金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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75:愛川純子 『セクシィ仏教』

2018-10-27 21:50:14 | 18 本の感想
愛川純子『セクシィ仏教』(メディアファクトリー新書)
★★★★☆

【Amazonの内容紹介】

お釈迦さまの教えをわかりやすく伝える「仏教説話」は、
スキャンダラスな事件の宝庫だった! 
禁じられた初体験の悦びを、思わず仏さまに報告してしまう尼、
愛欲に身を焦がした末に鬼と化す僧・・・・・・。
煩悩に翻弄される人々を温かく見つめる、性愛の仏教説話集。
イラストは鬼才・田中圭一氏。

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図書館で見つけ、
「『セクシー』と『仏教』の取り合わせって……?」
と興味を持って読んだ。
仏教説話から、性に関するエピソードを集めて
紹介したもの。
おもしろかった。
戒を破りながらもわりとあっけらかんとしている人物が
多いので、いやらしさをあまり感じない。

天台宗に「これは男色じゃないもんね!」といいながら
少年を毒牙にかける「稚児灌頂」という儀式が
あったそうだけど、そのマニュアルが生々しい……。
男女関係なく、子どもに手を出すのは気持ち悪いよ~。


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