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林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

「甲種回送2007」リゾートしらかみの旅5.

2021-09-30 | 鉄道・旅行

  5.「リゾートしらかみくまげら編成」と弘南鉄道弘南線

13:21発の「リゾートしらかみ3号」は
「くまげら編成」が充当されていた。
リゾートしらかみの中でも一番新しい車両で、
その分車内も綺麗いだった。
「リゾートしらかみ3号」は1号車1番A席で、
全面眺望が自分の席からも楽しめる特等席だった。
ウエスパ椿山のを過ぎると次の深浦は停車時間が5分あり、
そのわずかな時間で駅取材する。
昼食を喰いそびれたので車内販売で
「あったけぇきりたんぽ弁当」1,200円を購入する。
正式には「加熱式きりたんぽ弁当」で、
紐を引いて発熱パックで加熱するタイプで、
添付のスープを入れてから加熱して
約8分後に食べられるきりたんぽ鍋の弁当で、
御飯はなく、鍋そのものが弁当として再生されているのは画期的だ。
加熱するのは千畳敷に停車するのを待って行うことにした。
千畳敷は3号車のみが停車する無人駅でホームだけしかなく、
津軽藩主が畳を千枚敷き詰めて宴を開いたという逸話から
その名が付いた。
10分間の停車時間の間にこの千畳敷を散策する。
太宰治や大町桂月の文学碑もあり、
みんなこの時間にちょっとした海岸散策を楽しむ。
列車に乗り遅れないように発車3分前に汽笛を鳴らして教えてくれる。
汽笛を合図に列車に戻り、きりたんぽ弁当を喰う。
鰺ヶ沢も停車時間が5分あったので駅取材する。
鰺ヶ沢から五所川原までの間、
1号車の展望ラウンジで津軽三味線の生演奏がある。
当然一番前の特等席で聴くことになる。
五所川原では8分の停車時間があったので、
跨線橋を渡って津軽鉄道のホームに行き津軽21形気動車と、
DD35型ディーゼル機関車を取材する。
この機関車には既に
「ストーブ列車」のヘッドマークが取り付けられていた。
津軽鉄道では冬季のみダルマストーブが設置された客車を牽引する。
そのほか夏には風鈴列車、秋には鈴虫列車などを走らせ、
集客に努めている。
五所川原では4号車「ブナ編成」とすれ違う。
このあと川部に停車してスイッチバックして
再び奥羽本線に入り、終点弘前まで行く。
弘前到着は15:50で、
10分の乗り換え時間で弘南鉄道弘南線に乗り換える。
弘南鉄道は1926年3月27日設立された地方鉄道で、
現在の弘南線の一部である弘前-津軽尾上間が
1927年9月7日に開業する。
1950年7月1日には弘南黒石(現・黒石)まで延伸され、
弘南線は全通した。
また弘南鉄道は1949年7月25日に設立され、
大鰐-弘前中央間を開業させた弘前電気鉄道を、
1970年10月1日に経営権の譲渡を受けて大鰐線とした。
1984年11月1日には国鉄の特定地方交通線の
黒石線の譲渡を受けたが、
1998年4月1日には廃止されている。
今回は時間の関係から終点の黒石までではなく、
途中駅の平賀まで行く。
平賀駅は農協会館と弘南鉄道本社を兼ねているため、
大きなビルだった。
ここで駅取材してから33分の待ち時間で弘前まで戻る。
予定では弘前から奥羽本線・下りで新青森まで行き、
12分で駅取材してから
奥羽本線・上りで大館まで出るつもりだったけれど、
既に平賀で駅取材している間に日は暮れていて、
弘前に戻ってきた段階で自然光での駅舎取材には限度を超えていた。
しかも後から分かったことだが、
秋田・大館フリーきっぷでは新青森までは行けないことが分かった。
そこで弘前から直接大館まで行くことになった。
大館駅は思ったよりも栄えていない感じだった。
駅前には飲食店らしいものは見受けられず、
ホテルまでに飲食店は1軒の居酒屋とモスバーカーだけだった。
ロイヤルホテル大館にチェックインして
部屋で少し休んでからカメラを持って出掛けるが、
適当な飲食店が見つからなかったので
コンビニでビールなどを買っていったん部屋に戻り、
ホテル内のレストラン「ヴィラロイヤル」で
牛肉とピーマンの炒め定食1,200円を喰う。
グラスビールが1杯付いてきた。
食事後、ホテルに併設されている温泉大浴場へ行って入浴する。
ホテルの部屋にもユニットバスが着いているが、
折角なので大浴場でゆっくりと入浴する。
部屋に戻ってビール飲みながらBS2で「猿の惑星」を観て、
11:30p.m.には就寝する。

