とちぎ発道路観察日記

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令和5年3月22日

ここは茨城?

2011-10-23 20:00:00 | 交通信号機
おばんです。



この交差点は、県内の幹線道路沿いの交差点です。(場所は非公開という事で・・・)



でも、風景を見ただけで場所が分かってしまう方もいるはず(笑)
この交差点は現在、道路拡幅工事中で写真から左側が工事中になっています。撮影日は電線系統の工事中で少し撮りにくかったデス。(苦笑)


続いて、主道の灯器を・・・

京三製作所の網目(レモン)レンズ搭載の赤だけ300と、とちぎ仕様になっています。中に入っている電球はバンドミラー電球で県下では視認性に低い、レモンレンズ世代以前の灯器に使われる70w電球です。



写真に、小さく写っている赤の信号が問題の信号です。



こちらです。
見た目は、ブツブツレンズ搭載の普通の赤だけ300仕様の、とちぎではどこでも見ることのできる灯器です。

問題は中の電球、、なんです!



こちらは、青点灯中の灯器ですが、電球のリングがはっきり見えます。という事は中の電球はバンドミラー電球ということになりますね。
隣の黄色のレンズにもリングが見えます。



下からみても、リングが確認できるでしょうか。


先ほどの様な古いレモンレンズ世代にバンドミラー電球が使われているのは良くあることなのですが、視認性が良くなっているブツブツレンズにはソフトホワイト電球(60w)が使われるのが普通です。なのでこのようにバンドミラー(70w)が使われているのは稀です。

それに、レモンレンズ世代とブツブツレンズ世代では電球のソケットが異なるのです。
レモンレンズ世代は、電球を一度ソケットに入れ半回転ではめるタイプ、
ブツブツレンズ世代(Eシールが貼ってあるタイプ)は一般的な家庭用電球と同じく、ねじって入れるタイプ  と分かれているので、わざわざ分けて使用しているのでしょう。


最後に、プレートを

京三の昭和63年製です。ブツブツレンズが出回ったのが昭和62年頃だそうなので、初期のころの灯器ですね。


実は、数年前にもこのようにブツブツレンズ世代にバンドミラーが装着された灯器を栃木市で見たのですが写真を撮りに行こうとしたときには、ソフトホワイトになっていたので撮影出来ませんでした。なので今回撮影出来てよかったです。


この交差点で拡幅工事がされているので、拡幅後には灯器は更新されてしまう可能性大ですね。
細かい場所は言えませんが、県南の主要道沿いの以前、紹介したレア灯器の近くです。(笑)



それでは。。。





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