
 と偉そうに説明した。

「芋虫にもね」
 ユリカは付け加えてあげた。

「そのとおり」
 とカールは満足そうである。

 ユリカは昨日、おじいさんが見ていたテレビの番組を思い出した。
 そのテレビは、外国の気候を取材したものだった。

「ここは、カナリア諸島じゃないかしら」
 ユリカはカールに伝えた。

「え、何って、言ったの?」
 風で声が聞こえにくいんだとユリカは思った。

 後ろのドアが見えなくなると、いよいよ風は強くなっていた。

 ユリカは、火山灰の砂の上をはっているカールを肩の上においた。

 そして、同じことを言った。
「ここは、カナリア諸島じゃないかしら、昨日の晩、テレビで見たわ」 

「えっ、虹の世界が? テレビでやっていたのかい?」
 カールは驚いていた。

 ユリカは目をぱちくりさせた。
「そうか、ここは虹の世界だったわね。カナリア諸島はこんなにみどり色ばかりの世界じゃなかったわ」

「それにしても、風が強いね」
 カールはまた同じことを言った。

 ユリカの頭の中もこの風のことばかりであった。まったくすごい。
「そうね。そこがカナリア諸島ににているのよ。ほら、風で木がななめになっているわ」

「ほんとうだ。絵本の中の年をとった老人のように腰が曲がっているな。今じゃ、本当は腰の曲がった老人なんて滅多にいないものを、年寄りを馬鹿にしおって……」
 カールはつぶやいた。

「それは間違っているわよ」
「どうして?」

「重労働をしてきた人が老人になったら、腰が曲がるのよ。それなら、素晴らしいことじゃないかしら、私のおじいさんはそう言っていたわ」

「いや、大変なことだよ」
 とカールは言ってのけた。

「それに近ごろは、子供たちも、腰が曲がっていると聞くじゃないか、右に左に」
「ああ、私も聞いたことがあるわ」

「背骨が曲がるというのは、決してよいことじゃないんじゃよ」
「カルシウムをきちんと摂らないといけないのよね」

「きちんとした姿勢を教えられていないことや、運動不足で筋肉の発育が悪いなどが原因だと思うよ。だけど成長期にカルシウムを充分にとることは大切なことじゃよ」
 ユリカは、その大きな木を指さして話す。

「あの木なら、きっと、おじいさんよ。もう何百年も生きた木よ。立派な木よ。じゃ、もっと中に入って行きましょう」

 どんどん緑の世界の奥へと入ってゆく。




閑話休題

環境を守るといっても、

砂漠を緑化することは、

いいとは限らないようです。

脊柱側彎症の子どもがいるというニュースが昔ありました。

今では十代で更年期にかかる病気になっている

子どももいると書かれてあります。

また男性の更年期症状
いわれるようになりました。

しっかり食事はとりましょう。





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