2007/12/16 18:59

※写真:「リゾートしらかみ3号」の前面から見た五能線と日本海 撮影時刻 2007/11/17 13:49:55

初出:++RAIL/れいの日記 2007年12月16日 23:57

※転載:鉄道系SNS「++RAIL」/個人日記「れいの日記」

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「甲種回送2007」リゾートしらかみの旅4.

2021-09-29 | 鉄道・旅行

  4.「リゾートしらかみブナ編成」とウエスパ椿山

翌朝はホテルで朝食を取らないために7:00a.m.まで寝ている。
シャワーを浴びて歯を磨いてからチェックアウトするが、
既に朝食を取る時間がなくなってしまったため
そのまま秋田駅に入場する。
既にホームにはリゾートしらかみ・ブナ編成が入場していた。
リゾートしらかみは3編成が存在するが
ブナ編成は2番目に落成した車両である。
もともと1編成だけで1997年3月22日から運転されていた。
当時は1編成しかなかったために
蜃気楼ダイヤといってあきた白神から鰺ヶ沢までの、
五能線の有名観光地で乗客を降ろしてから、
再び回送して降ろした乗客を乗せて走るという、
時刻表にも乗らない運転形態を取っていた。
五能線は普通列車の運転本数が少ない上に単線で
特急や急行も走らず、
リゾートしらかみは白神山地の世界遺産登録とも相まって、
人気が爆発した。
そのためにジョイフルトレインの中でも
運転本数がダントツに多い割には、
指定席が取れない列車として有名だった。
そのため2003年4月からはブナ編成が投入され、
更に3年後の2006年3月からは
3編成目になるくまげら編成も投入され、
同時に4両編成だった第1編成を3両編成に編成変更された。
第2編成投入時から第1編成は「青池」という名称が与えられた。
「ブナ編成」、「くまげら編成」ともに落成時の旅客営業投入前の
品川駅の一般公開時に取材しているが、
旅客営業されている車両を見たのは初めてだ。
「ブナ編成」は本来木偏に“無”と書くのだが、
JIS漢字でないために表記できないのでカタカナで代用している。
リゾートしらかみ1号は08:26にあきたを発車する。
2号車のボックス席を取ったが、相席にはならなかった。
列車が発車して直ぐに車内販売が来て、
駅弁「しらかみ弁当」を購入する。
東能代で8分、能代で5分の停車時間があったため、
その時間を利用して駅舎取材する。
秋田から東能代までは奥羽本線を行くが、
東能代でスイッチバックする形で五能線に入る。
五能線は東能代から川部までの147.2kmで、
1908年7月1日に官設鉄道として
能代(現・東能代)-能代町(現・能代)が開業したのに始まり、
国鉄能代線として1932年10月14日には陸奥岩崎まで延伸した。
1918年9月25日には陸奥鉄道五所川原線が
川部から五所川原まで開業し、
1934年12月3日には深浦まで延伸した。
1927年6月1日には陸奥鉄道が国有化され、
国鉄五所川原線となった。
1936年7月30日には一気に陸奥岩崎-深浦間が開通し、
五所川原線と能代線を合わせた路線ということで
五能線という名称になった。
10:35にはウエスパ椿山に到着する。
ここまでは海岸寄りを走りながらもどちらかという
と山間地を走っているというイメージだった。
WeSpa椿山は1995年4月に開業した深浦町の第三セクター
ふかうら開発が運営している観光施設で、
近くを走る五能線の駅が出来たのは2001年12月である。
駅といっても単線の線路にホームだけがあるだけで、駅舎はない。
当然無人駅だが、リゾートしらかみが停車する時には
ふかうら開発の職員が駅長に扮し、
観光駅長として客を迎えてくれる。
コテージや温泉施設、レストラン、
それに昆虫館やガラス工房まで兼ね備えている。
国道101号線を挟んだ反対側の山頂には風力発電施設があり、
風車の隣に立つ展望台までスロープカーが設置されている。
リゾートしらかみ・青池編成をもしたデザインで、
往復で\400だが、リゾートしらかみ利用者は\100引きになる。
ウエスパ椿山に到着して直ぐに
このスロープカー「しらかみ号」で山頂に行き、
風車の丘「白神展望台」かせの眺望を楽しむ。
この展望台にはガラスのはまった室内展望台の上に、
階段で行く屋上の展望台がある。
写真を撮るために屋上まで上ったが、
しかし風車を回すほどの風が吹き抜ける場所なので、
当然激しい風の中での撮影となった。
特に海から吹き抜ける風は激しく行きも出来ないほどだった。
戻ってから静態保存されている蒸気機関車
8620型78653号機を取材し、
12:19に普通列車が到着するのを待って駅取材する。
そのあと昼食を喰おうと思ってレストラン「カミリア」に行くが
満席だったので諦め、
石鍋温泉開閉式展望温泉に入る。
ここはドーム形の開閉式温泉施設だが、
ドームが開閉されるのは4月から10月までの好天時だけで、
11月だったのでもう閉まったままになっていた。
入浴料は\500だが、リゾートしらかみ利用者は半額になる。
ここでゆっくり入浴していたら
13:21のリゾートしらかみ3号の到着が近づいていた。
慌てて出て汗をしたたらせながらウエスパ椿山駅に向かう。
それでも列車到着の5分くらい前には駅に到着する。
汗だくだったが外気は冷たく、直に汗はひいていた。
観光駅長がスタンバって、
入線してくるリゾートしらかみ3号「くまげら編成」に頭を下げていた。

