6.隣ホームの200系塗色車と「ひかり501号」の旅
千葉駅を05:38に出た総武快速線は38分てだ東京駅地下ホームに到着する。
東京での乗り換え時間は47分で、朝食を喰う時間は十分にある。
そこで青春18きっぷでいったん外に出て、朝食を喰えるところを探す。
しかし朝早すぎたためか、また日曜で通勤通学客がいないため、
日曜定休にしている店舗があるためか、
なかなか朝食を喰える場所はなく、また開いている店には長蛇の列になっていた。
そこで東京駅での朝食は断念し、東海道新幹線の改札口から、
事前に購入した切符で入場する。
改札を通過してホームに上がり、売店で駅弁を購入し、
予約していた「ひかり501号」の6号車19番E席に座る。
ここで駅弁を喰いながら出発を待つ。
窓から見て気付いたのだけれど、
隣ホームには白と緑のカラーの車両が停まっていた。
このカラーは東北新幹線が大宮から盛岡までの区間が開業した、
1982年6月23日時点に投入された、
200系のデザインである。
※東京駅に停車中の200系新幹線
※撮影時刻 2001/10/27 14:56:18
東海道新幹線0系とフォルムは一緒だが、
寒冷地を走る東北新幹線での運用を考慮して、
車体下部に機器が露出しないボディーマウント構造を採用、
スカート部には雪掻き装置である「スノウプラウ」を採用、
外気の取り込み口には「雪切り室」を設けていた。
もちろん、200系は既に2013年3月15日に定期運用を終了、
同年6月までに全車廃車となっている。
この時は理由は分からなかったが、家に戻ってから調べてみると、
これはE2系J66編成で、2022年6月に登場したようだ。
「ひかり501号」は07:03東京を出発する。
車窓からは夏富士が見えた。
東海道新幹線に乗る時の密かな楽しみは、富士山を見ることだ。
59分の乗車で08:02に静岡へ到着した。