重松清『星のかけら (新潮文庫)』
★★★☆☆
【Amazonの内容紹介】
それを持っていれば、どんなにキツいことがあっても
耐えられるというお守り「星のかけら」。
ウワサでは、誰かが亡くなった交通事故現場に
落ちているらしい。
いじめにあっている小学六年生のユウキは、
星のかけらを探しにいった夜、
不思議な女の子、フミちゃんに出会う――。
生きるって、死ぬって、一体どういうこと?
命の意味に触れ、少しずつおとなに近づいていく
少年たちの物語。
****************************************
なんか、重松さんの作品にしては
ふわっとしてるな~。
いろんな要素が入っていて、
ちゃんとつながってるし、
それぞれの解決もなされてるんだけど、
ひとつひとつについてあまり深堀りは
されない。
雑誌『小学六年生』の掲載されていたとのことで、
読者層にあわせたのかもしれないけれど。
児童書、あっさり&ふわっとしてるのが
多い気がするんだけど、
子どもに処理できる容量みたいなものがあって、
それにあわせた結果そうなっているのかな。