れら工房BLOG

2004年の夏に引っ越して、れら工房をオープンしました。
ブログを始めて10年以上が過ぎました。

炭焼き

2006-04-30 20:30:50 | エコロジー&スローライフ
いつか、どこかで炭焼きを見学したいと思っていたのです。

なないろ畑のKさんが参加するということで、では私も行ってみようかということになりました。

昨日と今日、野津田公園のやまならし広場で、おおまかにみることができました。
「おおまかに」というのを言い換えると、1泊2日で参加した方々はかなりの工程を体験できたわけですが、私は通いでしたので、しかも、朝早くから到着するのはとても無理といういつものパターンです。
でも、そのように部分的にでも、見ることができて、すばらしい体験でした。

写真は木酢液を採る装置です。(29日撮影)
炭を焼いている間に出てくる煙を竹筒に流し、そこからたれてくる液を採取しています。

長い竹の節をとって、竹筒を作り、支柱を組み立てるのをみました。
昨日は曇り一時雨でしたが、今日は好天に恵まれ、できた炭で作ったご馳走を食べました。
ご飯を俵型に握り、朴葉で包んだものは初めて食べました。
竹の子のスライスもありました。その他いろいろ。


炭焼きの合間合間にお話もあり、2日目には参加者の自己紹介と鶴見先生の自己紹介もありました。
愛媛で、石鹸を使用しない生活を実践されているというお話をうかがい、もっとその先を聞きたくなりましたが・・・本を読めばよいのですよね!

~~~~~チラシの抜粋です。

おはなし「炭焼きの現代的意義」
講師: 鶴見武道氏 愛媛大学助教授・「えひめ千年の森をつくる会」会長

風が通り抜ける雑木林と広い原っぱ、なだらかな丘と畑。
野津田公園の東側24ヘクタールには、そんな懐かしい風景が残っています。そして、その一帯は縄文時代人々が暮らしていた場所。遺跡が数多く発掘されました。この地で自然と強く結びついた人々の暮らしを学びたいと、私たちは様々な実践を続け市に提言を重ねていますが、今回は最も原始的な炭焼き法「穴焼き」「伏せ焼き」にチャレンジします。「伏せ焼き」は、穴を掘り、炭材を並べ、煙突を立て、落ち葉を詰め、トタン板を乗せ、土をかぶせ・・・と、素朴な工程。点火後は煙の色を目で確かめながら、窯口を小さくしたり、窯口を閉じたりの作業を一晩掛けて行います。より原始的な「穴焼き」と比べ、気づかされること…それは炭窯の原点。作業の一つ一つを五感で感じながら、そんな「原点」を学びたいと思います。是非、ご参加ください。子供達の参加、大歓迎です!


主催は「里山体験 野津田・雑木林の会」という団体です。


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それにしても、野津田公園へは10数年ぶりのような気がします。
バスの終点、野津田車庫でおりて、初日はうろうろ迷って、神学校側から登った。
今日は歩行者専用道路を登り、こもれびの路を通ってやまならし広場に到着。

次回はいつになるだろう?
今年中にもう一度、野津田公園へ行ってみたい。
もしかして11月3日に!