その小道には他にも青年が座っていた。
俺が交渉失敗に終わったと見たのか、
他の青年から急激に声がかかりやすくなる。
『ハローハロー、こっち来て!』 ←すでに誘い声がデカイ。
さすがに行けず。
さっきのふたりが俺の行動を見てるかも、
そう思うとどうしても他の青年とは話しにくい。 ←なりますよね?
ここはもう素通りしかない。
けどもし俺を追いかけて来るコがいたらその辺の茂みにでも・・・
・・・(*ノノ)キャッ!
誰も来ず。
なんじゃそりゃ。 ←お前がな。
最初は嫌がるフリが基本だろがっ! ←知りませんけど。
振り返ってみても誰も来る気配ナシ。
また次の人が通るまでみなさんそのままで?
君ら・・・ 待ち子すぎやろ。 ←?
そんなワケで、もう通りすぎる。
少し歩くと前から歩いてくる青年が。
こっち見てるっぽい。
小さく口笛吹かれた。
立ち止まって少し話してみるも、やはり背後が気になってしまう。
誘われ気配を遠慮してもう去ることに。
結局そのまま6号線まで戻ってきてしまった。
大きく一周しただけ。
・・・せめてチ○コさわっとけばよかった。 ←思いますよね?
何を求めて、ってよりもこゆ場所へ行ってみる緊張感が刺激なんですけどネ。
いろいろあったようで特に何もなかったこの日はおとなしく宿へ帰りましたとさ。