2024年10月10日日曜日から1泊2日で、
北陸新幹線敦賀延伸の未乗車区間である、
小松から敦賀までの乗り潰しと、
北陸本線から分離された並行在来線のうち、
福井県内の区間を引き継いで誕生した、
ハピラインふくいの乗り潰しと駅取材に出掛けた。
事前の計画では大土呂で駅取材してから福井経由で芦原温泉に行き、
ここで駅取材を兼ねて「まえだ屋」という食堂で昼食をと取ることにしていた。
しかし計画ミスで武生から敦賀までの乗り潰しが漏れていて、
行きの新幹線の車内で急遽予定を組み直し、
大土呂での駅取材を断念した。
そのため事前の計画では11:33到着になっていたが、
実際は約1時間前倒しの10:34到着になってしまった。
しかし店の前に行くと既にシャッターは開いていた。
店の前には鴨なん、永平寺、海老天ぷらの蕎麦を紹介したポップがある。
その下にはソースカツ丼も紹介されていた。
ソースカツ丼は夕食に喰う予定だったので、
蕎麦のメニューの中から、永平寺をチョイスすることにした。
店の前のショーウインドには食品サンプルが飾られており、
永平寺そばには「越前の味 秘伝のつゆ」と書かれている。
入店すると店内には電気が付いておらず、
店員の高齢の女性に「大丈夫ですか?」と声を掛けると電気を付けてくれた。
まだ一部のポップが店内に残っていて、
開店準備の途中だったようだ。
テーブルのメニュー表には、
表にめん類18種類、丼物7種類、お飲み物17種類。
裏面には定食12種類、洋食7種類、お好み料理18種類が載っていた。
その中で入店前に決めた通り、永平寺そばを注文することにした。
店員に「永平寺そばとは何ですか?」と訊いてみると、
「野菜天です。」と云っていた。
それで精進料理の意味で福井の有名な寺院の永平寺の名を冠したのだろう。
“冷”と“温”があり、寒い時期なので“温”でオーダーした。
テーブルの隣にはかなり古いビールのポスターが貼られていた。
「2001年アサヒビールイメージガール出川紗織」と小さく書かれていた。
23年前のポスターがまだ貼られているということだ。
“温”をオーダーしたが、つけ蕎麦タイプが運ばれてきた。
イメージとしては“温”は丼につゆが入っているものだったが、
実際はつゆと蕎麦が温められているというものだった。
それでも温かい蕎麦で身体が温まる。
つけ汁は甘めで独特の味があり、美味しかった。