磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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約束の旅路

2007年05月31日 | 読書日記など
『約束の旅路』
   ラデュ・ミヘイレアニュ、アラン・デュグラン(著)/
     小梁吉章(訳)/集英社文庫2007年

この映画のリンクをはれば、募金ができるというので、以前記事を書いたことがあります。映画はみていませんが本は読みました。



こういう外国の小説を読んでいて、情景が思い浮かばないので、ピンときません。

映画をみてからの方が楽しめたかもしれません。

今でもユダヤ教徒たちの中には、古い慣習を維持している人たちがいるようです。
この人たちも平和主義などとはボクは思えません。

「戦争は究極の差別」と何度も書きます。
宗教も差別を生み出すものとしたら、それは戦争をうむ土壌をつくっているとボクは思います。

これは、歴史的事実だと思います。

ある本で書かれてありました。
モーセはユダヤ教徒ではなかった。
ユダヤ教ができたのはずっと後という……。
モーセの舅は別の宗教に属していたが、モーセは何一つ悪くいわなかったという。

この物語りは、そんな古い宗教にも影響を強くうけている中東が舞台。

しかし、テレビが出て来て、ボクと同時代の人たちと理解する。

だけど、文化の違いはあります。代筆屋なんていうのも出て来ました。

こんな会話がありました。下「」引用。

「きみらの仲間が月に何人自殺しているか知っておるか? 一二人だ。多すぎないか? もううんざりだ。しかし、これはわしらの過ちだ。いままでの移民がこんなに追放騒ぎにあったことはない。」


日本の文化人より、よほどまともな人たちですね。

そして名言。下「」引用。
「リスクのない愛なんぞ、ないんだ。」



以前は画面がはれなかったのですが、今はできます。
















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