2007/12/16 15:55

※写真:風車の丘「白神展望台」からみたウエスパ椿山全景 撮影時刻 2007/11/17 11:08:57

初出:++RAIL/れいの日記 2007年12月16日 23:55

※転載:鉄道系SNS「++RAIL」/個人日記「れいの日記」

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「甲種回送2007」リゾートしらかみの旅3.

2021-09-28 | 鉄道・旅行

  3.後三年の役の駅と雨の湯沢

大曲駅でゲットした駅弁を持って
12:32大曲発の奥羽本線・上りに乗り込む。
約12分の旅で後三年駅に到着する。
後三年は無人駅で取り立てて取材するべき駅ではなかったが、
「後三年の役」という歴史上の舞台になっていることから
何となく以前から一度は取材してみたいと思っていた。
駅には「後三年の役」の説明看板が立っており
以下のように書かれている。

 後三年の役

 奥羽を支配した清原氏の内紛に端を発し発した争いは、
 後に源氏の介入により後三年の役へと発展しました。
 清原家衡、武衡軍と、藤原清衡、源義家軍との戦いは、
 「雁行の乱れ」や「剛臆の座」、「鎌倉源五郎影正の奮戦」など
 数々の逸話を今に残しています。
 一〇八六年、沼の柵(横手市雄物川町)で清衡、義家軍に
 勝利した家衡、武衡軍は、
 より堅固で難攻不落といわれた金沢柵(横手市)に本拠を移し、
 ここで最後の攻防が行われることになりました。
 金沢柵の堅い守りに清衡、義家軍は
 日本史上初といわれる兵糧攻めを展開、
 堅城の誉れ高い金沢柵も一〇八七問十一月十四日、
 ついに戦火の中に落ちました。
 家衡、武衡も討ち取られここに後三年の役は集結、
 藤原清衡は北方の王者の初代として
 奥州平泉文化の基礎を築くことになります。

日本史は苦手なので後三年の役がどういうものなのか、
ここに来るまで全く分からなかったが、
奥州平泉の中心となった奥州藤原氏の誕生が
この戦いに端を発しているということだけは分かった。
それだけにこの戦いは東北の文化にとって
重要な意味があったのだろう。
駅取材をしてから大曲で購入した「秋田比内地鶏弁当」を
駅の待合室で喰う。
「秋田比内地鶏100%使用」と書かれている。
最近、比内地鶏というとどうも
“偽装”という言葉がついて回るような気がするが、
これはJAあきた北央がそういっているのだから
たぶん間違いないだろう。
確かに美味いのだが、ちょっと独特の味がすると思った。
新幹線で仙台を出た時は快晴だったのだが、
ここでは小雨が降り出していた。
59分の駅取材で13:43に後三年をあとにして
奥羽本線・上りで湯沢まで行く。
28分の移動時間だったが、
この間に雨はすっかり本降りになってしまった。
そのため、湯沢駅の取材は雨の中の撮影となってしまった。
駅に掲げられていた「駅名の由来」には以下のように書かれている。

