12.北陸新幹線グランクラスの帰京-旅の終わり
金沢駅に戻る時に少し道に迷ったことで時間を使ってしまい、
逆に新幹線の時間にはちょうど良くなった。
駅内でお土産などを買い、金沢駅新幹線口に入場する。
今回はグランクラスでの帰京なので駅弁を買う必要もなく、
そのままホームに上がり、北陸新幹線「かがやき514号」の到着を待つ。
ホーム内で待っているとE7系が入線してくる。
北陸新幹線用のE7系は12両編成で、
11号車はグリーン車、12号車はグランクラス専用になっており、
車端の12号車入口にはアテンダントが出迎えてくれる。
車内は1両で18席しかなく、普通車の定員は先頭車を除くと85人から100人で、
その贅沢ぶりが定員からも分かる。
シートは位置は1+2となっており、A席は1列は位置になっている。
列車は15:52に金沢駅を発車し、車内には2名のアテンダントが接客にあたってくれる。
おしぼりを配りながらドリンクと軽食を和軽食かサンドイッチの洋軽食を聞いていく。
和定食にビールをオーーダー、おしぼりを配り終わると早速食事とドリンクが配られる。
人数が少ない分、直ぐに配り終える。
和軽食は季節や東京発か金沢発によって内容が変わる。
金沢発の食事は金沢近辺で食材を調達して調理するため、北陸編となっている。
食事を終えると追加でビールをオーダーした。
食事と一緒に“あじめぐり”というあられの小袋とオリジナルパウンドケーキも配られる。
あられをつまみに2杯目のビールを飲むとさすがに疲労が蓄積してきたのか眠気に襲われる。
うとうとしながらも窓の外を見ると日本海に日が沈みかけていた。
北陸新幹線は直江津まで北陸本線と並行して走り、ここから信越本線沿いを長野方面補を目指す。
ここから先は爆睡して長野駅に到着した時には既に夢の中であった。
大宮に近づいたところで漸く目を覚ます。
アテンダントを呼んでホットコーヒーをオーダーする。
グランクラスのオリジナルパウンドケーキは、
“結芽~福井県産きな粉とくるみ~”だった。
酔い覚ましのホットコーヒーで目を覚まし、20:23に東京に到着する。
13分の乗り換え時間で総武快速線の地下ホームまで行き、
20:41東京始発で津田沼まで行き、総武緩行線に乗り換えて帰宅する。