梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

「暴力とうんち」の韓国映画

2014-10-17 06:54:39 | 日記
   九月初めに続き10月半ばも体調が優れず、無気力・半寝込み状態に陥っています。気がついたのは、季節の物というのは、実にその季節にマッチしているのだということでした。まともな物を体が受け付けず、梨を主食のように食べていたのですが、気温が低下した昨日もまた梨を食べていたら、体が一気に冷えて、体調が更に低下し、起きていることができなくなりました。リンゴが沢山出回るようになり、これからはリンゴを食べろというサインなのでしょう。それにしてもこんな状態で、もうすぐ訪れる冬を乗り切れるのかどうか、自信を喪失しています。

体調が優れないときには、時間つぶしと韓国語のブラッシュ・アップを兼ねて韓国ドラマを見るというのが私の定番の過ごし方になりますが、今回鑑賞したのが、「放課後の屋上」という映画。とある高校に転校してきた不細工で何のとりえもない男子高校生が、不良グループに取り囲まれている美人生徒を助けようとしたために番長ににらまれ、転校初日だというに、「今日の放課後屋上へ来い。」と脅されます。「逃げたら殺す。まあ、逃げなくても殺すけどな。」

彼はあの手この手の、実にせこい手口を使ってこの難を逃れようとするのですが、一つも成功することなく、結局放課後に屋上に上がることになります。映画は転校生の恐怖の一日を、コメディータッチで描いています。ストーリーに特に新鮮味はなく、お決まり通り最後は生徒たち全員が立がって番長をやっつけるという結末に至るのですが、鑑賞中、結局これですか、と感動すら覚えるのが、定番ともいえる要素の連発です。

① 暴力:韓国の学園ドラマには圧倒的にいじめと暴力が満ちているような気がします。恐らく実際の学校生活を反映しているのだとしか思えません。時々報じられるいじめのすごさは、日本の比ではありません。弱い者は徹底的にたたく、というのが韓国人の国民性です。女同士、泳げない女の子を(なぜ泳げないかは以前書きました。)素っ裸にさせて冬の海に飛び込ませるという事件は記憶に新しいところです。
  大ヒット作で、最近再び日本で公開された「チング」という作品など、終始暴力と退廃が描かれており、二人の男の友情と悲劇のように見えなくもありませんが、だから何なんだ?何の意味があるんだ?というのが私の正直な感想でした。韓国人は本音では暴力が好きなのではないか?という疑問が湧いてきます。私が見る限り、韓国映画で最も精彩があるのは、やくざ映画です。

② トイレ:この映画は要所・要所で何度も何度もトイレが登場します。それも、便器に座っている姿が多いのです。隣の個室から流れてくる臭いで、そこに昔の友達がいることに気づいたりします。主人公が話の流れと周囲の誤解で、番長に対抗して校内に平和をもたらす英雄と誤解されたことを象徴する場面も、行列ができているトイレで、他の男子が彼に順番を譲るという形で表現されています。
韓国人の大好きな「とっても臭いオナラ」も忘れてはいません。以前見た映画では教室で女子が男子のお尻をズボンの上から思い切り蹴飛ばすと、靴の先に黄色い塊がついてくるという、場面がありましたが、韓国人の「うんち好き」は徹底していますね。

   糞便は、かつては(今はどうなのか知りませんが)薬用に大真面目で用いられていました。それも汲んできたものをそのまま飲ませるのですから、その蛮勇には恐れ入ってしまいます。韓国ドラマには漢方医学が大変発達していたような描写が多いのですが、つぶさに見ていると、たまに「本音」のところがぽろりと漏れていたりします。

   このブログで韓国人と糞便について取り上げたのは一体何回目でしょう。それでも新しい映画でお目にかかるたびに、ついつい書いてしまいます。韓国人の「うんち愛」は1,000年後も続くのでしょうか。いや、その前に中国の自治領か何かになってしまいそうな気がしないでもありませんが。