37.塚口のミステイクと園田の緊急取材
伊丹で駅取材してから12:35発の電車で塚口まで戻る。
乗車時間は6分で、伊丹に到着した段階で、
阪急電鉄の全路線に完乗しことになった。
塚口駅は神戸本線と伊丹線のホームが平行するように、
塚口に戻る段階で大きくカーブする。
伊丹線と神戸本線上り大阪梅田方面は同一ホームで乗り換え可能で、
ちょうど戻ったところで2分の乗り換えで、
大阪青梅大軌が来たのでそれに乗り込む。
乗ってから気がついたのだけれども、
塚口で駅取材するのを忘れてしまった。
そこで隣の園田で下車し、塚口に戻ることにした。
しかし折角園田で下車したので、
予定にはなかったがここも駅取材することにした。
阪急電鉄園田駅は単式1面1線と島式2面4線の、
計3面5線の高架ホームを有する神戸本線の駅である。
島式ホームは1番線が下り待避線、2番線が下り主本線、
3番線は上り主本線、4番線が上り待避線となっている。
4番線の外側にあり、同一線路の単式ホームには付番がなく、
園田競馬開催時の臨時多客時用の臨時降車専用ホームとなっていたが、
現在では使われておらず、休止状態になっている。
神戸本線は1920年7月16日に十三から、
神戸(のちの上筒井、現・廃止)までが開業、
1936年4月1日に西灘(現・王子公園)から分岐して、
神戸(現・神戸三宮)が開業、
西灘から上筒井の区間は上筒井線として存続したが、
1940年5月20日に廃線となった。
園田に駅が出来たのは1936年10月20日で、
開業当時から2面4線構造だった。
高架化されたのは1979年7月1日で、
高架駅舎はは翌年の1980年4月5日である。
園田は普通列車しか停車しない駅だが、
高架ホームで駅ビルは“園田阪急プラザ”として、
飲食店などが入っている。
園田から再び下りで塚口まで戻り、ここで駅取材する。
塚口駅は単式1面1線と島式1面2線の、
計2面3線の地上ホームを有する神戸本線の駅である。
また塚口を起点として伊丹までを結ぶ伊丹線も接続する。
単式ホームは1番線に付番、神戸本線下り神戸三宮方面が使用、
島式ホームは2番線、3番線に付番、
2番線は神戸本線上り大阪梅田方面、2番線は伊丹線が使用する。
単式ホームと島式ホームとは地下道で結ばれている。
単式ホームは画像の南口に隣接しているが、ここも平行移動ではない。
神戸本線が部分開業した1920年7月16日に、
塚口も同時に開業した。
塚口で駅取材をしてから普通列車で大阪梅田まで戻る。
ここからは京都線に乗り換えて、駅取材しながら京都を目指す。
予定では12:40発の京都本線特急に乗り込むことになっていたが、
実際に乗り込んだのは13:40発で、ちょうど1時間の遅延になっていた。