-湯沢駅-

湯沢は、横手盆地南端の御嶽山から愛宕山麓沿いに位置しています。
御嵩山麓には、かつて七人の落ち武者が温泉を発見して
住みついたといわれる、
「湯の原」があります。
これにちなみ、湯沢の地名がついたといわれています。
また、湯沢の南にある東鳥海山麓の一支谷、金池川扇状地の
原野にも「湯の原」といい、
これにちなんだという説もあります。

14:38湯沢始発の奥羽本線・下りで1時間48分かけて秋田に戻る。
車中で爆睡してしまった。
秋田についてホテルメトロポリタン秋田にチェックインする。
入り口が分からずにアピコの案内係に訊いてようやくチェックインする。
少し休んでカメラだけを持って出掛ける。
アピコ3階の「龍苑 三龍亭」という中華専門店に入って
回鍋肉定食\950、ビール\250喰う。
回鍋肉に麻婆豆腐、中華スープ、杏仁豆腐などが付いてきた。
定食をオーダーするとビールが半額になるというので、
ビールも頼んでしまう。
ビールを飲みながらなので満腹になってしまい、
少し休んで買い物などしてホテルに戻り、
テレビを見ながらまたビールなど飲む。

2007/12/16 11:53

※写真:後三年駅に停車中の701系N8編成 撮影時刻 2007/11/16 12:49:28

初出:++RAIL/れいの日記 2007年12月16日 23:54

※転載:鉄道系SNS「++RAIL」/個人日記「れいの日記」

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2021-09-27 | 更新情報

「REI RINGONO status」を第172回更新しました。

「飲食店ブログ記事」の「千葉県」に木更津「ラーメン道 房州」を新規公開いたしました。

http://status.garyoutensei.com/


「Station-駅から始まる物語」を第1410回更新しました。

11.JR山手線大塚駅を加筆修正および画像追加いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名標コレクション」を第300回更新しました。

「ふ」に名鉄河和線富貴駅を新規公開いたしました。

http://signboard.gionsyouja.com/


「電車」を第642回更新しました。

大手私鉄の西武鉄道に「30000系新宿線『スマイルトレイン』」の画像を添付いたしました。

http://train.bokunenjin.com/

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2021-09-26 | 更新情報

「Station-駅から始まる物語」を第1409回更新しました。

253.JR京葉線新木場駅を加筆修正および画像追加いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名標コレクション」を第299回更新しました。

「う」に名鉄知多新線内海駅を新規公開いたしました。

http://signboard.gionsyouja.com/


「電車」第641回更新しました。

「直流」の近郊形に「JR東日本E131系電車」を加筆しました。
大手私鉄の西武鉄道に「40000系新宿線」の画像を添付いたしました。

http://train.bokunenjin.com/

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2021-09-25 | 更新情報

「駅名標コレクション」を第298回更新しました。

「い」に名鉄犬山線岩倉駅を新規公開いたしました。

http://signboard.gionsyouja.com/


「気動車」を第862回更新しました。

第三セクターの長良川鉄道にナガラ300形ナガラ302の画像を添付いたしました。

http://dieselcar.bokunenjin.com/

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「甲種回送2007」リゾートしらかみの旅2.

