4.高知の夜と朝-龍馬先生誕生地と烏骨鶏と寝坊!
上町一丁目は土佐が生んだ英雄、坂本龍馬生誕の地であり、
そのことを示す石碑が建てられている。
そこには坂本龍馬の解説として以下のような文章が添えられていた。
坂本龍馬(1835-1867)
郷士坂本八平の次男 実名直柔 天保6年11月15日出生
江戸に出て千葉定吉に師事 北辰一刀流の目録を受ける
時勢に感じ武市瑞山の土佐勤王党に加盟 文久2年3月24日脱藩
勝海舟門下生となり神戸海軍塾の塾頭を務める
その他長崎に海援隊を組織し大政奉還運動を推進し目的を達する
彼の政治改革案「舟中八策」は新日本の行く手を示す基案となった
慶應3年11月15日京都の宿舎近江屋で反対勢力の襲撃にあい
同志中岡慎太郎とともに斬られる 33才
やはり坂本龍馬は高知の人たちにとって英雄として誇りに思っているのだろう。
昼食を喰わずにぶっ続けで取材したため、さすがに腹が減った。
早朝に「サンライズ瀬戸」の車中でカツサンドを喰い、
「しまんと5号」の車中で昼食としてお遍路さん弁当を喰ったのだが、
お遍路さん弁当を喰ったのが8:00a.m.過ぎでほとんど朝食に近い時間だったのだ。
そこで前回来た時に行った“一汁三菜食堂”を探したが無かった。
戻ってからホームページで調べたら、はりまや橋店は閉店していたようである。
仕方がないのでこれも以前に行った「烏骨鶏ラーメン 龍」に行く。
しかしここは夜の部は6:00p.m.からのようである。
まだ時間があるために御免線の一部を先取り取材することにした。
御免線は明日取材予定だが、前倒しで電停取材をしてた置けば、
その分車両取材に時間を割けることになる。
徒歩移動で知寄町、知寄町二丁目を取材し、さらに電車に乗って北浦まで行く。
御免線は葛島橋東詰から先は専用区間となるが、
道路との境が無く、コンクリートが線路の直ぐ外まで来ているところもある。
つまり上りは道端のためにちゃんとした電停があるが、
下りはノーガード電停が多いのである。
そこで下りでもちゃんとプラットホームのある電停を探し、北浦まで来たのだ。
しかしここまで来て既に日はほとんど暮れかかっていて、
自然光での取材は限度と判断して今日の取材を切り上げ撤収する。
高知駅に行ってコインロッカーから荷物を取り出し、少しつまみ類を買い、
予約していた“スーパーホテル高知”にチェックインする。
ここを利用するのは2回目である。
チェックインして部屋に行き、荷物を置いて少し休憩してから再び出掛ける。
「烏骨鶏ラーメン 龍」に行き、餃子セット1,030円喰う。
ラーメンは味噌味を選択した。
ラーメンと餃子で腹を満たし、少し夜撮してホテルに戻る。
ホテルに戻ってビールを飲み、テレビを見ながら11:00p.m.過ぎには就寝する。
ここのホテルは天然温泉があるが、男女で時間帯を分けているため、
男性用となるのは3:00p.m.~8:50p.m.と11:00p.m.~6:50a.m.である。
さすがに酔っぱらってしまって風呂に入る気力もない。
明日5:30p.m.に目覚ましをセットして朝風呂に入ることにしよう・・・。
と、思ったが、目が覚めて目が点になった。
既に7:00a.m.を過ぎている。
目覚ましを合わせたのだが、ONにするのを忘れていたらしい。
慌てて大浴場に行ったが、既に「女」という札に変わっていた。
とほほ・・・。
仕方がないので部屋に戻り、さっとシャワーを浴びて無料朝食を喰う。
スーパーホテルは無料にしては朝食のグレードは悪くない。
そこが“東横イン”との違いであり、こちらのグループを選ぶ理由の一つともなっている。
部屋に戻って歯を磨いてから支度をしてホテルを後にする。
ここはチェックアウトの必要はない。
そのまま出てくればいいのだ。
ここで旅行用バッグを昨日と同じコインロッカーに入れ、
高知駅バス案内所で土佐電気鉄道一日乗車券800円を購入する。
今日は御免線の取材を敢行するのだ。