14.IRいしかわ鉄道・松任の駅取材と保存D51形822号機-すし屋さんのカレーセット
ハピラインふくいとの境界駅から11:48に乗り込み、
40分掛けて松任まで来る。
松任駅で通過する貨物列車を撮影した。
牽引機はEF510形503号機で、
かつてJR東日本に所属し、寝台特急「北斗星」などを牽引していた。
上野発の夜行列車が全て廃止になると、
JR貨物に売却され、EF510形0番台と共通で運用されている。
基本番台が「RED THUNDER」の愛称通り、赤く塗色されているのに対し、
500番台は寝台特急を表す流星マークは消されたものの、
JR東日本在籍当時の塗色のまま運用されている。
しかも元「カシオペア」用牽引機はシルバーのままである。
IRいしかわ鉄道松任駅は単式1面1線と島式1面2線の、
計2面3線の地上ホームを有するIRいしかわ鉄道線の駅である。
単式ホームは1番線に付番され、上り大聖寺方面が使用、
島式ホームの2番線、3番線は下り金沢、倶利伽羅方面が使用する。
松任に駅が出来たのは1898年4月1日で、
北陸本線が小松から金沢まで延伸された時に開業した。
松任駅には「JR西日本金沢総合車両所松任本所」が隣接されており、
かつては松任向上もあったが、北陸新幹線敦賀延伸で、
並行在来線の北陸本線が第三セクターに移管されたため、
松任本所も閉鎖になったようで、
南北自由通路から見ると既に本線から分岐する線路の一部は撤去され、
ブルドーザーが整地している様子が見られた。
松任駅南口にはD51形822号機が静態保存されていた。
D51形は戦前から活躍していたテンダー式蒸気機関車で、
戦前戦後で1115両が製造され、主に貨物列車を牽引、全国で活躍していた。
822号機は1942年度に浜松工機部で製造された12両のうちのひとつで、
敦賀区に配置され、主に北陸本線で活躍した。
1970年3月19日に廃車され、松任市に無償貸与され、
松任駅南口で静態保存されることになった。
松任駅で駅取材する前には駅前で昼食を喰える場所を探し、
南口駅前で見つけた「鮨肴 心」ですし屋さんのカレーセット980円を喰う。
このあとは17:10金沢発「かがやき536号」まで、
IRいしかわ鉄道の駅取材を決行する。
※参考:デゴイチよく走る! http://d51498.com/