2021-09-24 | 鉄道・旅行

  2.真夜中の予約と大曲での途中下車-旅の始まり

11月16日金曜日に有給休暇を取り、
いよいよリゾートしらかみの旅を実行に移そうとした前日、
17日に宿泊を予定していたロイヤルホテル大館に
予約を入れていないことに気付く。
まさしく目が点になってしまった。
翌朝は06:33の始発電車に乗るため、
5:30a.m.に目覚まし時計をかけていたが、
寝る直前にそのことに気付いて慌ててパソコンを立ち上げ直し、
改めてホームページ経由でロイヤルホテル大館に予約を入れた。
予約完了の返事のメールが来たのは、
真夜中というよりは、むしろ当日の早朝に近い3:26a.m.だった。
そのため睡眠時間が2時間になってしまった。
5:30a.mに目覚ましをかけたのだが、
起きられたのは6:00a.m.を過ぎてからだった。
06:33の幕張駅始発電車で御茶ノ水まで行き、
中央快速で東京駅まで行く。
ここで少し車両取材し、
更に東海道線のホームで入線してきた湘南ライナーの車両取材をする。
以前、少し遅めの新幹線に乗ろうとした時、
新幹線ホームの駅弁がほとんど売り切れていたことがあったので、
今回は新幹線改札口をくぐる前に駅弁を購入することにした。
NREの売店で
「秋の吹き寄せ弁当 秋露のささやき 平成十九年」\1,300と
ペットボトルをお茶を購入する。
この弁当は毎年春と秋にそれぞれ期間限定で発売される
NREの名物弁当で、
今年の秋のお品書きには以下のように書かれている。

吹き寄せ弁当 秋露のささやき ~平成十九年~
   ~おしながき~

鯵南蛮漬焼
玉子焼
有頭海老煮
秋味きのこ和え
秋刀魚旨煮
笑い栗
翡翠銀杏串
零余子真丈
炊き込み御飯
 (契約栽培農家による有機認証米 秋田県産 あきたこまち使用)
 松茸
 赤とんぼ人参
季節の煮物
 海老芋六万
 がんも
 秋茄子
 木の葉南瓜
 絹さや
椎茸海老詰揚げ
タコ唐揚げ
蓮根天ぷら
舞茸天ぷら
青唐素揚げ

駅弁をゲットして安心して新幹線ホームに上がり、
少し車両取材などをしてから「こまち7号」の入線を待って
指定席に乗り込む。
予約していたのは15号車13番A席である。
当然のことながら、駅弁を喰って爆睡してしまった。
仙台に入線する手前まで爆睡していたが、
さすがにそこから先は眠れずに起きていた。
盛岡に入る直前にファステックCH360S、E954形とすれ違う。
噂には聞いていたが、実際に目にしたのは初めてだった。
もちろん、写真を撮る余裕などは全くなかった。
盛岡から「はやて7号」と分離して田沢湖線に下りる。
田沢湖線は本来は在来線なのだが、
「こまち」直通のために標準軌に改軌され、
在来線普通列車の701系も田沢湖線用は標準軌対応となっている。
田沢湖線に入っていきなり踏切を通るとちょっと違和感を感じる。
今までは新幹線に乗っているという感覚で
その感覚のまま在来線を走っているわけで、
新幹線にあるはずのない踏切がいきなり車窓に流れていくと
やはり変な感じだ。
「こまち」は田沢湖線に下りた途端、普通の特急電車に成り下がるのだ。
しかも上り列車とのすれ違いのため、無人駅で停車したりもする。
完全に新幹線の領域から逸脱している。
そして「こまち7号」は大曲に到着する。
指定席は秋田まで取っていたが、
旅の計画は大曲で下車することになっていた。
大曲での停車時間は23分で、
その間に駅取材をして昼食のための駅弁を購入する。
大曲では新幹線ホームにしか駅弁を売っている場所がなく、
いったん出てしまったが駅員に断って
駅弁を購入するために新幹線ホームに入れて貰う。
購入したのは「秋田比内地鶏弁当」\1,100だった。

2007/12/10 01:24

※写真:JR東京駅に停車中の秋田新幹線「こまち7号」 撮影時刻 2007/11/16 08:23:34

初出:++RAIL/れいの日記 2007年12月16日 23:51

※転載:鉄道系SNS「++RAIL」/個人日記「れいの日記」

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2021-09-23 | 更新情報

「REI RINGONO status」を第171回更新しました。

「飲食店ブログ記事」の「千葉県」に船橋ラーメン横丁「横浜六角家」を新規公開いたしました。

http://status.garyoutensei.com/


「Station-駅から始まる物語」を第1408回更新しました。

703.JR山陽本線下関駅に画像追加いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名標コレクション」を第297回更新しました。

「と」に名鉄三河線豊田市駅を新規公開いたしました。

http://signboard.gionsyouja.com/


「旅の徒然に」を第619回更新しました。

「全国普通鉄道 乗り潰しの旅」に「リハビリとリベンジ-東京地下鉄完乗の旅」を公開いたしました。

http://ringono.web.fc2.com/

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「甲種回送2007」リゾートしらかみの旅1.

2021-09-22 | 鉄道・旅行

  1.五度目の正直-幻の指定席購入

それはおいらにとってまさしく幻の指定席券だった。
過去に4度もリゾートしらかみの旅を企画し、そして失敗してきた。
最初は2004年10月で、
その時は一時中断していた三連休パスが復活し、
1泊3日での計画を立てた。
1日目は日帰りで「きらきらうえつ」の旅を楽しみ、
2日目に「こまち1号」で秋田入りし、「リゾートしらかみ3号」に乗る。
その頃はまだ2編成しかなかったため、
「・・・3号」は蜃気楼ダイヤを実施していた。
蜃気楼ダイヤとは一端通り過ぎた列車が
蜃気楼のように再びやって来るというダイヤである。
観光名所の駅で次々と乗客を降ろしていったあとに、
逆戻りして再び同じ観光名所の駅を
今度は乗客を乗せて走るというものである。
鉄道というものは本来速達ということに重点を置く傾向にあるが、
この列車は敢えて逆走することで
1本の列車で途中下車を堪能できることになっている。
ウエスパ椿山で下車して
蜃気楼ダイヤで再び「リゾートしらかみ3号」に乗車し、弘前まで行く。
弘前で一泊して3日目は木造や五所川原からの津軽鉄道を堪能して
「つがる」、「はやて」で帰る。
しかしこの計画は実際に三連休パスを購入する前に
断念することとなった。
秋の行楽シーズンの三連休ということもあって、
弘前でのホテルが押さえられなかったのである。
大鰐温泉、青森にまで範囲を広げてみたが、
結局全てのホテルが満室だった。
そのためこの計画は中止した。
そして2度目のリゾートしらかみの旅の計画は、
翌年の2005年に計画された。
リベンジの意味合いもあって
予定の3ヶ月前の7月には弘前のホテルを押さえ、
ほぼ同じ日程で計画を立てた。
1日目の「きらきらうえつ」の指定席を取れたものの、
やはり「リゾートしらかみ3号」の指定席が取れなかったのである。
結局この年は計画を変更し、
2日目は秋田から奥羽本線を取材し、
大鰐温泉から弘南鉄道大鰐線で弘前中央に出て、
五能線で五所川原まで行って宿泊し、
3日目に津軽鉄道で金木まで行って帰るという計画を実行した。
しかしどうしてもリゾートしらかみの旅を実行したくて、
翌年、2006年9月の三連休で三度リゾートしらかみの旅を企画した。
この時は三連休パスで0泊3日の旅を企画し、
その前日に別料金を払って
寝台特急「あけぼの」の秋田入りすることにした。
1日目は「リゾートしらかみ1号」でウエスパ椿山に行き、
「リゾートしらかみ3号」で弘前まで来たらそのまま直ぐに、
「つがる30号」で八戸、「はやて30号」で東京まで帰ってくる。
2日目は「SLばんえつ物語」の旅、
3日目は「さんりくトレイン宮古2号」と
「さんりくトレイン宮古1号」の旅を楽しむ。
しかしこの企画は2006年7月13日に起きた集中豪雨で、
羽越本線小岩川-あつみ温泉で土砂崩れが発生し、
「あけぼの」を含む羽越本線を走る長距離列車が
全て運休となってしまった。
この計画では「あけぼの」での前乗りは必須であり、
そのために中止せざるを得なくなってしまった。
三度目の正直が二度あることは三度あるということになってしまった。
そして今年も懲りもせずにリゾートしらかみの旅を企画した。
今年はそれまでの三連休パスを利用した旅から、
新しく登場した“秋田・大館フリーきっぷ”を利用した旅に切り替えた。
三連休パスは三連休の時にしか発売されないが、
この“秋田・大館フリーきっぷ”発売期間の制限がないため、
普通の土日にも利用できる。
五能線は全区間がフリーエリアなので、
追加して指定席券だけ購入すれば「リゾートしらかみ」を利用できる。
そこで11月9日金曜日から11日日曜日の3日間で、
2泊3日の旅を企画した。
1日目は秋田新幹線で前日入りし、
2日目に「リゾートしらかみ1号」と「リゾートしらかみ3号」で
五能線を完乗し、
3日目に再び秋田新幹線で帰る。
今年こそはリゾートしらかみの旅を決行しようと思った。
しかし「・・・3号」の指定席は取れたものの、「・・・1号」は満席だった。
せっかく新しい切符で取りやすい時に企画したにもかかわらず、
やはり“リゾートしらかみ”の指定席券は幻に終わってしまった。
だが、よく考えてみると
この切符は期間が決まっているわけではないので、
その翌週でも良いわけである。
無理は承知の上で翌週にもう一度申し込んでみた。
通算5度目のリゾートしらかみの旅の企画である。
無理だと思っていたら、なんと「・・・1号」も「・・・3号」も指定席が取れた。
・・・取れてしまった。
そこで急遽「秋田・大館フリーきっぷ」を指定席券売機で購入し、
同時に新幹線の指定席も同時に取り、
翌日には帰りの新幹線の指定席も取った。
そして以下のような計画を立てた。

11月16日(金)

06:33幕張※-総武緩行線・下り621C(48)-07:21秋葉原[4]
07:25秋葉原-京浜東北線・南行775A(5)-07:30東京[58]
08:28東京※-秋田新幹線「こまち7号」(216/3:36)-12:04大曲[23]
12:27-32大曲-奥羽本線・上り440M(12)-12:44後三年[59]
13:43後三年-奥羽本線・上り2442M(28)-14:11湯沢[27]
14:38湯沢※-奥羽本線・下り445M(108/1:48)-16:26秋田

 ※ホテルメトロポリタン秋田チェックイン

11月17日(土)

 ※ホテルメトロポリタン秋田チェックアウト

08:26秋田※-「リゾートしらかみ1号」(128/2:08)
                     -10:34ウエスパ椿山[166/2:46]
 ※ブナ編成
 ※東能代09:17-25[8]
13:20ウエスパ椿山-「リゾートしらかみ3号」(150/2:30)-15:50弘前[10]
 ※くまげら編成
 ※千畳敷14:02-12[10]
16:00弘前-弘南鉄道弘南線35(13)-16:13平賀[33] \330
13:36平賀-弘南鉄道弘南線38(13)-16:49弘前[20] \330
17:09-12弘前-奥羽本線・下り657(38)-17:50新青森[12]
18:02-03新青森-奥羽本線・上り666M(96/1:36)-19:39-52大館

 ※ロイヤルホテル大館チェックイン

11月18日(日)

 ※ロイヤルホテル大館チェックアウト

07:45-47大館-奥羽本線・上り1634D(20)-08:07鷹ノ巣[21]
08:28鷹ノ巣-奥羽本線・上り3936D(63/1:03)-09:31井川さくら[30]
10:01井川さくら-奥羽本線・上り2630M(31)-10:32秋田[44]
11:16秋田※-男鹿線・下り1131D(58)-12:14男鹿[16]
12:30男鹿※-男鹿線・上り1134D(61/1:01)-13:31秋田[34]
14:05秋田※-秋田新幹線「こまち20号」(243/4:03)-18:08東京

この予定に沿ってメトロポリタン秋田にネット経由で予約を入れた。
これでリゾートしらかみの旅をようやく実行できると思った。
しかし直前の天気予報では、
秋田や青森は3日間とも雨の予報になっていた。
これは厳しい取材になるかもしれないと思った。

2007/11/20 22:16

初出:++RAIL/れいの日記 2007年12月16日 23:49

※転載:鉄道系SNS「++RAIL」/個人日記「れいの日記」

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「甲種回送2007」小田急「ファミリー鉄道展2007」

2021-09-21 | 更新情報

昨日、小田急の海老名総合基地で開催された、
「ファミリー鉄道展2007」に参加する。
午前中、別の用事があったため、
終わってから横須賀線直通の総武快速線で横浜まで行き、
相鉄本線で終点の海老名まで行く。
この段階で1:00p.m.を回っていた。
会場に行くと車両展示会場に入場するための列がゲート手前まで出来ていて、
係員の説明では1時間待ちとのこと。
今回は小田急開業80周年記念ということで、
初代ロマンスカーの3000形SE、SEEが屋外展示されるということで、
これは撮影しないわけにはいかない。
同じく3100形NSEや7000形LSE、
そしてデビュー前の60000形MSEが展示されていた。
撮影時間は5分程度で非常に短く、
その時間だけで4両の十分な撮影は難しかったが、
待ち時間のことを考慮するとこれ以上長くは出来ないのかもしれない。
あっという間の撮影で、少し物足りなさを感じたが、
それでもわざわざ海老名まで来た甲斐があったという気はした。

初出:++RAIL/れいの日記 2007年10月21日 20:29

※転載:鉄道系SNS「++RAIL」/個人日記「れいの日記」

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ホームページ更新

2021-09-20 | 更新情報

「REI RINGONO status」を第170回更新しました。

「飲食店ブログ記事」の「千葉県」に姉ヶ崎「田中屋」を新規公開いたしました。

http://status.garyoutensei.com/


「Station-駅から始まる物語」を第1407回更新しました。

788.水島臨海鉄道水島駅を加筆修正および画像追加いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名標コレクション」を第296回更新しました。

「さ」に名鉄三河線猿投駅を新規公開いたしました。

http://signboard.gionsyouja.com/


「REI RINGONO Railway Encyclopedia」を第595回更新しました。

「ディーゼル機関車 図鑑」にDH300形22号機を公開いたしました。

http://encyclopedia.shikisokuzekuu.net/

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ホームページ更新

2021-09-19 | 更新情報

「Station-駅から始まる物語」を第1406回更新しました。

786.JR伯備線総社駅に画像追加いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名標コレクション」を第295回更新しました。

「へ」に名鉄三河線碧南駅を新規公開いたしました。

http://signboard.gionsyouja.com/


「林檎乃麗鉄道写真館」を第399回更新しました。

「鉄軌collection_2008」に1データを新規公開いたしました。

http://reiringono.gooside.com/


「電車」を第640回更新しました。

中小私鉄の流鉄に「5000形流山線『さくら』」の画像を添付いたしました。

http://train.bokunenjin.com/

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ホームページ更新

2021-09-18 | 更新情報

「駅名標コレクション」を第294回更新しました。

「ゆ」に会津鉄道会津線湯野上温泉駅を新規公開いたしました。

http://signboard.gionsyouja.com/


「気動車」を第861回更新しました。

JR一般形にキハ25-1006の画像を添付いたしました。

http://dieselcar.bokunenjin.com/

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ホームページ更新

2021-09-17 | 更新情報

「REI RINGONO status」を第169回更新しました。

「飲食店ブログ記事」の「千葉県」に姉ヶ崎「器覗」を新規公開いたしました。

http://status.garyoutensei.com/


「Station-駅から始まる物語」を第1405回更新しました。

65.JR東海道本線東京駅を加筆修正および画像追加いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名標コレクション」を第293回更新しました。

「あ」に会津鉄道会津線芦ノ牧温泉駅を新規公開いたしました。

http://signboard.gionsyouja.com/


「ライトレールの時代」を第171回更新しました。

岡山電軌軌道を更新しました。

http://lightrail.nekonikoban.org/

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「甲種回送2007」幻の“リゾートしらかみ”

2021-09-16 | 鉄道・旅行

一昨日、11月10日のリゾートしらかみ1号と、
リゾートしらかみ3号の指定席を取ろうとした。
金曜日に有休を取り、秋田に前乗りして1号に乗ろうと思ったのだ。
しかし3号の指定席をとれたのだが、1号は満席だった。
とほほ・・・。
「リゾートしらかみ」の旅は既に3年連続して企画し、
全てきっぷが取れずに失敗した。
3度目の正直という言葉があるけれど、
4度目もうまくいかなかった。
「リゾートしらかみ」がまだ1編成しかなかった頃、
“蜃気楼ダイヤ”というのがあったけれども、
ダイヤグラムより切符そのものが蜃気楼のような気がしてきた。

初出:++RAIL/れいの日記 2007年10月12日 22:39

※転載:鉄道系SNS「++RAIL」/個人日記「れいの日記」

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